生き甲斐を感じるには生身の人間への深い愛情が前提ですが、嫌な人間を見たり聞いたりしますと人間嫌いに、時としてなるものです。何省の汚職事件などを知ると本当に嫌になります。さて、学問を身に着けて修行を積んだ高徳の僧侶が山奥で読経をしているとき何となくお寺が騒がしい、と思うことがあり、その翌日、世間で大きな死亡事故があった、と言う話を聞いたり、古来からの歴史を学んでいくと、人類がいかに人間の永遠の生命に憧れ追及し、信じているかが、よく分かります。自分の生命も臨終と共にはかなく消滅するのか、永遠の生命の世界に旅をするのか、この課題を楽しく追求すると、日々の周囲の生身の人間が何となく愛おしく感じ、生活も味が深まります。:<人間の神秘:170-5>:
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