生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年02月18日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
大部前の話ですが、江ノ島の腰越で勉強会をしていた頃、富士山と江の島が実に美しく良く見えた会場でした。江ノ島と富士山が見えると、人生が何とも楽しくなります。NHKの大河ドラマは世間が何といいましょうとも、私は毎回、興奮して楽しく拝見させていただいています。NHKならではの楽しい番組がありました。それは伝説なのですが、高知県越知町の横倉山確証記の中にあるお話でした。壇ノ浦で入水した安徳天皇が生き延びて、その越知で28歳まで生きていた伝説の話です。草薙の剣が出ていたりします。もうひとつ、宮崎県椎葉の話です。平家追討に出かけた那須大八郎が平家の落ちのびて隠れ住んでいる椎葉に行く、そこでたまたま会う平家の姫様・鶴富姫と恋に落ちて、そこに住み着く話でした。何とも興奮するお話でした。ギリシャ神話にしても世界各地に散在する伝説にしても、人々の切ない愛の物語で、真実云々よりも私はこの種の人情噺に生き甲斐を感じる一人です。腰越の源義経の話は、またまた「もののあわれ」を日本人らしく感じる物語で、ここで勉強会が出来きた私は何と幸せものでしょう。
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