漆喰の講習会は日本プラスターの社長自ら講義を行なっておられました
営業からの叩き上げの喋りのテクニックは流石です
強弱 渙発 ささやくように 謳うように 聞いている面々の注目力を落とさない
話術の見事さは 勉強になります 配られた資料をプロジェクターに投影しつつ
それだけじゃないよ~ プラスアルファもあるんだよ~と 話を聞かせます
お隣は 吉村美紀さん 住まい自分流からのお付き合いです
いつも 笑顔で華やかです 漆喰ということで 赤いツナギで極めてます
前日の写真からも絨毯のスゴイグレードがみて取れると思いますが
こちらのカーテンを閉めた窓からでさえも 高級感が漂っているのがお判りでしょうか!
では 講義の触り部分を・・・
漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム、石灰石を焼成・消化したもの)を原料に
のり 繊維を添加した、塗り壁材のことをいう
漆喰の語源とは 石灰の事を中国では 唐音よみで(しっくい)という
漢字の「漆喰」は 音を漢字に当てた 当て字というのが通説
漆喰と珪藻土との違いとは
漆喰と珪藻土は、天然素材を主原料とした塗り壁材であり用途は比較的似ている
しかし性質は全くことなる(日本プラスターさんは漆喰のメーカーさんです)
漆喰は主な主原料が消石灰であり、壁として最も重要な『自ら固まる力』を有する
珪藻土は(自ら固まる力が)ない、ですから珪藻土以外の力 すなわち「のり」の
力が必要であり その力によって 固めたり 接着させないとならない
漆喰にも スサと呼ばれる繊維やのりを混ぜて壁材 屋根材 外壁材として
使われているが、空気に触れることにより自ら固まる力があります
のりや 繊維は塗りやすさ 接着力ひび割れしにくいなど利点を伸ばすために添加されます
この性質により漆喰は、お城の外壁屋根瓦のすき間押え接着などに使われる
昔から日本に馴染み歴史のある壁材なのです
漆喰って素材は、コテ絵が好きなので興味があるのですが、何せ奧が深い!
気温 湿度 スサの繊維の長さなどのノウハウは職人さんならではの素材です
社長のお話の中で、外国のリゾートとして有名なエーゲ海やイタリアの白亜の建物の
お話が出ましたが それこそDIYで住んでいる住民が自ら壁の手入れをされている
漆喰と同じものでの 塗り壁は職人の手になるものではないが良い風合いが醸し出ている
このようなお話が、DIYアドバイザーの実技研修会では、勉強することが出来ます
今回の参加者は 名簿を見ると全部で 70名 よく見るとホームセンター各社そろい踏み・・・
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