教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
中高生にこそ強くおすすめしたい講座です
第84期文演(23/10/14~24/1/13)アンケートです。
第1回は、コンサルのTさん。
2023-12-05 「まあそれはそれでおもしろいので」のTさんです。
Tさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・文演で何が教えられているのかを知ることが主な目的でした。司法試験受験生、大学教員、編集者、東大生など読解力、文章力において平均を大きく上回ると思われる方々が評価している文演という講座では何が教えられているのか。
知りたいと思いブログを読んでみても、肝心なところは黒丸で隠されてしまっています。黒丸に隠された内容を知りたいという好奇心から文演を受講しました。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・好きな文章がどういうものかに気づきました。会ったことも話したこともない著者の人柄が伝わってくるような、具体的で個性的な文章が好きなようです。また、松田さんが過去の作品を批評していくのをみて、文章を読める人というのはここまで読めるものなのかと驚き、下手な文章は人に見せられないなと怖くもなりました。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 大変でした。どれだけ書き直しても正解に近づいているという確信が持てず、最後のほうは少しうんざりしてしまっていたのも事実です。せっかくまだ再提出の機会があったにも関わらず、年末はこたつでくつろぎたいという誘惑に負け、3回目は未提出になってしまったことが心残り。また、ロジカルテストFらしいけどこいつ実際には全然論理的じゃないな、などと思われるわけにもいかないと勝手にプレッシャーを感じてしまっていました。
とはいえ、なにかの課題にこれほど真面目に取り組んだのは初めてかもしれません。長風呂が好きなので風呂にプリントを持ち込み課題文を何度も読みました。高校時代、課題未提出者としてつねに黒板に名前が書かれていたころからは考えられないことです。たまにはこういう風に真面目にやってみるのもいいかもしれません。体力ないですし、たまにはでいいですが……。
A.3-2 「授業後」2回目に出した要約は1回目のものと比べ改善された点もある一方で、最後の主となる文を削り、従となる文を残してしまっていました。理由を考えてみたところ、まずはA.2で書いた文章に対する好みが悪い方向に作用してしまったのかと思います。おまけとして書かれた従となる部分のほうが、著者の人柄が感じられて面白いと思ってしまい不用意に要約に残してしまいました。
また、当初書いた設計図を家に帰ってから見直してみてもう一つの理由に気づきました。最後の部分が設計図にないのです。なぜだ、と設計図を書いた時のことを思い出して思わず笑ってしまいました。難しい部分を設計図で整理できたことに満足し、最後の部分はそれほど難しくないから、という理由でサボってしまっていたのです。最後の最後でサボり、雑になったところがそのまま要約に表れてしまいました。文章には性格が出るとはよく言ったものです。大反省。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・まずは参加できてよかったです。83期の文演にお声がけいただいた際はスケジュールが合わず断ってしまったので、84期の募集が始まってすぐに申し込みました。
それからひと月もたたないうちにパートナーの妊娠がわかり慌ただしい日々でしたが、妊娠が事前にわかってからだと申し込みをためらっていたかもしれないので早めに申し込んで正解でした。
ただ最終回直前は体調を崩してしまっていました。熱こそ下がっていたものの、最終回当日の午前中は腹痛で15分に1回はトイレに行くという状況だったのでギリギリまで本当に参加できるのかと危惧。なんとか午後は調子を取り戻し無事池袋に向かえましたが、正直ハラハラでした。
文演では中高生の優秀さに驚かされました。積極的に意見を述べる若者の姿には少なからず影響を受けました。中学以来、授業や講義中に自分からなにかを発表したことなんて片手で数えられるほどしかないと思われる自分が、たまには発言してみようかな、という気になったのは間違いなく彼らのおかげです。
最終回で読んだ要約も重要箇所をしっかり押さえている大人顔負けのものでした。なにより、彼らの素直さ、真面目さがひねくれた怠惰な大人には眩しかったです。
文演で松田さんが述べられた指摘は自分へのもの、他者へのもの問わず全て納得がいくものでした。その場では完全には飲み込めなくても帰ってから改めてじっくり考えてみると確かに、と頷かされることばかりでした。これは並大抵のことではありません。文章を添削される機会はこれまでも何度かありましたが、納得できるものは正直少なかったです。それどころかほとんどなかったと言ってもいいかもしれません。添削後の文章が改善されているか否か以前に、そもそも自分の元の文章を正しく読めていないんじゃないか、これでは内容が変わってしまっているじゃないか、と感じることも多かったです。
文演ではそんな心配はいりません。書いた本人ですら無意識だったところまで松田さんは見抜き指摘してくれます。安心して批判してもらえる心地よい素敵な場でした。大人にももちろんおすすめですが、これから受験をし、大学で学問を修めていく中高生にこそ強くおすすめしたい講座です。
参加できて本当に良かったです。楽しみにしていたぼんごのおにぎりもおいしかったです。この日のために冷やしておいたビールと一緒に、その日のうちにいただきました。
速読講座でまたお世話になります。
今後ともよろしくお願いいたします。
「ロジカルテストFらしいけどこいつ実際には全然論理的じゃないな、」は、ご謙遜。
受講36回でのFタイプ突入は歴代最速です
多忙でしょうが、早いうちにGタイプ最速突入回を更新してもらいたいです(Yさんも納得のはずです)。
「ぼんごのおにぎり」のブログ初出は、こちら。
それまでは「おいしいおにぎり」と、ぼんやりで通してきました。
つねに教卓からもっとも遠い席で受けていたTさんが、文演最終回で初めて最前席で受けていました。
気合いが入っていると思ったのですが「体調」不良でしたか。
アンケートを読むまで、まったくわかりませんでした
Tさんの速読トレのスコアを再掲しておきます。
「Tさんの受講43回目の主なスコア23/12/1」たてよこサッケイド15 数字ランダム47・48 数字BP28-3(2分)漢数字一行〇→6,300、三→4,800 たて一行ユニット72・82 スピードチェック38・33 ロジカルテストFタイプ28/30(2分31秒)・30/30(2分14秒)スピードボード6×625/26(3分)・19/21(3分)イメージ記憶15/40(1分)30/40(45秒)イメージ読み81個(45秒)倍速読書『舟を編む』8,400字/分・理解度B+「スピードを重視して多少ラフに解いても、集中していると正答率は落ちないようだ」※スピードチェックは、前回のスコアです。
「中高生にこそ強くおすすめ」と推してくれました。
2022-10-08 「文章演習講座受講の中高生アンケートです」の最新版です。 真
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