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クリエイト速読スクールブログ
人の文章を読むことが重要なのだと学んだ
第66期文演(16/9/24~12/3)アンケートです。
きょうは、2016-10-26 「疲れているときほどクリエイトに行くようにしています」のMさんです。
Mさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 学生時代、よく学内外の読書感想文コンクールに応募していた。本を深く読んで、作者の意図をわかりたい。そしてそこから感じたものを表現したい。そんな思いがあった。自分の気持ちを言葉で伝えることが苦手な私は、文章で伝えることへの執着が強い。なのに、それもいっさい上手くいかなかった。伝えたい気持ちは確かにあったはずなのに、文章にした途端に消えてく。いつも薄っぺらい感想文ができあがる。それはなぜなのか理由が知りたかった。もっとちゃんと文章をわかるようになりたい。自分の気持ちを上手に伝えられるすべを学びたい。そんな動機があって、文演を受講した。※と言っても、ほんとのところは単純におもしろそうだなと思って参加を決めたのが大きいです。(笑)
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 文章は個人が思いのままに書いてこそその人の内面が表現されるのだと思っていた。だがそれだけでは伝わらないことを知った。最低限のルールや常識を知らない限り、読み手に自分の意図を正しく伝えることはできない。文章を書く上では知るべきことがしっかりとある。そしてそれを知るためには、自分で文章を書くことよりも先に、人の文章を読むことが重要なのだと学んだ。文章を書いても書いてもうまく書けず、ずいぶん苦しんだが、これらのことを知っていれば違ったかもしれない。もったいないことをしていたな、と思った。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 最終的なゴールが要約だということに少々もの足りなさを感じた。もっと個人を表現できる課題だったら良かったのに、と思った。
A.3-2 「授業後」 同じ題材、同じ字数制限で要約をするのに、人によってこんなに個性があらわれるとは思わなかった。自分の要約も他の人たちの要約も、並べて見てみるとそれぞれの性格がよく表れているようで、おもしろい。この人はこういう人なのかなぁと想像できたり、こういうところいいなぁ、という発見があったりして、受講者全員の要約を飽きずに何度も何度も読んだ。また、人の要約と比べてみることで、自分の良くないところがよくわかって、非常に勉強になった。文章を読み、感じ、大切なポイントを選び、つむぐ要約は、奥が深いと思った。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 10代から20代はじめのころ、私がいつも本を懸命に読み、懸命に感想文を書いていたのは、人とつながりたかったからだと思っている。人の気持ちをわかりたいし、自分の気持ちを伝えたい。共感したい。誰かと一緒に感動したい。深くわかりあいたい。それがかなうのが文章だと、改めて思った。文章は人と人を深いところでつなげることができる。これから先も文章にふれ続けることで、きっと人とつながるすべを身につけていくことができると思う。それに、文章を通じていい仲間を見つけていけるんじゃないかな、とも。そう思うとわくわする。
あっという間の2か月ちょっとでしたが、たくさんの気づきがあってとても楽しかったです。どうもありがとうございました。
Q.4に対してのAnswerは、Mさんの鼓動というか知的なリズムがあって好みです
Mさんは、文演終了後も通っています。
最新受講は、1月20日(金)の受講38回です。
きょうから第67期文演です。
緊張もありますが、まずは、フルメンバーそろうかが心配であります。 真
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A1、A2の内容はほんとに共感できると思いました。
よく見ると以前の記事にもコメントしてるんですね。