日々雑感

読んだ本やネット記事の感想、頭に浮かんでは消える物事をつらつら綴りました(本棚7)。

「The Photographers 2」by BS朝日

2015-09-06 19:04:41 | 趣味
 今をときめくカメラマン6人を紹介するドキュメンタリー。
 私は趣味と云うほどではありませんが、カメラ片手に巨樹や神社巡りをしているので、参考になればと思い見てみました。
 う~ん、プロの世界は厳しい。みなさん、妥協知らずで自らの作品に対する執念すら感じます。

 私にはとてもあそこまでできないなあ。
 私は大きな樹のそばに佇んだときの感動を伝えてくて残したくて写真を撮りますが、プロの方々は、何気ない風景の中から作品になる対象を見つけ出して写真に納めるのです。
 その行為に違和感あり。
 やはり仕事にしないで趣味にしているうちが花かな(笑)。

■ 「The Photographers 2」
2015年6月15/22日:BS朝日
 彼らは、なぜ写真家という道を選んだのか。
 将来の安定ではなく、自らの感性に人生を賭け、この道で生きることを選んだ理由とは・・・
 「元大手商社サラリーマン」「エレクトーン教師」「保育士」…
 一度は違う職業についた者たちが、なぜ“フォトグラファー=写真家”という道を選択したのか!?
 番組では、第一線で活躍する6人の写真家を取材、プロ写真家に至るまでの波乱万丈な道程を、撮影シーンの密着ドキュメントとインタビューによりドラマティックに構成。その生き様を通して、写真家という仕事、写真そのものの魅力を伝えていく。



竹沢 うるま:外国を3年間放浪して写真を撮りまくり、その感動の瞬間をまとめた「WALKABOUT」を発表して注目される若手カメラマン。言葉を信じていない彼は、思春期に話すことを止めてしまい、話す代わりに写真で伝えることを選んだそうです。見たことがないような瞬間を切り取った写真の数々に一番鮮烈な印象を受けました。

米 美智子:前職はエレクトーン講師。自然風景を得意分野とする彼女は、私にとっては「森・樹木」を美しく撮るカメラマンとしておなじみで、写真集も数冊所有しています。彼女は自分が不器用であると思い込み、納得がいく写真が撮れるまで人一倍努力することを惜しみません。愛称「ゴン太くん」こと、三菱デリカに乗り車中泊して全国を駆け巡る日々。

中西 昭雄:希少な天体写真家。天気に左右される撮影対象に振り回される傾向あり、番組では皆既月食の撮影を目論むも、天気に泣かされた様子を扱っていました。「プロの厳しさ」を一番感じました。

吉村 和敏:プリンス・エドワード島の写真集で一躍有名になったカメラマン。フランスの村々や、BLUE MOMENT という作品もあります。主な撮影対象は「自然+人工物」で、自然だけだと気分が乗らないらしいです。気がついたら、手元に何冊か写真集がありました。

尾たまき:水中写真家で中村征夫の弟子。「水俣物語」で有名になったカメラマン。

GOTO AKI:人が見過ごす対象の中におもしろさを探して見つけて作品にする、一見オタク系カメラマン。