伊達政宗胸像/仙台市博物館敷地内(仙台市青葉区川内)
伊達政宗の像といえば、仙台城址(青葉城)にある騎馬像が知られていますが、それは「二代目の」騎馬像。
ここ仙台市博物館の敷地内に胸像があります。この胸像こそが「初代の」騎馬像とのこと。
胸像なのに騎馬像?
その疑問の答えは、初代の騎馬像は、第二次世界大戦中に軍へ供出(鉄・銅など金属類不足解消の為)され、
馬の部分は溶かされたものの、政宗の胸より上の部分は溶かされずに棄てられていたというもの。それが後年発見され、今日に至る。
この像はひっそりと林の中に建てられており、知らない人も多いのではないでしょうか。