年末や長期お休みがカレンダーで続く時に特に多いのが錠の交換です
ホームセンターに壊れた錠をお持ちになるお客様が多くなります
部屋の間仕切りやトイレに良く使用されているのがチューブラ錠です
お問い合わせの多いチューブラ錠の交換を例に ご説明いたします
チューブラ錠の意味は「チューブ」と呼ばれる管の中に
操作・錠の機能が収納されているからです
管状の角芯が中に通っているのがチューブラ錠です
チューブラ錠の角芯にも種類がございます
角芯 6.7ミリ 6.8ミリ 7ミリ 8ミリ が主だった種類です
サイズを計って頂きまして 今までと同じ寸法のサイズの錠で
あれば、ご自分でも簡単に交換できるのがチューブラ錠です
ドアをお店に持って来る訳にはいきませんので
必ず お客様のドアの厚みを測ってメモしてご来店下さいませ
錠のサイズの寸法の測り方は次の各サイズです
こちらのサイズをメモされるか 現物のチューブラ錠をご持参ください
時々いらっしゃるのですが ハンドル部分のみお持ち頂いても
壊れているのがラッチ部分ですと 再度採寸をお願いする事になります
錠の交換をご希望 お探しになる場合には どの錠でも必ず
バックセット フロントの幅 フロントの長さ ビズピッチの長さ
鍵付か、鍵無しの空錠か、が必要になります
これは錠交換の為には大変重要なサイズです
ラッチにも 各社や製造時期により 様々なサイズがございます
例えば 一見同じような形でもサイズが違う事がお判り頂けますか?
バックセットとはドアの角からノブの中心までのサイズです
サイズは色々あり 30ミリであったり 100ミリ 110ミリであったり
お客様の家のドアのサイズは 計ってみないと判らないものなのです
次に重要な事は
錠に付いているあらゆるマークや数字を必ずメモして下さい
製造メーカーのネームが入っていると探しやすくなります
建具メーカーが錠前のメーカーに製作したドアに合う依頼した錠
大量に作られるドア用にOEMとして 製作した錠
メーカーは違うけれど互換性がある 交換出来る錠など
お調べすることが出来ます
ホームセンターでは取り寄せが出来ない建具メーカーの補修部品など
錠を探すのには手がかりが多い方が合う錠を見つけやすくなります
その次に重要な事は
使用している場所がどこか、ドアの材質は何か そしてドアの厚みです
トイレ錠や浴室の錠にはフロント幅が狭い框に入るタイプや
湿気や錆びに強い材質を使用している錠 特注の錠もあります
材質も重要で 木材のドアであれば多少の加工や穴あけが出来ますが
アルミや鉄製のドアであれば1ミリのサイズ違いでも錠が機能しません
バックセット50ミリ バックセット51ミリ 1ミリ違っても 違う錠なのです
同じサイズの錠が見つかれば、交換するのが簡単なのがチューブラ錠の
特徴です 取り外し方の順番です 取付ける場合は逆の手順です
① 室内側の握り玉(ドアレバー)を ネジを外して取り外します
② 外側の握り玉(レバー) 丸座がある場合は丸座を外します
③ ラッチのプレート ラッチのネジを外します
ラッチを取り外します ピッタリとハマっている場合は
角芯の穴にドライバーを差し込み両手でドライバーの柄を持ち
軽く引いて浮かせてから取り外して見てください
(こじるのはお止めください ドア穴やラッチが痛みます)
最近は築30年を経過したお家で錠前が壊れたとのお問い合わせが多く
ドアノブのバネ ラッチのバネがダメになっていたり 部品の欠けが多いです
簡単に自分でできるDIY ホームセンターの金物錠前の商品です
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