生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

私の主治医と太極拳

2009年08月30日 | 第7章:自分を知る方法
私は主治医から時々生き甲斐の心理学についての講演を頼まれます。しかし講演の内容よりも私の太極拳を信頼しているようです。大学の講義のような話は彼にはつまらないようです。生き甲斐の心理学の講義内容と太極拳の演舞が深いつながりにあるのを主治医は見抜いていて太極拳を患者さんに演舞させた時の体感と知覚から説く私の講演を大事にしているようです。上手下手に関係なく、患者さんが実際に血圧が下がったり、ぐずぐず悩みを言わなくなるその原因が太極拳なので信頼してくださるのでしょう。静かに動き、かつ心の奥深いところで、その24の種類の動作を意識し知覚し、そして健康の汗を流し、心身ともに爽やかになる太極拳は私の生き甲斐ですし演舞した後のビール仲間でもある太極拳の友達に感謝しています。
追伸:第7章は今日が最後となりました。明日から第8章<心をのびやかにする方法;フロイドの14の防衛機制の解説に入ります。引き続き愛読下さい>:
:<太極拳の仲間:265-5>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太極拳と心理療法の共通点

2009年08月29日 | 第7章:自分を知る方法
人が悩みだす前提として<不安感>があります。その不安感はスピリチュアルな領域(魂の領域)からくるもの、生育史上の考え方(心)から来るもの、身体からくるものの3つがあります。この不安感が何か、具体的に理解すると人間はその解決に向けて動き出します。原因が把握できれば手のうちようがあります。難しく言えば、意識化し知覚できた、ということです。太極拳が何故自律神経に良いかといえば、24の動作を意識し知覚する作業を武道として行っています。集中して何かを意識し知覚すると人間の心は明晰になるように創られています。不安感の原因がわかると人は平安感に移行します。一つの不安感が解決するとほかの不安感も何となくどうでもよくなるのが人間の心の仕組みです。太極拳でさっぱりすると他の不安もどうでもよくなります。いかに小さな不安に人間が支配されているかが、よくわかります。まして太極拳の演舞の後に飲む仲間とのビールは益々精神衛生をよくしてくれます。:<太極拳の仲間:265-4>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

技の動きを意識すると大脳が刺激されて健康になる!

2009年08月28日 | 第7章:自分を知る方法
人は何かに夢中になり、集中して楽しむと心身ともに爽やかになるように創造されているようです。太極拳もその一つで太極拳での24の技の動作を意識すると、それと同じように心身が爽やかになり意欲、やる気がじわじわと湧き出してきます。手の動き、指先の動き、足、その裏、大地と触れている部分、先に進む時はその進む方向、後ろに下がるときも、さがる方向を意識する。一番楽しいのが、手とその指先を相手の正中線(身体の中心線)に向けて気を入れて打ち込む時、ずれていれば気分が悪くなり、的をえてうちこめる時は爽快です。24の技の動きを意識している時は太極拳の動き以外は何も考えていません。この精神作動が自律神経を健全にしていくようです。一人で演舞するよりも大勢の仲間と演舞すると何故か人々の明るいエネルギーが私の心身に注ぎ込まれ、大きな精気が貰えるようです。
:<太極拳の仲間:265-3>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何故眠剤を使用しなくなったか?

2009年08月27日 | 第7章:自分を知る方法
太極拳をしている仲間は持病がどんどん治癒していきます。以前私が関与した大学病院でも入院患者が回復していく姿を垣間見ました。その理由を現代医学でも解明しつつありますが、自律神経によさそうだ、と言われだしています。入院患者が上手下手で争うとその効果は激減しますが、自然体でのんびりと明るく演舞していると身体症状が解消し爆睡する人も出てきます。太極拳は一人でもできますし気の合う仲間が出来ればさらにうまくなります。24式中心ですが、その24の型を暗記してしまうとその健康上の効果はさらに高まります。24の型を覚えるのに約1年はかかるでしょうが、その型を覚え一人で森や浜辺で演舞出来るよう修行し、それを生き甲斐にすると益々悟り、気付きが増えて楽しくなります。太極拳を演舞したあとの心身の爽やかさを五感と体感で感じると、もうやみつきになります。
:<太極拳の仲間:265-2>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太極拳の仲間

2009年08月26日 | 第7章:自分を知る方法
歩いて10分くらいのところにあるスポーツクラブは色々の教室を展開していますが、その中の一つに楊式の一流派・練功十八法を中心の太極拳カリキュラムがあります。数十年私が愛した流派ではありませんが、そこに集う人々は色々の人生を生き抜いてきた男女です。そのうちの男性数名は互いに尊敬し友情が育まれ今ではお会いしないと何となく寂しくなる関係です。太極拳を心から愛し習得に熱意を燃やしています。練習の後の会合がまた楽しく、孫と病気の話はタブーなので古代日本史、政治、経済、文化と色々前向きに話で盛り上がります。世界各地を飛び回った男性諸氏も多く、しかし、今は近所の仲間として太極拳中心の会合です。そのグループの中でもさりげなく軽やかに友情の輪が楽しく展開出来るように配慮する方がいます。その方の人生を見ると、どうもいつも人々を愛で結び付ける珍しい男性です。何故そのようにいつも暖かいのか思索してみます。
:<太極拳の仲間:265-1>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何といっても恩人中の恩人は神様!

2009年08月25日 | 第7章:自分を知る方法
息を引き取る人々を見ていると最後に有難う、と言うのは何故でしょう?不思議です。心から有難うと言って死んでいく人の死に顔は美しい。恨みつらみを言いながら死んだ人でも全てから解放されて美しい死に顔に変化していくのも不思議です。また誰が見ても感動的な美しい人生を送った人でも、かわいそうなくらい酷い死に顔となるのも不思議です。恩人について考えてきましたが、若い時から現在まで、色々思索してきましたが、やはり何といっても神様が最高の恩人と信じている私は本当に幸せです。:<恩人:264-5>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無理に解釈すると心の傷になる!

2009年08月24日 | 第7章:自分を知る方法
私を悲劇に追い込んだあの人、この人、政敵、親の敵、仕事上のライバル、受験戦争の時のライバル、人生にはこの種の戦争が無数にあります。今、成功して心が落ち着いていると、あの時の敵は解釈を変えると、たしかに自分の人生を刺激し、努力させ今の私がいる、などど悠長で好意的な解釈が出来ますが、今、悲劇のさなかにいるような時は憎悪で煮え立つことでしょう。いやなものは嫌、好きなものは好き、恐ろしいものは恐ろしい、と解釈していないと色々の人生の流れの中で、人間をゆがめていきます。変に悟ったような、気障な解釈が人を駄目にしていきます。
:<恩人:264-4>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恩人を思い出すと心はどう変化するか?

2009年08月23日 | 第7章:自分を知る方法
日常生活がどんなに忙しくても困難の連続でも、人の心はそれに慣れていくように出来ています。これは大脳の習性というか本能というか人を元気に生き抜かせる体の仕組み、体の知恵の一つです。人は考えた通りの人間になる、と古代から言われていますが、そんな中で人を豊かにしてくれる知恵の一つが恩人を思い出す作業です。心の病になる大きな原因の一つに感謝の欠落があります。自分は何の為に生きていくのか、というアイデンティティーを統合していく際に自分を育ててくれた人への感謝、食べさせてくれた人への感謝心がないと心が貧しくなり心が病む傾向があります。それを防ぐ対策の一つに恩人を想う作業があります。これを体系的にしたのが<内観>なのですが、内観の指導、世話にあたる人はきちんと勉強した愛の人、本物の親切な人でないと、かえって参加者を混乱させ心に支障を与えてしまいます。わざわざ内観に参加しなくても、日常生活で恩人を想う習慣をつけると人の心は自然と明るく元気になるように創られています。:<恩人:264-3>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧しく逞しく生き抜く人々

2009年08月22日 | 第7章:自分を知る方法
辛い話ですが、相手が困っていてもお金の保証人になつたりお金を貸したりすると人間関係は必ず破たんするようです。一見冷酷なように思う人がいるかもしれませんが、お金を貸したりしたら最後、その人間関係は完全に駄目になります。間違いありません。事業で銀行からお金を借りるのは別な話ですが、個人生活上、人からお金を借りねばならぬ人生を歩むこと自体に大きな問題が潜在しています。人は一人で生まれ、そして一人で死んでいきますので、どうしても最低限一人で食べていく知恵と努力を子供の頃から逞しく養成する必要があります。生き抜く知恵、これだけは子供の頃から教育する必要があります。人の身体は神の神殿と言われていますが天はドロボーなどしなくても食べていける機会を人に必ず与えています。その知恵に気づかないだけです。;<恩人:264-2>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の恩人たち

2009年08月21日 | 第7章:自分を知る方法
私が人生で行き詰まり、その苦しい精神的苦難を救って下さった恩人は数名いますが、どの方も必ず<あなたの考えは?>と最後に聞いてくれました。そして相当無理をしてその方向に物心ともに私を押し出してくださいました。それに反して説教だけして私の考え方を侮蔑していた先輩も沢山いました。いづれも私を大切にしてくださったのですが今から思うと私の自己実現への道を正確に見抜き才能を育て、かつ激励して下さった先輩がなんといつても有難い存在でした。いまから恩人とは何か、後輩を愛するとは何か、本当の愛とは何かを思索していきます。私を心から愛して下さった人に感謝しています。::<恩人:264-1>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢を実現しよう

2009年08月20日 | 第7章:自分を知る方法
人生から夢を取ったら何も残りません。人からなんといわれようとも本気の自分の夢だけは捨てないようにしないと何の為に生きているのか分からなくなります。口にすると、とかく馬鹿にされますので私は本気の夢はなるべき語らないようにしますが、私を愛してくれている人々はすぐ見抜きます。夢がありすぎて困りますが、息を引き取る時は天国を駆け巡る夢を描きながら死んでいきたい私なので、もう救いようがありません。それでも夢を描いていると希望と情熱がこんこんと湧き出し生きるのが本当に楽しいです。:<現実吟味力の欠如:263-5>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理性と現実が混濁すると、どうなるか?

2009年08月19日 | 第7章:自分を知る方法
人は誰でも思い通りに生きていきたいものですが、そうかといって、こうあってほしい、このような理想でいて欲しいと相手に無意識に要求する親、知人、友達、夫婦、恋人が多いのは驚きです。身近に沢山います。相手の気持ちも考えずに、勝手に期待し要求してくる人が多すぎます。相手の気持ち、都合も考えずに、真綿で首をしめるように、じわーっとからみついてきます。この種の人はほぼ間違いなく理想と現実の混濁した人、ひょつとすると自分と他者すら混濁しているかもしれません。理想と現実、自他混合のタイプの人と付き合うと混乱していくのが常です。
:<現実吟味力の欠如:263-4>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感情の変化を楽しむ余裕が人生を楽しくする!

2009年08月18日 | 第7章:自分を知る方法
入院患者さんの共通の表情は能面のような無表情な感じですが、これには大きな理由があります。良いとか悪いとかいう問題ではなく、何らかの事情で自分の感情が分からないのです。無意識の領域での憎悪とか無視とか閉じこもりとか現状は色々です。さて理性も重要ですが、倫理道徳をあまり意識しないで、今、自分は何を感じているかを時々正直に意識しないと心が病む傾向になりがちです。五感と体感を正直に意識化し、言語化する訓練はセラピストの生涯の課題です。今、感じている事を正確に意識化するのは健康の秘訣です。宗教家、裁判官、警察、教師、医者、道徳家、とても大切な職業ですが、理性を大切にする職業だけに平素、セルフコントロールに苦労されています。それだけにこの五感と体感を正直に意識する修行も重要です。:<現実吟味力の欠如:263-3>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレスの蓄積と現実吟味力の欠如の関係式

2009年08月17日 | 第7章:自分を知る方法
人生は多忙で厳しいけれども、また実に楽しいものです。ストレスの蓄積は日常から離れ湖や森の大自然の中に身を置かないと五感と体感で知覚出来ません。日常でストレスを感じる度合いは相当大きく深いものがありますから、、ふと1ケ月も湖(海は効果が低い)や森に行っているかどうかで判断する必要があります。美しい水が見える森が自律神経に一番良いようです。大自然に触れると自分のストレスの蓄積度が判明します。海は生命誕生の地ですが、生命は激しい高熱の中で生まれました。そして霊長類が生まれたのは静かな森の中のようです。難しいことを考える前に、一度、湖と森に身を置くと、心に自然の何をすべきか、その人にふさわしい答えが湧き出すように創造されているようです。
:<現実吟味力の欠如:263-2>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<空気が読めない人>について思索する!

2009年08月16日 | 第7章:自分を知る方法
日常生活では気楽に会話に上る言葉です。だれだれさんは空気が読めない、などと批判しあいます。とても面白く大切な会話だと思います。さてこのブログは理論を中心に勉強するコーナーなので理屈っぽくてすみません。空気が読めないと批判しあう場合、大きく二つに分類出来ます。(1)自分の気持ちを察してくれない人への批判 (2)現実吟味力についてのまじめな批判、です。今回は(2)について思索していきます。心理療法上の現実吟味力の問題は極めて重要な課題です。ストレス曲線と幸福曲線とプロセススケールの3つの関連性を十分理解していないと試験問題には合格しません。日々の思考と感情と行動の分析力も必要です。自己実現への道とその日々の生活での心の中の答えをどう選択していくか、という関連も思索していないと治療出来ません。この空気が読めないという領域について専門的に思索していきます。:<現実吟味力の欠如:263-1>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする