副題 ー子どもに浴びせてはいけないこんなコトバー NLP(神経言語プログラミング)活用事例集 VOL.3
編著:チーム・ドルフィン、発行:公人の友社(2005年)
知り合いの小児科の先生からNLPを勧められ、手元にあったこの本を読んでみました。
NLPというのはシステムとして確立したコミュニケーション・スキルのようですが、この本は堅苦しい理論には触れず、身近な話題を取り上げ、どう考えて対処すべきか解説する内容です。
とてもわかりやすく、役に立つ事例ばかり。
ありがちな以下の場面、あなたならどうしますか?
<乳幼児期>
・予防接種の際、ずっと泣き続けています。
→ お母さん:「そんなに泣くと、もうアイス買ってあげないわよ!」
・寝る時間なのに積み木を止めようとせずぐずり出します。
→ お母さん:「ダメ、ダメ、ダメ、さっさと寝なさい!」
・子どもが台所でうろうろ。お母さんを手伝いたいようです。
→ お母さんは「邪魔だから、あっち行って!」
<小学校低学年>
・日曜日の朝、一緒に朝食を摂りたいのに父親がなかなか起きてきません。
→ お母さん:「父親のくせに、全くしょうがないわねぇ」
・寝る前に宿題があることを思い出しました。
→ お母さん:「どうして宿題をやってから遊びに行かなかったの?」
・妹のゲームを横取りして泣かせてしまったお兄ちゃん。
→ お母さん:「お兄ちゃんのくせに、恥ずかしくないの!」
<小学校高学年>
・隠していたテストの答案がなんと30点!
→ お母さん:「いつもゲームばかりして、勉強をさぼっているからダメなのよ!」
・子ども同士のケンカでケガをさせてしまい、相手の親が怒鳴り込んできました。
→ お父さん:「ケンカの原因はそっちにあるんじゃないですか?」
・英語塾に行き始めたけど「つまらない」ともうやめたいという。
→ お父さん:「月謝も高いのに、やる気がないのならさっさとやめてしまえ!」
どうやってこの場面を乗り切るか、知りたいですねえ。
基本は「子どもの存在を認め、子どもの気持ちにより添う」ことが解決につながります。
親の都合を優先すると子どもの気持ちは委縮し、あるいは反抗的になってしまいがち。
私の尊敬する佐々木正美先生の著書に書かれていることとそう変わらないな、と感じました。
編著:チーム・ドルフィン、発行:公人の友社(2005年)
知り合いの小児科の先生からNLPを勧められ、手元にあったこの本を読んでみました。
NLPというのはシステムとして確立したコミュニケーション・スキルのようですが、この本は堅苦しい理論には触れず、身近な話題を取り上げ、どう考えて対処すべきか解説する内容です。
とてもわかりやすく、役に立つ事例ばかり。
ありがちな以下の場面、あなたならどうしますか?
<乳幼児期>
・予防接種の際、ずっと泣き続けています。
→ お母さん:「そんなに泣くと、もうアイス買ってあげないわよ!」
・寝る時間なのに積み木を止めようとせずぐずり出します。
→ お母さん:「ダメ、ダメ、ダメ、さっさと寝なさい!」
・子どもが台所でうろうろ。お母さんを手伝いたいようです。
→ お母さんは「邪魔だから、あっち行って!」
<小学校低学年>
・日曜日の朝、一緒に朝食を摂りたいのに父親がなかなか起きてきません。
→ お母さん:「父親のくせに、全くしょうがないわねぇ」
・寝る前に宿題があることを思い出しました。
→ お母さん:「どうして宿題をやってから遊びに行かなかったの?」
・妹のゲームを横取りして泣かせてしまったお兄ちゃん。
→ お母さん:「お兄ちゃんのくせに、恥ずかしくないの!」
<小学校高学年>
・隠していたテストの答案がなんと30点!
→ お母さん:「いつもゲームばかりして、勉強をさぼっているからダメなのよ!」
・子ども同士のケンカでケガをさせてしまい、相手の親が怒鳴り込んできました。
→ お父さん:「ケンカの原因はそっちにあるんじゃないですか?」
・英語塾に行き始めたけど「つまらない」ともうやめたいという。
→ お父さん:「月謝も高いのに、やる気がないのならさっさとやめてしまえ!」
どうやってこの場面を乗り切るか、知りたいですねえ。
基本は「子どもの存在を認め、子どもの気持ちにより添う」ことが解決につながります。
親の都合を優先すると子どもの気持ちは委縮し、あるいは反抗的になってしまいがち。
私の尊敬する佐々木正美先生の著書に書かれていることとそう変わらないな、と感じました。