雑脱集

日常の出来事を個人的見解で一方的に発言させて頂く日記

企業倫理の欠落

2016-03-27 15:32:59 | 企業
企業倫理の欠落、今、始まった訳ではないけれど!
大企業と呼ばれる企業が不正、偽証、食品不衛生を行って世間を騒がせている。

私の感覚では中小零細企業が不正、偽証を行っているイメージがあった。
そして、不正を行った企業は忘れ去れて淘汰されていったと思う。

大手企業の企業イメージ、ブランド力は大きな力を持っているからである。
また、多くの従業員を抱えている大企業では不正はリストラに直結してしまう。

一部の社員や組織が一時的な利益や責任逃れのために企業に大きな損害を与える事を分かっていない。
今、大企業の不正経理操作では多くの株主を苦しめ、企業ブランドを下げ、消費者がその企業の購入を控えた。
でも、商品自体には問題がなかった。

消費者に直結する不正、偽証、食品不衛生を行っている企業はすぐさま結果が跳ね返ってきます。
特に食品は謙虚に表れる。一つの商品で不正、偽証、食品不衛生が行われればそれ以外の商品を即座に購入しない。
また、ブラック企業と呼ばれる労働基準法を無視した労働をさせている企業も同様な扱いを受けている。

授業で習った1970年代の公害が思い出される。
大企業が生産を重視して、川、森林、空、海を壊し、更に公害患者を発生させてしまった。
多くの大企業が断罪され、今尚、被害者の救済を行っている。

正直、従業員の方々は可哀想である。
今、必死に企業ブランドの回復や消費者へ対応に追われている。
多くの不正を行った企業は軒並み前年比10%以上売上が下がっている。
それが今も続いている。

過去に多くの不正をした企業が断罪された事を...何故、教訓として活かされないのか?

現在時点では私には直接被害(不正)は受けていないが...今、騒がれている企業何社か係わりがある。
そして、そんな企業を応援したいとは思わない。
コメント
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