教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
「教室は生きている」
2019-11-08「短期間で通う頻度を上げることが大切だと再再再確認した」のTさんです。
受講130回目アンケートと、第21期平日朝トレアンケートです。
まず130回アンケートから。
「Tさんの受講130回目アンケート17/1/19」
マイナス・困った際に都度相談させていただいております。いつもありがとうございます。
プラス・トレーニングについて:「数字ブロック」ピントをシート全体に合わせて、これまでより広い視野でスラスラ数字を取れるようになった。勝手に見るべき数字が目に飛び込んでくる感覚がある。その結果スコアが1段上がった。
「かなひろい」時間短縮後1度目でも正答率9割を取ることができた。短縮された緊張感を活用して一層集中して取り組めた。
「スピードボード」時間内に解き終わり9割の正答率を出せるようになってきた。一方で、序盤トレーニングで視野が広がっているせいで冊子を見ているときにボードが目に入ってきてしまい集中が削がれてしまうことがあった。
「ロジカル」緩やかに伸びており、解き終わることができるようになってきた。設問と問題文が一目で見えるくらいまで視野が広がっているとより良いスコアが出るので、序盤トレーニングに集中することはロジカルで良いスコアを出すのに必要な条件のひとつであると認識している。
・その他:取り組み方を見直してブレイクスルーを起こそうと、受講数が100回以上の方々のブログを中心にコメントを読み返した。ハイスコアを叩き出している方々と現状の自分を比較して、下記4つの改善点が見つかり試行錯誤を重ねている。
【没入】「集中力」はトレーニングで成果をあげる上で重要なキーワードである。上手に集中できているとき、自分は「没入」という言葉がしっくりくる。没入できると、探している文字や数字が勝手に目に飛び込んでくる、求めている答えが考えるよりも先にわかる、次々にイメージが浮かんでくる、ということが起きる。毎回この没入の状態を目指して、高い集中力を発揮しようと努める姿勢が必須だ。手を抜こうと思えばいくらでも適当にやれてしまうからこそ、いかに高い集中力で教材に向き合い本気で取り組めたかが得られる成果を決定する。なので、目の前の教材に全神経を注ぐという意識で1回1回のトレーニングを大切にする。この120回~130回はこれまで以上に高い集中力を発揮できて、それぞれのトレーニングでも着実に積み上がっている手応えがあった。常に高い集中力を発揮するために、パフォーマンスの変数を把握して管理することも始めた。自分の場合は、前日の睡眠時間、適度な空腹、適度な糖分、全身のストレッチ、最中の飲料の摂取があると集中しやすいように感じている。※今振り返ると、100回前後あたりのトレーニングはまだまだ質が低かった。通う頻度も疎らで、頑張っているつもりが無意識に馴れでトレーニングをこなしてしまい没入とは程遠かった。案の定この時期は成果が積み上がっている手応えも得られておらず、スコアも大きな変化はなかった。馴れてしまっていることについては松田さんからもご指摘をいただきハッとした。他の方の体験記/アンケート、過去の自分のアンケートを読み返すことで正しい姿勢を取り戻した。
【目的意識】教材の持つ意味を理解して目的意識を持って取り組むことが、より高い学習効果を生む上では重要だ。序盤/中盤/終盤の大枠の流れにおいてのトレーニングの意味は概ね把握していた。だが、それらが日々の読書や仕事にどう繋がるのかにまで自覚的にであったかというと、他のよくできる受講生に比べてまだ弱かった。クリエイトのBTRソッドは、読書の基礎になる情報処理機能を分解してそれぞれの教材に落とし込んだ教育システムだ。そもそも自分はこの洗練されたシステム自体に強い興味関心を持っている(それが文演受講のきっかけにもなった)。優れた訓練システムへの理解を深めることは、何か他のことを習得するときや、人に何かを教えるときにも役に立つように思う。ましてやクリエイトのBTRメソッドだ。理解をより深めて完全に自分の血肉にすることを目指していく。
【コミットメント】大きな結果を出す上でコミットメントは必須だ。どんなに教育プログラムが優れていても一定以上の努力投下無しに大きな成果は得られない。ハイスコアを叩き出している受講生は、ほぼ例外なく一定期間を高い頻度で通いつめてスコアを伸ばしている。高頻度で定期的に教室に通う時間を確保して、淡々と教室に足を運ぶ基本動作を行う。そして通うこと自体を目的化せず、トレーニングに没入することを強く意識してそれぞれの教材と格闘する。
【言語化】よく出来る方々の体験記/アンケートではどれも、自分の試行錯誤について詳細に記述されている。言語化を怠らずに行い、できるようになったこと/できないこととその理由に自覚的であることが大切だ。トレーニングでの成功体験を言語化、そしてそれを抽象化することで、成功体験に再現性を持たせることができる形になる。このアンケートを言語化の訓練の場として活用するフォームを再確立する。
Tさんの受講130回目が、第21期平日朝トレの初日でした。
次は、それから4回後の第21期平日朝トレアンケートです。
Tさんの朝トレアンケート
1. クリエイトから会社(大学・自宅)までの時間をおしえてください。
クリエイト→会社30分。
2.受講動機は?
・松田さんの講義を受けたかったから。
3.5日間連続受講しての感想をお願いします。
・マイナス ・特にない。
・プラス ・スコアが大きく伸びたこと。伸びた要因は、直近の集中した連続受講など様々な文脈があったが、朝トレ特有の環境の後押しは大きかった。受講生の平均レベルが高いのはもちろんのこと、特に熱意の高い受講生が集まっている場だった。Uさんをはじめとする受講回数の多い方から、受講回数はまだ浅いが高い集中力でグングン伸びていることが伝わってくる方まで様々なメンバーが集まっていた。まさに「教室は生きている」という言葉がぴったりの場で、同じ場で訓練をしている中で刺激を受けて自分のスコアも伸びた(例えばランダムシートでペラペラとページをめくる音が聞こえたときは、そんな世界線があるのかと自分の頭の中の枷がまたひとつ外れた)。
4. 開始時間は何時何分ならベストですか?
・ベストです。9時の定時出社にも少しの余裕を持っていける時間に終わるので助かった。
5. 10点満点で何点ですか? 足りない部分はどんなことですか?
・10点。・これまでの中で最も集中の練度が高い時期に入っている。それ自体には全く満足はしていないが、120回~朝トレを通じて大きな手応えを得た。例えば、倍速読書中に小説を楽しみながら読むことができるようになったというのは朝トレ中に起きた具体的で大きな変化だった。普段の読書にもトレーニングの成果が還元されて、より速くじっくりと読むことができるようになった。現状地点がスコア/マインドセットともに過去最高レベルという意味では10点をつけても良いかなと思った。
Tさんの朝トレ5日目のスコアです
「Tさんの受講134回目の主なスコア19/11/1」たてサッケイド83 数字ランダム59・63・66 数字BP27-8(1分)52-8(2分)漢数字一行三→15,840、一→13,230、九→450 たて一行ユニット120・120 スピードチェック40(50秒)・40(57秒) ロジカルテストDタイプ26/30(2分59秒)・19/24(3分)スピードボード5×529/30(2分52秒)・28/30(2分53秒) イメージ記憶15/40(30秒)22/40(20秒)倍速読書『ツナグ』7,200字/分・理解度A-「Uさんのサッケイドを見て、コツを掴んで覚醒した。その結果、それぞれのトレーニングでサッケイドが起きてスコアが底上げされた。前回に続いて小説を速くじっくり読むことができた。瞳孔が開いて、全体が視野に入ってピントを合わせる感覚があった。大切にしたい」
Tさんは11月1日(金)の朝トレ終了後、2日(土)・5日(火)・6日(水)・10日(日)1限と教室に足を運んでいます。
受講回数が多くなると参考になるコメントが多くなるというのは理想ですが、実は難しいです。
Tさんの場合は、今後のコメントが、みなさんの参考になっていくのかもしれません。
いま、26歳。
まだ多少、気分の波はありますが、伸び代の広さを感じさせてくれる生徒さんに成長しています。
Tさんも、瀧本さんと出会わなかったら会えなかったひとです。 真
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