本マグロのホシ/塩釜水産物仲卸市場(塩釜市)
ヒマを持て余し、塩釜までやって来ました。
この時季、魚市場を賑わすのは三陸沖で獲れるメバチマグロだろう。
中でも良型のものは「ひがしもの」と呼び、いいお値段で取引されるようです。
まぁ、ひがしものは別にして、お財布的に優しいものがあれば、何か買って帰りたい。
やはりマグロを中心に様々な魚が売られていましたが、
気になったのはこのマグロの心臓。「ホシ」とも呼んでるようです。
宮城気仙沼でモウカザメの心臓を刺身で食べたことがありますが、マグロは初めて。
一つ買っていきますか。それとマグロのほほ肉も。
帰宅してさっそく調理します。
水でもみ洗いすると、写真で見える穴と白い先っぽから赤い水が出てくる。
洗ってるうちに水の色は薄くなってきたが、
血生臭いのもイヤなので切り開いて洗うことにした。
マグロの心臓ってこんな構造になってるのね。
三角が心房で、白いのが心室なんだろう。
お湯を沸かし、表面の色が変わる程度に軽く湯通しした。
スライスしてわさび醤油で食べてみる。
食感はやっぱりハツ(心臓)ですね。筋肉質でクセがなくてウマイ。
白いところはちょっとプニプニしてます。
赤身やトロの部位と違って、「これぞマグロ!」という美味しさはないけれど、
ビタミン・ミネラルが豊富って感じがします。
ほほ肉は翌日スーテキに。
(2019年11月訪問)