授業を終えるたび、周りの世界がどんどん遅くなっていくように感じることができた

　 ＳＥＧ「速読による能力訓練」Ｆ3ターム（8/17～8/21）から、中3・高1男子3名のコメントとスコアです。

       ■能力訓練の帰り、電車の広告がスラスラ読めてしまった。あまり必要のない情報だが、これにより、電車内での読書で気が散ることもなくなった。授業を終えるたび、周りの世界がどんどん遅くなっていくように感じることができた。全ては目の動きが速くなったせいだと思う。まるで、アナログテレビの電波が地デジ用の電波になったかのように、圧縮された情報が大量に入ってきた。 

  　 「最終5回目の主なスコア」数字ランダム52・59・60　漢数字一行三→1,700、一→1,320、九→1,030　たて一行ユニット104・116　ロジカルテストＣ10/19・8/22　イメージ記憶14/40（1分30秒）、26/40（1分30秒）倍速読書7,200字/分・理解度Ａ（初速1,333字/分・Ａ）　―千歳 中3男子―

　「全ては目の動きが速くなったせい」は、ちょっと違いますが、目がよい彼の表現らしいです。

　効果的な訓練に、漢数字一行パターンシート。

　理由は、「初日は、右から目を通すたびにターゲットを探さなければいけませんでしたが、段々、数字の方から目に飛び込んできてくれて、右から左へ目をスライドさせなくなったから」

　こちらの方が、彼の言いたいことが伝わってくるはずです。



　    ■訓練にはいろいろな種類のものがありましたが、全てすごく考えられて作られた訓練だなと感じました。しかし最も強く感じたことは、先生がかなりの授業準備をしているということです。記録カードでも感想をものすごく時間をかけて書いているということも分かります。5日間という短い期間だったけれど5日前より変わることができたと思います。

 　  「最終5回目の主なスコア」数字ランダム31・31・33　漢数字一行三→392、一→245、九→201　たて一行ユニット49・56　ロジカルテストＣ11/15・17/18　イメージ記憶8/40（1分30秒）、19/40（1分30秒）倍速読書8,400字/分・理解度Ａ－（初速1,440字/分・Ａ－）　―攻玉社 中3男子―

　「かなりの授業準備」というのは、ある意味正解です。彼らが余分なことを考えないでも済むように、アレコレと準備はしています。

　「感想をものすごく時間をかけて書いている」は、違います。これは、ほとんど一瞬です。速いです。

　好きな作家は？　には、「なんでも読みます」。好きな分野は？　にも「なんでも読みます」と。

　たしか4日目だったと思いますが、休み時間、厚さ5センチを超える洋書を両手に持って、睨んでいる姿を見つけました。

　この学校からは、ときどき面白い子に出会います。



　     ■目の動き、文章の認識速度が速くなったなと実感できるようになった。もっとやりたいと思う。　

      「最終5回目の主なスコア」数字ランダム36・39・36　漢数字一行三→864、一→636、九→387　たて一行ユニット64・66　ロジカルテストＣ15/17・15/18　イメージ記憶15/40（45秒）、27/40（45秒）倍速読書14,400字/分・理解度Ａ－（初速1,700字/分・Ａ－）　―慶應義塾 高1男子―

　イメージボード16連勝！

　何よりこの子の素晴らしいのは、こちらから目を離さない、そらさないことです。高1などととても思えない表情、大人びた媚のない目つきで直視してきます。 

　「短時間で本を読めるようにして、今よりももっとたくさんの本を読めるようにしたい」が、彼の受講目的でした。

　今年の夏期講習は、すべてが午後5時15分からスタートする夜のターム。

　そのため、どうしても男子の受講が多く、コメントも女子よりも男子の方が多くなっています。これからは、午後イチスタートの時間を増やすとか、もう少し考えないといけません。反省点です。　　　真







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