第69期文演(18/1/13~3/10)アンケートです。
きょうは、放送作家のYさんです。
すでに、2018-01-21「活字に対するハードルは間違いなく低くなっている」・2018-02-25「これまでのやり方では歯が立たなくなった」と2回、ブログに登場いただいています。
Yさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 普段、放送メディアで文章に関わる仕事をしているが、活字媒体での文章の書き方も勉強してみたいと思い、受講した。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 放送用の台本やナレーションでは、視聴対象が幅広い上、声に出して読むことが前提なので、小学生でもわかるように、なるべく簡潔で読みやすい文章を書くことを意識していた。一方、文演で扱うようなエッセイや作文では、人物の外見や空間構成といった文章の背景まで、細かく描写していくのが、私にとっては新鮮だった。コンクール入賞レベルの人になると、情景描写をするだけで自身の揺れ動く気持ちを代弁していることがあり、表現の奥深さに気づくことができた。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 750字に収まるように文章を削ることと、前半と後半それぞれのバランスを均等にするのが難しかった。何度も直しているうちに、何を言いたいのかがわからなくなり、事前に頂いたヒントを読み返したりして、なんとか完成させた。
A.3-2 「授業後」 全員が同じ文章を読んで要約するということで、似たような文章が出来上がるのかと思っていたが、人によって抜粋する部分がバラバラで、読んでいて楽しかった。自分の要約に関しては、大事なキーワードが抜けていたので読み込みが不足を実感した。何より松田さんの解説を聞くと、著者の文章の精密さを理解することができ、もう一度課題を読み直したくなった。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 文章を書くのは、とても怖いことだ。文章に携わる仕事をはじめてから、意味が正確に伝わらず誰かを傷つけてしまうのではないかという恐れが常にあり、書くことに臆病になってしまっていた。何か突破口を!と思い、今回受講した文演でも、言葉を誤用していたり乱雑に扱うことで意味が正確に伝わっていない習作を読み、文章を書くのはやはり怖いと思った。しかし松田さんが赤を入れていくと、文章たちはまるで息を吹き返したかのように生き生きと効果的に伝わるようになる。同じ文章でも全く違うものに見えてくるのが、不思議でもあり楽しくもあった。同時に、一緒に受講した年代も職業も異なる人たちの多様な視点での指摘を聞いていると、当たり前だが100%の正解はないんだなと少し気が楽になっていった。世の中の人全員に褒めてもらう文章は書けないけれど、文演で学んだポイントを外さずに、謙虚に、自分らしい文章を書き続けていきたい。文章を書くのはとても怖いことだけど、とても楽しいことでもある。そんなことを改めて教えていただいた3か月間だった。
追伸:桑田さま いつもお世話になっております。文演では陰ながらサポートしていただき、ありがとうございました!最後の最後まで、楽しく受講させていただきました。
Yさんはプロの物書き。
知っていたら、これまでのように文演受講は断りました。
スタートしてからYさんの仕事を知りました。後の祭りでした。
当然、宿題の要約はさすがというものでした
Yさんは文演終了後も速読のレッスンに通っています。
Yさんの最新スコアです
「Yさんの受講28回目の主なスコア18/4/6」よこサッケイド48 数字ランダム160・169 漢数字一行〇→9,630、三→7,280、一→6,300 たて一行ユニット148・146 スピードチェック40(53秒)・40 (59秒) ロジカルテストCタイプ19/19(3分)・28/29(3分)イメージ記憶14/40(30秒)29/40(30秒)倍速読書『銀河鉄道の父』8,100字/分・理解度A+「ロジカルBよりCの方が解きやすい感じです」
あとはロジカルだけですね。
まだこれからという気持ちで通い続けてほしいです。真
※クリエイト速読スクールHP