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クリエイト速読スクールブログ
文章を添削してもらう側になりたかった、というのが受講理由です
第82期文演(23/2/18~4/22)アンケートです。
きょうは、元受講生のMさん。
霞が関のお役人です。
Mさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 既に3年近くになりますが、部下が作成した文章(法案の成立経緯や内容の解説、議論すべき論点を纏めたモノ)を添削し、加筆修正する業務をしています。
これまで必死になってやってきたつもりでしたが、さすがに最近、「あれ? 自分が加筆した部分とか、これで合ってるんだろうか?」(=客観的に理路整然としているか、よりわかりやすい表現になっているか)と不安になってまいりまして、文章を添削してもらう側になりたかった、というのが受講理由です。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 「人に読んでもらう」という観点を再確認しました。自分の作成した文章を読んで「どう捉えられるか」は、自分の思い込みで(=こう書いてあればこう理解するのが当然じゃん、と思ってました)、自分の考えを可能な限り正確に伝えるには、表現ぶりの多様性だけでなく技術も必要だと思いました。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 「要約」で750字というのはつらい。これまで受験の「要約」は、せいぜい20~30字程度だったので、750字じゃもう「感想文」じゃないか。感想文でも「書評」でもなく「要約」で750字か、と。
A.3-2 「授業後」 「要約」してみると、文章の多くの部分が「飾り」であって本旨は限られた部分であることが分かりました。それを字数に合わせて「調整」するのが大変でした。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 生活していく上で「要約」は重要な技術だ、と今更ながら感じ入りました。自分の勝手な解釈や余計な斟酌を除いて、文章の本旨だけを抜き出すことがいかに難しいか。もう定年近いけど、もっと早く気づいていれば効率よく仕事できただろうし、余計な感情に振り回されずに済んだかもしれません。
「文演」も、「要約」メインでトレーニングするプログラムを作っていただけませんか?
Mさんは、速読を2年間で50回受けています(2013/10/26入会、2015/11/28受講50回)。
よくぞ、クリエイトの文演を思い出してくれました。
7回の文演を受講して、Mさん自身の読み書きのクセのようなものがわかってくれたのではないでしょうか。職場で上手に生かしていただければと思います。
また、Mさんには、授業で助けていただきました。
教材となる文章への好き嫌いをハッキリと示してくれるので、生徒さんたちも話しやすくなったようです
「「要約」メインでトレーニングするプログラム」は、次世代クリエイトへの宿題となります。
もう一度、速読に復活してもよいかもしれません。
読書速度は十分ですから、ロジカルテスト/スピードボード/イメージ記憶など中盤メインで通うというのはどうでしょうか(中盤をよくするために序盤に体当たり。序中盤の勢いで倍速もという感じで)。
文演を受けていただくと、本気で中盤に取り組んでくれるようになります。
人口に膾炙していませんが、最良の脳トレジムのはずです 真
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