ザンタレ定食/南区役所 食堂(札幌市)
地元の名物、その土地の料理を味わいたい!
自治体の食堂によっては、名物料理を提供しているところもあるのでチェックが必要だ。
こちらの札幌市南区役所食堂では、あのザンギ(鶏から揚げ)を扱っている。
これだから自治体メシも侮れない。
さぁ、喰いに行こう、南区役所のザンタレ定食を!
450円のザンタレ定食は、ザンギが6個。
プラス50円で12個に増量した「メガザンタレ定食」なんてのもある。
12個! 大きさにもよるけど、今のオイラには多い・・・。
腹の空き具合と相談して、6個の定食を選択。
食べると、甘酸っぱいタレがウマイ(^~^)
ザンギが美味しい~! いいぞ、いいぞと、ご飯をパクリ。
うっ、ご飯がやけに軟らかい。コメの味は良いが、炊き加減が悪すぎる。
うな丼や海鮮丼のご飯がこれだったら、確実にひと悶着起きる。返金レベルの炊き加減。
これはひどい。コメが泣くよ。
どういうことだろう。新米が出回る時季だ。水加減を間違えたか。
それとも過去にクレームが来たのか?
「ご飯が固くて、歯が欠けた。胃がもたれた。どうしてくれる」
「治療費を払え。札幌市は謝罪と賠償を!」
想像が大きく膨らんできたぞ。
「戦争法案廃止! 新型輸送機オスプレイにNO!」
変な太鼓の音が鳴り響く中、座り込みやラップ調の抗議活動があったのだろうか。
「内閣は退陣しろ!」
「憲法改悪は許さない!」
メッセージボードを掲げる連中の滑稽な姿。国会内でも見るマヌケな光景。
こんな炊き上がりになったのは、たまたまこの日だけかもしれん。
そう思いながら完食。だが不満は残る。
ザンギが美味しかっただけに、ご飯の残念さが本当に惜しいと思いながら、茶をすする。
壁に掲示されていた「お客様の声」が目に入り、読んでみた。
「白米が信じられないくらい美味しくない 2017年6月」
不覚にもくすと笑ってしまった。
この投書にある「美味しくない」というのは「味」なのか、「炊き加減」なのかは分からない。
だが、同じ感想を持つ者が居た! オイラだけじゃない。
もうそれだけで十分だ。ささくれだった気持ちが一気に和らぐ(笑)
ごちそうさまでした~。