ちぢみほうれん草/JAいしのまき(石巻市)
宮城県東松島市矢本のちぢみほうれん草。
ちぢみほうれん草といってもそんな品種があるのではなく、ごく普通のほうれん草である。
一般的なほうれん草と違うのはその栽培方法。
露地栽培であるため、冬の寒気にさらされた葉はクシャと縮んで育つ。
自身が凍結しないように、せっせと「糖」を作り出して蓄える為、甘みが増すという。
寒さに耐え、地を這うように生長する姿は、中国野菜であるタアサイに似ている。
生産者の話によると、茎は短くて、葉はクシャクシャに縮んでるものが、より甘みが強いらしい。
ほうれん草を使った料理はいろいろあるが、
個人的にはシンプルにおひたしにして食べるのが好きだ。