2010年発行、1万年堂出版
ご存じ「子育てハッピーアドバイス」シリーズの最新刊です。
今回も子育て指南の明橋節は冴え渡っています。
内容は今までの本とそう変わらないのですが、イラストの秀逸さと相まってウンウン頷きながらスラスラ読み進めてしまいます。
著者が子育ての肝にしていることは「自己肯定感」を育てること。
すると本人も周囲のヒトも幸せな人生を歩めるはず、と一貫して唱えています。
明橋先生の著書は大体読んできましたが、最近その内容に限界を感じるようになりました。
自己肯定感を子どもに与えることは簡単ではありません。
良いところも悪いところも受け止め、受け入れてくれるお母さんの存在が必要です。
そのためにはお母さんが幸せであることが必要条件。
お父さんが子育てをねぎらう優しい言葉をかければ、お母さんは子どもに優しくなれるはず、という論法ですが・・・。
そのためにはさらにお父さんの幸せが必要です。
お父さんの幸せって何?
お父さんは自己肯定感にあふれていますか?
お父さんは会社・社会に良いところも悪いところも受け止め、受け入れてもらえているでしょうか?
残念ながら否定的です。
リストラに怯えながら残業で体をすり減らしているのが日本のお父さんの現状ですね。
明橋先生のハッピーアドバイスはお父さんのところで止まっており、社会に言及していません。
ご存じ「子育てハッピーアドバイス」シリーズの最新刊です。
今回も子育て指南の明橋節は冴え渡っています。
内容は今までの本とそう変わらないのですが、イラストの秀逸さと相まってウンウン頷きながらスラスラ読み進めてしまいます。
著者が子育ての肝にしていることは「自己肯定感」を育てること。
すると本人も周囲のヒトも幸せな人生を歩めるはず、と一貫して唱えています。
明橋先生の著書は大体読んできましたが、最近その内容に限界を感じるようになりました。
自己肯定感を子どもに与えることは簡単ではありません。
良いところも悪いところも受け止め、受け入れてくれるお母さんの存在が必要です。
そのためにはお母さんが幸せであることが必要条件。
お父さんが子育てをねぎらう優しい言葉をかければ、お母さんは子どもに優しくなれるはず、という論法ですが・・・。
そのためにはさらにお父さんの幸せが必要です。
お父さんの幸せって何?
お父さんは自己肯定感にあふれていますか?
お父さんは会社・社会に良いところも悪いところも受け止め、受け入れてもらえているでしょうか?
残念ながら否定的です。
リストラに怯えながら残業で体をすり減らしているのが日本のお父さんの現状ですね。
明橋先生のハッピーアドバイスはお父さんのところで止まっており、社会に言及していません。