以前書いた「Suica(スイカ)デポジット」
少数派を切り捨てる社会が嫌いだ。
JR東日本は切符併用自動改札機の数を減らし始めた。
切符併用とIC専用自動改札機がある。
Suica(スイカ)導入当時は切符併用自動改札機殆どあった。
それがSuica(スイカ)の普及でIC専用自動改札機が現れた。
一時期、切符併用自動改札機の切符導入口へ大きなシールを張ってIC専用としていた時もある。
当然、自動改札機はリース契約である。
IC専用自動改札機の値段は1台650万円から700万円、
一方、切符併用自動改札機は1台1000万以上と言われている。
更に切符併用自動改札機が圧倒的に故障する割合が高い。
保守料金も高い。
そこで、リース契約切れと同時に切符併用自動改札機をIC専用自動改札機へ置き換える。
そして、今、更に改札の規模の応じて切符併用自動改札機を最低限の数へと移行しつつある。
ある意味、切符利用者(高齢者、小中学生等)の切り捨てです。
弱者の利用よりも自動改札機のリース料や保守費用の優先です。
まぁ~企業は利益を追求するので仕方ない。
デボジットで設けている癖に...と思ってしまう。
しかしながら、公共交通機関は弱者へのサービスを充実すべきだと思う。
更に時間帯料金の設定を行おうとしている。
これは割引きではありません。
高速道路の休日割や深夜割は通常料金より下げる仕組みです。
今、鉄道会社は昼間の時間帯料金を上げようと考えている。
朝夕の通勤・通勤時間帯は通常料金とする。
大手ファストフードで地域料金を設けていることはある。
それはその場所での消費者には分からない仕組みとなっている。
明らかに昼間の時間帯の値上げは高齢者、専業主婦、育児中の夫婦(育休、休業中)等の弱者へ攻撃である。
何か違う気がしている。
弱者に優しい社会になって欲しいと願っている。
鉄道会社の昼間料金は推移を見守りたい。