2017-05-07「かつてない速度で読めるにもかかわらず、」の大学教員Kさんのアンケートとスコアです。
以下は、Kさんの受講50回目アンケートと最新スコアです。
「Kさんの受講50回目アンケート17/5/28」
マイナス・中盤の訓練、もともと持てる力で到達できる上限スコアまでは上がりきったかな、という印象です。つまりは地力のテコ入れ本格化ということでしょうが、思いの外伸びてきませんね……。年齢的にも、頭が固くなってきつつあるのかもしれません。ブレイクするにも試行錯誤が必要そうですが、試行回数のほうがやや足りない気もしてます。毎回の訓練の質を上げていく必要があるかもしれません。・視覚面が改善されてこそ痛感する点ですが、理解と記憶のボトルネックが文字のイメージ化になってしまっているようです。訓練開始初期からいずれここは問題になるだろう予測は明確に持てていたのですが、やはりこうなったか、というのが率直な感想です。今の文字認識力だと、もう一段か二段ぐらいイメージ化速度を上げないと、理解そのものが追い付かないように感じています。
プラス・視覚面は大幅に改善されています。文字の海から特定の単語を探し出し、フォーカスを持って行くまでの過程は以前からは考えられないほど速くなりました。周辺視野にあるものが意識にのぼる機会も増えたように感じます。眼筋が鍛えられた結果、知らないうちに眼を動かして捕捉してるのかもしれません。・頭の中で音読する読み方が(完全消滅ではないですが)かなり減りました。これは単純な話で、読書速度が上がるにつれ、いちいち音読している暇がなくなってきたためです。文章をまとめて見るようになった結果、文頭からの音読がやりづらくなったことも一因でしょう。速読法の基本としてたびたび目にする「音読を減らすことで速く読める」というのは実のところ因果関係が逆で、「無理にでも速く読む訓練をしているうちに、音読ならではの非効率さが排除されていく」というのが実態に即した話なのかも、と思えました。・立場上、研究論文や書籍に比べれば面白くもなんともないメールや実務文を読まねばならない機会も増えているのですが、そこに対する抵抗感も若干薄れたのは良かったです。なんだかんだでストレッサーの一つでしたし。これについては読むスピードよりも、「楽に読めるようになった」「読み飛ばし気味でも理解度に不安が出にくくなった」ことが寄与として大きそうです。
「Kさんの受講50回目の主なスコア17/5/28」たてサッケイド74 数字ランダム35・29漢数字一行〇→4,290、四→4,410、五→210 たて一行ユニット79・79 スピードチェック38/40(45秒)・36/40(45秒)ロジカルテストCタイプ19/27(3分)・17/22(3分)スピードボード5×528/29・28/30 イメージ記憶15/40(45秒)32/40(45秒)倍速読書『オールドテロリスト』4,800字/分・理解度A-※スピードボードは前回のスコアです。
Kさんの月別受講回数は、1月7回・2月13回・3月10回・4月10回・5月10回の計50回です。
Kさんは、このブログに登場するよくできる生徒さんたちの受講50回目のスコアをチェックしてみるとよいと思います。
スコア的に上回るところが多いのではないでしょうか。
「上がりきったかな、という印象」は、まだまだです
Kさんは、50回終了後に更新手続きして帰りました。
50回(75時間)程度で「視覚面は大幅に改善され」たわけですから、次の50回ではぐらいの構えでトレーニングに取り組んでみられたらいかがでしょうか。
序中盤に、さらに根をつめていただきたいです。 真
※クリエイト速読スクールHP