生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月31日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
歴史小説を読むと偶然の平素の会話からとんでもない事件が生まれそれに翻弄されていく姿を見せつけられます。現代でも、大分前の事で恐縮ですが、東日本の震災をめぐる某大臣の発言での混乱、某外相のアメリカでの暴言、このようにいつも国民はいらいらして生きていかねばなりません。色々の考え方があるし人間は自由意思をもっているので、生きていく上での悩みはあとを絶ちません。身辺に生起する森羅万象から神経症になる人もいますが心を病んでしまうと大損してしまいますので気に入らぬ現象が身辺に生起しても慌てず騒がず頭にこないように逞しく生き抜いていきましょう。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月30日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
吉川文学の面白さに堪能しています。平清盛があの興福寺、東大寺を焼き討ちさせた歴史にあきれ果てるのですが、この作者の小説・新平家物語第8巻を読むと、あーあ、やむをえないかなあ、と考えてしまいます。政治や歴史の置かれた環境の中で私達庶民は生きていかねばなりません。好き好んで生まれてきたわけではない私達なので生まれた以上は、それなりに意味を自分で悟りながら厳しい現代を生き抜いていく姿は本当に感動ものです。これでいいのか、といつも自問自答して生きていかねばならない人生なので生きる以上はそこに深い意味と価値を見出したくなります。歴史の翻弄される私達の人生ですが80億の人類一人一人が生きる意味を見つけ逞しく生き抜きたいものです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月29日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
年齢により相当意識の違いが生じますが今日という一日での小さな喜び、たとえば、美味しい食事の背景に沢山の人々の愛情が潜在していて食材を作ってくれている人々の人生をふと、思えるような心の余裕がでると、人生の大きな流れが生まれてくるようです。逆に美味しいからといってひたすらガツガツと食べていると何となく人生が貧しくなるのは何故でしょうか?この違いを少し学問的に言い換えると前者の事例は「アイデンティティーの統合が健全な形で形成され自己実現への道が明確化されてくる」、後者の事例は「統合の形成が病的な方向に形成されている」と定義します。何だかめんどくさいなあ、と今の本当の生き甲斐がわかりませんので、「生き甲斐の心理学」を真面目に勉強してくださいませ。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月28日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
日常生活での「不安感」は小学生から高齢者まで様々です。この不安感を「暮らしの中のカウンセラー」がカウンセリングらしくなく、さりげなく、爽やかに対応したとしたら、その存在価値は相当なものです。カウンセリングされているなあ、と感じたら、人は不愉快になります。頼んでもいないのにカウンセリングのように対応されると大抵の人は怒り出します。暮らしの中のカウンセリングは高度の哲学、心理学、宗教学、基礎医学、文化、経済等、相当幅広く勉強しておかないと多種類の不安には対処出来ません。しかも不安感を感じている人の中に、その答えがある、と確信した対応をしていないと、こちらの価値観、意見を押し付けてしまう結果となり、決して明確な処理対応は出来ないばかりでなく、社会の中で「でしゃばりおじさん、おばさん」で終わってしまいます。答えは必ず「不安感を感じている小学生から高齢者」の中に存在していますので「生き甲斐の心理学の理論」を駆使しながら共に答えを探す立場を明確にしつつ事を進めるのが正しい「暮らしの中のカウンセラー」です。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
元気に明るく生きていても時々、ふと迷い心が生じてきますが、この迷い心はとても大事なので誠実に扱いたいものです。何故、迷いが生じたか、多分、大脳が危険信号を出したのでしょう。そして冷静に識別して、今まで通りでいい、とか、ここを反省しようとか、方向を少し修正しようとかして人は生き抜いていきます。問題は迷いが生じた時に、あわてふためいて、その迷いを無視することでしょう。気弱な自分をいじめたりせずに、あるいは劣等感から無理にこの迷いを見ないふりをしていくと、とんでもない大きな人生の過ちに陥ることもああります。迷いは素直に受け止めたいものです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月26日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
太極拳は大昔、中国の仙人が更に長生きがしたいと思い、あれこれ思索して生まれたものだ、という伝説があるくらい、とてもおおらかで優雅な身体の動きです。呼吸も整い、身体も整い、心も整う、という良いとこだらけとはこのことでしょう。私が推薦する条件はおおらかで弟子を大事に親切にしてくれる、そんな師匠が前提ですが、太極拳の効能は本当に素晴らしいです。昔、大学病院の精神病棟の患者さんと太極拳を楽しむと、みるみるうちに自律神経は回復し免疫力が高まりホルモンの分泌が改善されました。皆、驚いていましたが患者さんの間で、あれは下手、こちらが上手い、と競争意識が出た途端に病状も悪くなる事例がありましたが、それでも太極拳をしないよりは遥かに改善されてきました。今は医学的にも何故効果があるか、という解説本も出ているようです。とにかく24式を覚えると自分から森の中、海辺、神社仏閣、静かなところで楽しめます。24式を一人で演武出来るには普通の人は早くて6ケ月、遅くて3年くらいかかりますが、一人で演武できると、体感的に気持ちが良く精神衛生が良くなるのは間違いありません。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月25日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
昔、流行した歌に「ケ・セラ・セラ」というのがあり、この楽天主義は素晴らしい。身辺に生起する森羅万象を暗く解釈するのではなく努力して明るく解釈して生き抜いていく哲学が垣間見られます。信仰のある人は艱難に遭遇するとこれは神の試練だと甘受して、そこから抜け出そうと明るく元気に乗り越えていきます。信仰がなくても「艱難なんじを玉とする」と信じて自分の成長の為に乗り越えていきます。ストレスを悶々とせずに生き抜いていくには、それなりの信念が必要なようですが、この「ケ・セラ・セラ主義」はとても楽しく乗り越えていくのです。どうしたらこの哲学を身につけることが出来るのでしょうか?「そうなりたいと熱望する」と成功します。人は考えた通りの人間になる。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月24日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
難しい理論は嫌になりますし、相当専門的な研修が必要なので、誰でも簡単に出来る予防医学を考えてみましょう。カールロジャースという学者の論説で<必要にして十分な6つの条件>という理論があります。その応用なのですが、親友にお願いしてなんにも言わないで、この6つの条件で自分の悩みを聞いてくれ、と頼むのです。ここではややこしくなるので3つの条件に絞り込みます。1:無条件の肯定的配慮、2:共感的理解 、3:純粋と一致、この3つです。簡単に言うと、1:黙ってうなずいて聞いてくれ、2:自分の感情を共感して聞いてくれ、3:愛情をもって一言だけコメントしてくれ、とまあ、このような雰囲気で自分の悩みを聞いてもらうのです。説教、訓戒めいたものはダメで効果がないので、事前に相手に了解を求めたあと、この方法で悩みを聞いてもらえる親友を開発しておくと自分流の予防医学に役立ちます。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
予防医学という分野があります。私達は暮らしの中のカウンセラーを目指してはいますが、この予防医学と同様に事前に深い悩みからくる色々の悲劇を防止しようと志しています。若い頃、イギリスから帰国すると恩人の某氏が50代にも拘わらず自殺していました。あんなに明るく元気に大きな組織での責任者として活躍していたのに、なぜ、自殺したのか、この衝撃は私の人生の方向を変えました。「よし、自殺する相当前に、何らかの手をうち、生き甲斐を感じてもらう仕事をしよう」と20代で決意したものの、現実の仕事の責任、大学病院のしごと、政府関係の仕事などなどこの研究所を創立するまで20数年もかかってしまい完全に法人登録したのは51才の時でした。暫く予防医学的心理療法について思索していきます。どの分野でもそうですが明日では遅すぎる、という領域があり、予防医学の基本を大事にしつつ、生き生きとした明るい人生を送りたいものです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月22日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
家庭でも職場でも色々のコミュニティでも、その場で自分の役割を意識すると案外平和に過ごす事ができそうです。大分前の話ですが、正月休みに親しい人々とパリに滞在した折、私は料理も出来ないし、生活での事細かい気配りもダメでしたので自分の役割はアパートの下にあるパン屋さんに毎朝のパンを買いにいく能しかないのに気づき、いそいそと朝、買いに出かけました。そんな私を周囲は笑いながら居場所を認めてくれていました。仕事でも勉強でも自分の役割を意識化すると自分も周囲も幸せになれるようです。悩みの相談の場合でも悩んでいる人は案外、いろいろの混濁をしていて、理想と現実の混濁、私の問題なのか、あなたの問題なのか、この領域を明確化しただけで、その悩みから解放されていく事例が多いようです。役割を混濁していくと自分も社会も家庭も職場も、どんどん混乱していくので、時々、自分の役割について思索したほうがよさそうです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
生身の人間は時々取り乱します。これが当たり前の姿なのですが出来れば慌てたり錯乱めいたりすると冷静な他者はすぐ、あれは人物が小さいなどと陰口をいいますので、出来れば泰然自若として大物風に生きたいものです。心の病でも健康な人でも取り乱す原因はただ一つです。思い通りにいかないと人は不機嫌になり感情が湧きたち、それを抑える事が出来ないからです。今後、どうしたらいいかと言いますと、修行しかありません。修行出来ない人は死ぬまで小者よ、と陰口を忍耐すればいいのですが忍耐だけですとストレスが溜まりすぎて益々、乱れていきます。総合的なストレスを良きものと解釈出来るようになると段々と人生が楽しくなります。不安、怒り、身体症状、欝、錯乱、この5つをストレス曲線と定義していますが、このストレス曲線が自分を幸福へ導く方向を示す重要なシグナルです。「自分の生育史から生まれてきた心の中の理想」と「現実」の「ギャップ」がストレス曲線なので、自分がどんな理想をもち現実を、いつもどのように解釈しているか、その分析を上手に出来ると自ずと思い通りにいかない傾向が分かり、なんだ、こんな程度で、いちいち不愉快になっていたのだ、と原因は分かり、小さな事を気にしないくなります。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月20日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
80億の人類がいるとすると一人一人のストレスのたまり方は80億あると言われています。生育史が違いますので日々の感じ方の違い、考え方の違い、行動の違いからのストレスのたまり方も全部、違ってきます。ストレスは人生の貴重な刺激剤ですので、この取り扱いが上手か下手かで自分の幸福度が違ってきます。自分を隠す方法も人により違いますし、さらけ出す方法も違います。一番楽しく役に立つ手法は自分の信用を失わない程度に、ほどほどに本音を出すと、或場合は賞賛され、ある場合は攻撃されますので、人はどの程度、本音で社会と向き合うか、その人なりにコツを悟っていきます。自分の中身をある程度、さらけ出さないと人格が成熟しないので、出来ればココロの奥底で美しい思想、健全な思想、世のため、人の為に役立つ思索をしていれば、それだけ安心してさらけ出せますが、なかなかそうもいかないのが生身の人間です。ストレスを貯めないで自由に会話しながら、のびのびと明るく爽やかに愛されて日々を送る事が人の修行のありようのようです。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月19日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「わかりません」と言うと恥ずかしいいし信用を失いそうですが、しかしこの場面はとても重要な場面です。この「わかりません、もうすこし考えてみましょう」と言う言葉について思索します。患者さんの心には必ず答えが3つや4つありますが、その選択が出来ないのでカウンセラーを訪問してきます。そうかと言って、面談の初期段階で「あなたはどう思いますか?」とカウンセラーが患者さんに質問してはいけない場面があるものです。難しい領域です。ではあなたは、どんな選択肢をもっていますか?という質問をカウンセラーが問う場面は1回のカウンセリング場面でも最終的な時間に属します。どんなに難しいカウンセリングでも50分以上継続するのはタブーです。これ以上の時間をかけるカウンセラーは問題でしょう。答えは患者さんの心と身体の中にあるので患者さんの生育史を重視しながら、その答えを学問で検証しつつ見つけていきましょう。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
どの世界でも「謙遜」は重要ですが謙遜は傲慢の始まりとはよくいったもので、この謙遜について暫く思索していきます。ネコナデ声、目線をさげて、発言や知識の発露を控えめに、いかにも自信のなさそうな感じ、こんなものは謙遜ではありません。悩みの解決、生き甲斐探索は命をかけての営みなので、どのカウンセリングの場面でも真剣勝負の雰囲気が漂い、物凄い場面も展開していきます。カウンセラーの「謙遜」とは、平素のあるがままの姿を自然体で発露していく事ですが、中々難しいので具体的な事例で論をすすめていきます。
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自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年01月17日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人類は80億に、という話があります。学者よっては地球の資源を考慮すると50億が相応しいといいますが、この人口の増加問題は見守るだけです。食料や水を巡りもう既に私達にもインターネットを通して何となく危険が近づいてきているのを感じます。地球全体の同時世界戦争は起きないとは思いますが地域戦争は多発しています。このような現実を背景にしつつ、人々は色々の環境の中で生き抜いていますが、それぞれの解決策、答えは、その人の身体と心の中に潜在しています。まして心理療法の対象となる患者さんの答えは学問側にある訳ではなく、患者さんの中からその答えを得ないと上手く対処出来ません。学問を使いながら患者さんと共にその答えを探していく方策が重要です。
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