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K君の報告

 SEG「速読による能力訓練」C2タームも4日目を終了しました。

 相変わらずよく出来る子たちの集まりで、かつ4日もキチンと通えばカドも取れ、教室は穏やかな雰囲気になっています。

  どのくらいよく出来るかというと、第4日目はロジカルテストBタイプ30問(3分)に挑戦してもらうのですが、3分以内の終了者がいきなり7人出るくらいです。

  初日イメージ記憶でいきなり35/40(2分)のスコアを出した高2女子は今日のイメージ記憶1回目30秒20/40、2回目20秒38/40までアップしてきています。彼女は、「時間の感覚が違ってきて驚いている」と、今日のコメントに記していました。

 

 レッスンが終了し、C2ターム受講生の「訓練の記録」を整理していると、3年前、新高1の春に速読を受けたK君がニヤニヤと教室に入ってきました。

 彼は、この3年間、春、夏、冬と各期に1回は世間話をしにレッスン終了後の教室を訪ねてきていました。

 ウマが合うというのでしょうか、いつの間にか、一緒に満来のラーメンを食べにいく友達になってしまいました。

 将来、物書きになりたいと本気で考えてい、ときたま読むに耐えない、学校の仲間とつくった同人誌を置いていき、批評してほしいという変わり者です(開成生で、中3のとき文スキを受講。哲学風小説もどきを提出し、一言半句から全体の構想まで、徹底して批判したことがありました。それから仲良しに。「あんなに言われるとは思いませんでした」が彼の感想)

 今年が受験の年だとこちらも知って気になっていましたが、SEGがスタートしたら、忙しさでスッカリ彼のことは忘れてしまっていました。

 4日目が終わりホッとしているところに、みんなが帰ってカラになった教室に、いきなりK君が現れました。そんな感じでした。

 パッと見、
君は今年は合格難しいでしょ- が本心でした。が、 

 お蔭様で、京大受かりましたー

 K君はニコリとして言い放ちました。

 『おめでとう なんだけど、みんな驚かない ヒェーって言わない

 「そうなんですよ。先生とか親とかみんな同じ反応なんですよ。母親なんて、『必ず受かるから』と繰り返し言ってたんですが、合格したら『本当に受かってるの』と何度も念をおされました。失礼しちゃいますよ-。一応最後はやったんですけどね

 『ふーん。学部は?』

 「総合人間学部です。文系と理系の垣根がなくて、必修単位は外国語だけというおおらかなところです。一応偏差値は、京大では法学部と同じくらいです

 『じゃ、ゴハン行こう。ちょっと待っててね』

 

 いつもの満来ではなく、

 今日は牛角で、カンパーイ と喜びを分かち合いました。

 卒業式は3月6日に終わったんですが、一応未成年ですから」と、こちらの立場を気遣い、K君はウーロン茶で厚切りタン塩と中落ちカルビ、盛岡冷麺などを食したのでした。 

 また、国語の成績がよくなったら他の科目も伸びましたと、壷を心得たひと言も忘れない総合人間学部生でした。

 やはり、合格報告は本当に嬉しいものです

 

 お母さんには、「最初から家庭教師などしないで、バイトは肉体労働をした方がいいんじゃない」と言わているそうです。 






        ※クリエイト速読スクールHP

 

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