雨樋金具で軒樋用の取り付け金具です屋根に沿って付いている
雨の受け樋でよく使われている半丸樋用の金具です
サイズが各種あり 幅100ミリと105ミリ 120ミリなどがあります
先端部分の爪の形がメカーにより様々です
樋内側に折り込んで留める商品やハメ込み式など違いがあります
材質も多種で 亜鉛メッキ製品 樋に合わせたカラーの商品も
色々あり 形も作っているメーカーも多くあります
写真の雨樋金具は正面付けで破風・鼻隠しの正面から
留める金具です 半丸樋の軒樋のタイプで下から支える
外吊りのタイプになります
角樋(箱樋)の金具はホームセンターでは余り種類は置いて無いです
角樋の特徴として角型の雨樋は、デザイン性と機能性に優れており
角型の方が丸型に比べると流水量が多くなります。
デザインが美しく 留め具が目立たない工夫もされているので新築に
多く用いられる様になってきており ゲリラ豪雨の対応で片方が
せりあがったタイプも出ています(前髙 前上がり)
完全な角型にしてしまうと、角にゴミが溜まりやすくなるため、
内側の角を落とした商品も多く留め具も内吊り型が多いです
角樋は前後フラット・前髙・前上りなどの種類により
取り付け金具が異なり外吊りと言われる下から支えるタイプ
内吊りといわれる上から吊るタイプの雨樋金具があり
軒樋を吊る形の自在吊り金具 ブラケット型など
種類が多く時にはその型番の角樋専用金具だったりします
※廃番も時にはあります 型番は重要です
正面から挿し込んで打ち込むタイプ軒樋用の金具もあります
打ち込み部分の角度の種類 足の長さの違う種類があります
写真は半丸樋の金具です
軒樋用の金具でも瓦の下に付ける軒下横打ちの金具は
種類も多くあります 例えばこちらが 「つる首」と
呼ばれるタイプで 多くは「組み」になっています
5丁流れ(5本でセットの名称)になります 軒を支える垂木につけ
5本で雨水を受ける軒樋の水勾配が金具で取れる様に考えられた物で
金具に番号が付いており1番が1番水上に来ます次に2番、3番、4番と
行くに従い水が下がって流れて行く様に金具が5本単位とセットです
高さが変わる事により角度が付き 水の流れる勾配をつける受け金具です
足の長さも 首のサイズも各種ございます
こちらは横打ち金具です鶴首と違う商品になります
瓦下横打ち 足の長さも角度も製品には種類があります
金具の図面です 角度や 長さが違う事が見てとれます
2014年の大雪で カーポートやサイクルポートが潰された時
雨樋の被害も多く 良くある半丸樋の金具でも種類が多く
角樋の金具は廃番型番であったり メーカーによる金具の形違い
来店されたお客様自身も どこのメーカーの雨樋が家に取り付け
されているかが判らずじまいで混乱が生じました
広範囲の被害による需要により品物不足 欠品 物流の混乱
通常となるまで 商品により4ヶ月以上掛かった記憶がございます
雨樋の割れや補修 取り替えなら何とか・・・でも 勾配を考え
糸を張って確認や 高い所の作業となる軒樋用金具は手強く
高所や2階軒などの作業は必ず安全対策を充分におとり下さい
自分で出来るDIY ホームセンターのエクステリア売り場の商品でした