私の趣味は“巨樹巡り”。
大きな樹木は神社のご神木として残っていることが多く、言い換えると“鎮守の森巡り”ですね。
数百年間、人間の営みを見守ってきた巨樹の側に立つと、その存在感に圧倒され、自分の悩みの小ささを知るのです。
その巨樹を撮影するためには、広角レンズが必要です。
標準レンズではその大きな姿が収まりきらない。
私の希望する“広角レンズ”は24mm未満を意味します。
コンデジで“広角”を謳っている場合、たいてい24mm相当で、それ未満は限られた機種しか存在しないのが現状です。
それから、巨樹の存在感を伝えるには、下から見上げるアングルが適しています。
チルト液晶は上下しか動かないので、縦長で撮りたいときは役に立ちません。
バリアングル液晶ならこれが可能です。
ということで、「広角レンズ+バリアングル液晶」を満たすデジカメを使用してきました。
当時のコンデジではそのようなモデルが見つからず、デジ一眼に手を出した理由です。
その変遷は、
・Nikon D7000(2010年発売)
・Canon EOS 70D(2013年発売)
・Canon EOS 80D(2016年発売)
すべてセンサーはAPS-Cですね。
バリアングルではなくチルトですが、雨の日用のサブカメラとして、オリンパスTG850/860/870も使ってきました。
このシリーズの売りは強力な防水機能ですが、私にとっての魅力はコンデジながら21mmからの広角レンズを装備していること。
残念ながら2018年現在は生産終了となっています。が、Amazon価格は高騰しプレミア価格、人気があった証拠ですね。
近年は寄る年波と運動不足のため、80Dを抱えて何時間も撮影するのが体力的にきつくなってきました。
私は1回の撮影行で300〜500枚撮ります。
下から見上げるアングルはしゃがむ必要があり、つまりスクワットを数百回していることになり、膝がガクガクしてきます。
1kgを超えるカメラの重さで手首が痛くなり、集中力が落ちてくるのが自分でもわかります。
実は今月末に遠方に出張する予定があり、半分楽しみで、半分心配。
EOS80Dを携帯していくと“苦行”になりそうです。
このタイミングで思い切って「+軽量」を視野に入れたデジカメを探すことにしました。
すると、一眼レフではなくコンデジですが「Canon PowerShot SX60 HS」を見つけました。
2014年発売のモデルですが、超望遠に人気があるらしく、あまり値崩れしていません。
ほかにも候補になるデジカメがいくつかあったのですが、「広角レンズ+バリアングル液晶+軽量」の2つまでは満たしても、3つすべて満たすモデルはSX60 HS(650g)のみ。
早速、家電量販店へ出かけ、SX60HSを探しました・・・が、見当たりません。
店員さんを捕まえて聞くと「置いていないので取り寄せになる」とのこと。
取り寄せ可能かどうか確認してもらうと、「メーカーはSX60HSより、最近発売されたEOS Kiss Mがお勧めだそうです」とのコメント。
なぜかというと、「お客さんはAPS-Cのデジカメを持っているので、SX60HSの1/2.3型センサーの写真では満足できないでしょう」という読みらしい。
EOS Kiss M ?
頭になかったモデルです。
「Kiss」は子どもの写真を撮るママさん達をターゲットにしたシリーズというイメージがあり、対象から無意識のうちに外していたのでした。
展示品がありましたので手に取ってみたところ、軽い!
ちょっとプラスチッキーですが、この軽さは感動的でした。
帰宅して EOS Kiss M についてネットで調べてみました。
手元にあった「家電批評」も読んでみました。
すると、「ママさんがターゲットのミラーレス一眼入門機だけど、その機能は結構本気モード」という紹介のされ方でした。
デジ一眼でも軽量なのは「ミラーレス」がポイントです。
同じAPS-Cセンサーですが、EOS 80D:650g、EOS Kiss M:354g、と300gも軽い。
記事の中で私の目を釘付けにしたのは、広角レンズ「EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM」の評価。
「サイズ、値段、画質どれをとっても素晴らしい、いわゆる神レンズといえるだろう」と記載されていたのです。
実際にこのレンズが展示してある店を探して手に取ってみると、現在使用中の広角レンズより「小さくて軽い」(220g)。
EOS Kiss M に装着しても600g弱で、現在の1kg超え(650+385=1035g)よりとても軽く、手首負担は確実に軽減されますね。
気がついたら、購入していました。
希望は「EOS Kiss M ボディ+ EF-M 11-22mm」で、10万円くらいに抑えたかったのですが、「+EF-M18-150 IS STM」のズームレンズセットを買ってしまいました。
店員さんから「“ボディのみ”は在庫がなく取り寄せになる」と言われ、すると出張に間に合わない・・・困った。
しかたなく、望遠レンズセット+EF-M 11-22mmという内容となり、思わぬ出費となりました。
「フルサイズセンサー+広角レンズ+バリアングル液晶」も考えましたが、これを満たす「Canon EOS 6D Mark II」は685gもあり、80Dよりさらに重い。
将来、「フルサイズセンサー+ミラーレス」かつバリアングル液晶を満たす製品が出れば、それが私の理想のデジカメになるかもしれません。
NikonとCanonがそれを開発中で、そろそろ発表されるのではないかという噂も・・・。
ただ、フルサイズセンサー対応レンズは重く大きいのがふつうです。
すると、この EOS Kiss M が私の希望を満たす究極のカメラになるのかな。
はて、80Dの出番は?
それなりにレンズを買い揃えてきたので、使わないわけにはいかない。
いや、EOS Kiss M にレンズアダプターを装着すれば、すべてのキヤノン製レンズを使用できるということを知りました。
そうか、いずれフルサイズのEOS6DⅡを手に入れればいいんだ。
重くなるけど、三脚を使うという手もあるし。
というわけで、結論は;
巨樹撮影 = 広角 + バリアングル + 軽量
→ EOS Kiss M
大きな樹木は神社のご神木として残っていることが多く、言い換えると“鎮守の森巡り”ですね。
数百年間、人間の営みを見守ってきた巨樹の側に立つと、その存在感に圧倒され、自分の悩みの小ささを知るのです。
その巨樹を撮影するためには、広角レンズが必要です。
標準レンズではその大きな姿が収まりきらない。
私の希望する“広角レンズ”は24mm未満を意味します。
コンデジで“広角”を謳っている場合、たいてい24mm相当で、それ未満は限られた機種しか存在しないのが現状です。
それから、巨樹の存在感を伝えるには、下から見上げるアングルが適しています。
チルト液晶は上下しか動かないので、縦長で撮りたいときは役に立ちません。
バリアングル液晶ならこれが可能です。
ということで、「広角レンズ+バリアングル液晶」を満たすデジカメを使用してきました。
当時のコンデジではそのようなモデルが見つからず、デジ一眼に手を出した理由です。
その変遷は、
・Nikon D7000(2010年発売)
・Canon EOS 70D(2013年発売)
・Canon EOS 80D(2016年発売)
すべてセンサーはAPS-Cですね。
バリアングルではなくチルトですが、雨の日用のサブカメラとして、オリンパスTG850/860/870も使ってきました。
このシリーズの売りは強力な防水機能ですが、私にとっての魅力はコンデジながら21mmからの広角レンズを装備していること。
残念ながら2018年現在は生産終了となっています。が、Amazon価格は高騰しプレミア価格、人気があった証拠ですね。
近年は寄る年波と運動不足のため、80Dを抱えて何時間も撮影するのが体力的にきつくなってきました。
私は1回の撮影行で300〜500枚撮ります。
下から見上げるアングルはしゃがむ必要があり、つまりスクワットを数百回していることになり、膝がガクガクしてきます。
1kgを超えるカメラの重さで手首が痛くなり、集中力が落ちてくるのが自分でもわかります。
実は今月末に遠方に出張する予定があり、半分楽しみで、半分心配。
EOS80Dを携帯していくと“苦行”になりそうです。
このタイミングで思い切って「+軽量」を視野に入れたデジカメを探すことにしました。
すると、一眼レフではなくコンデジですが「Canon PowerShot SX60 HS」を見つけました。
2014年発売のモデルですが、超望遠に人気があるらしく、あまり値崩れしていません。
ほかにも候補になるデジカメがいくつかあったのですが、「広角レンズ+バリアングル液晶+軽量」の2つまでは満たしても、3つすべて満たすモデルはSX60 HS(650g)のみ。
早速、家電量販店へ出かけ、SX60HSを探しました・・・が、見当たりません。
店員さんを捕まえて聞くと「置いていないので取り寄せになる」とのこと。
取り寄せ可能かどうか確認してもらうと、「メーカーはSX60HSより、最近発売されたEOS Kiss Mがお勧めだそうです」とのコメント。
なぜかというと、「お客さんはAPS-Cのデジカメを持っているので、SX60HSの1/2.3型センサーの写真では満足できないでしょう」という読みらしい。
EOS Kiss M ?
頭になかったモデルです。
「Kiss」は子どもの写真を撮るママさん達をターゲットにしたシリーズというイメージがあり、対象から無意識のうちに外していたのでした。
展示品がありましたので手に取ってみたところ、軽い!
ちょっとプラスチッキーですが、この軽さは感動的でした。
帰宅して EOS Kiss M についてネットで調べてみました。
手元にあった「家電批評」も読んでみました。
すると、「ママさんがターゲットのミラーレス一眼入門機だけど、その機能は結構本気モード」という紹介のされ方でした。
デジ一眼でも軽量なのは「ミラーレス」がポイントです。
同じAPS-Cセンサーですが、EOS 80D:650g、EOS Kiss M:354g、と300gも軽い。
記事の中で私の目を釘付けにしたのは、広角レンズ「EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM」の評価。
「サイズ、値段、画質どれをとっても素晴らしい、いわゆる神レンズといえるだろう」と記載されていたのです。
実際にこのレンズが展示してある店を探して手に取ってみると、現在使用中の広角レンズより「小さくて軽い」(220g)。
EOS Kiss M に装着しても600g弱で、現在の1kg超え(650+385=1035g)よりとても軽く、手首負担は確実に軽減されますね。
気がついたら、購入していました。
希望は「EOS Kiss M ボディ+ EF-M 11-22mm」で、10万円くらいに抑えたかったのですが、「+EF-M18-150 IS STM」のズームレンズセットを買ってしまいました。
店員さんから「“ボディのみ”は在庫がなく取り寄せになる」と言われ、すると出張に間に合わない・・・困った。
しかたなく、望遠レンズセット+EF-M 11-22mmという内容となり、思わぬ出費となりました。
「フルサイズセンサー+広角レンズ+バリアングル液晶」も考えましたが、これを満たす「Canon EOS 6D Mark II」は685gもあり、80Dよりさらに重い。
将来、「フルサイズセンサー+ミラーレス」かつバリアングル液晶を満たす製品が出れば、それが私の理想のデジカメになるかもしれません。
NikonとCanonがそれを開発中で、そろそろ発表されるのではないかという噂も・・・。
ただ、フルサイズセンサー対応レンズは重く大きいのがふつうです。
すると、この EOS Kiss M が私の希望を満たす究極のカメラになるのかな。
はて、80Dの出番は?
それなりにレンズを買い揃えてきたので、使わないわけにはいかない。
いや、EOS Kiss M にレンズアダプターを装着すれば、すべてのキヤノン製レンズを使用できるということを知りました。
そうか、いずれフルサイズのEOS6DⅡを手に入れればいいんだ。
重くなるけど、三脚を使うという手もあるし。
というわけで、結論は;
巨樹撮影 = 広角 + バリアングル + 軽量
→ EOS Kiss M