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IKWAの組み立て家具の椅子のリメイクですが、天然材を使用しているが故の特性が!
こちらの部材は、樹脂持ち材 ヤニ材とも呼ばれる木材が背もたれに当たっています
この2つの部材は同じ形に作られておりますが重量が違います樹脂持ち材が3割ほど重いのです
天然材で、無塗装の状態であれば、使用している間に、良い具合に色が変わるのでしょうが
今回は淡い色合いの塗料を塗布します 背もたれは椅子の中でも手に触れる頻度が高い!
箱を空けた時に、針葉樹特有の香りが立ち、木材の色合いも良いのですが、樹脂が多い為
部材を手に持つと、しっとりと濡れた感じです塗料を塗るとアクとして発色を妨げるかもしれません
そこで手持ちのシーラーでアク止めと下地処理を同時に行ないました
全体的に落ち着きました、塗料を塗っても表面にアクが出てくるのを押さえられそうです
ですがシーラーも水性を使用しましたので、シーラーの中の水分を木の表面が吸って
木の目が立って指先で触れるとザラツキ気味に感じられます
これは木目によって硬い所、柔らかい所があり、水分の吸い込み率が違うためです
木は水分を吸い込むと膨らみます、打痕が出来た時に水気を与えて直すのと同じ現象です
シーラーが落ち着いた24時間後に再度サンダを掛けて表面を滑らかにします
ペンキの塗膜は薄いので、刷毛目の痕が残った場合ペーパーを掛けて2度塗りをし
塗装の手間を掛ける方は、3度塗りと、塗装と研磨を繰り返して綺麗な塗膜面を作ります
下地が滑らかであればあるほど、塗装が綺麗に仕上がるので、此処でも手間を掛けます
木の表面の状態を写真に撮るのは難しいですね 光源が蛍光灯では、これが精一杯です
最初は少し段差があるので光が当たると少し判る 次は滑らかなのすが・・イマイチ判らない
他の部分も紙やすりを掛けて、次は塗装に移りたいのですがペンキの色の見本と
実際の色のイメージが違ったので、色の使い方とデザインの変更が必要となりました
塗布してもイメージが違って見えるかもしれませんので、塗ってから考えたいと思います
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