西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

「批評を問い直すー女性の空位と挑発することば」

2024年12月24日 | 覚え書き
「批評を問い直すー女性の空位と挑発することば」

2025年1月13日(月)  13:30−16:30
工学院大学新宿キャン パ ス
高層棟 7階 A-712 教室(対面のみ) 参加自由・申込不要*

作家 佐藤 亜紀 x  工学院大学教授・近代日本文学 吉田 司雄
司会 小平 麻衣子 慶應義塾大学・近代日本文学

http://blog.livedoor.jp/porte21-femmes21/archives/38809258.html
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アンヌ=クレール・カシウス 「アニー・エルノー L'Événement(『事件』)を読む ——— 翻訳をめぐって」

2024年12月20日 | 覚え書き
日仏女性研究学会では、今年度の会員交流セミナーを開催いたします。

日時:2024年12月22日(日) 15:30〜17:30 
場所:日仏会館509会議室 / Zoomミーティング(対面+オンライン併用)
   使用言語:日本語

司会:吉川佳英子(愛知工業大学)

発表
アンヌ=クレール・カシウス(名古屋外国語大学)
「アニー・エルノー L'Événement(『事件』)を読む ——— 翻訳をめぐって」

 2022年にフランス語圏の女性として初めてノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーは、その文学的正当性が国際的に最大限の評価を受けるに至った。このように世界的な注目を集める中、彼女の作品研究においては、翻訳が果たす役割の重要性が改めて認識されている。
 本発表では、まずエルノー作品の邦訳の現状について概観する。次に、彼女の代表作の一つであり、「フェミニズム文学」の殿堂に入ると評される『事件』(原著2000年、邦訳2004年刊行)を取り上げる。本作の具体的な抜粋を例に挙げながら、翻訳に関わる問題が存在するとすれば、それがどのような文脈において生じるのかに着目し、エルノー文学の翻訳に関する考察を深めることを目指す。

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新行内美和(立教大学)

ご参加の方は、下記のリンクよりご登録をお願いいたします。
https://forms.gle/uNmDwQmrCZoQHx8x7

* オンラインでご参加の方には当日までにURLをお送りします。

* お問い合わせ:cdfjf.info@gmail.com

会員交流セミナー2024 : 「フランス語圏の文学・芸術における女性の表象」(表象の会)
Sœur Sourire - Dominique


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講演会とシンポジウムのお知らせ

2024年12月11日 | 覚え書き
今年も残り少なくなりましたが、お元気にてお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
本日および今週末に日仏会館(東京恵比寿)で開催されます催しについてお知らせ申し上げます。

*2024年12月11日(水) 18:00〜20:00 601会議室
テーマ:「忠誠と愛国心の復活:21世紀の日本の教育と新保守主義」
講演者:アリーヌ・エニンジェ(オルレアン大学) 
    フランス語 (通訳付き)
アリーヌ・エニンジェ先生は、日仏女性研究学会の会員でおられ、今年の国際女性デーのシンポジウム「性と教育ー日仏比較の視点から」にズームにてご発表下さいましたので、ご存じの方もおられることと思います。
お申し込みは次のサイトから:https://www.mfj.gr.jp/index_ja.php

*202年12月14日(土) 13:00 - 17:30 日仏会館ホール
近代日本の歴史学とフランス――日仏会館から考える
【プログラム】
13:00-13:05 趣旨説明
13:05-13:35 高橋暁生「二人の箕作と近代日本における「フランス史」の黎明」
13:35-14:05 小田中直樹「火の翼、鉛の靴、そして主体性:高橋幸八郎と井上幸治の「フランス歴史学体験」」
14:05-14:15 休憩
14:15-14:45 高澤紀恵「ルゴフ・ショックから転回/曲がり角、その先へ——日仏会館から考える」
14:45-15:15 平野千果子「フランス領カリブ海世界から考える人種とジェンダー——マルティニックの作家マイヨット・カペシアを素材として」
15:15-15:30 休憩
15:30-15:45 コメント1 森村敏己
15:45-16:00 コメント2 戸邉秀明
16:10-17:30 質疑応答ならびに討論

平野千果子先生のマルティニックの女性作家マイヨット・カペシアに関するご発表もあります。
フランツ・ファノンがカペシアの作品『わたしはマルチニック女』には「乳白化 lactification」(自らの血統を白くしたいという 欲望)が描かれていると批判したことについても言及されるものと思われます。
お申し込みはこちらから:https://fmfj-20241214.peatix.com

身内に不幸があり直前のお知らせとなってしまい、大変恐縮です。
ご関心がおありの方は是非ご参加くださいますよう
取り急ぎ、皆さまとお会いできますことを楽しみにしております。



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