中国のバイヤーがアフリカまで大径材を求める昨今の状況もあり
南洋材の太い木は最近採れないようです
大径木に育てるならユーカリを植え、早めに収穫するなら ファルカタ
みたいですね。ただし ファルカタは柔らかい材なので出来ることなら
固いユーカリを育てたい でも 大きくなるスピードはファルカタのほうが
やや速いので 採算性を考えると ファルカタが多く植えられるようです
図鑑も調べたら 色んな 呼ばれ方をしていました 仲間の総称なのね
門ちゃんの仰る通り 最近は中国・アフリカの木を伐採した後などにも
植えられておりました。 中国でもユーカリ植えられていましたぁ~
パンダ&コアラのコラボ?
私が見た木の写真は手入れがされているのもあって熊手の様に幹が
あり いかにもマメ科のネム風葉っぱが上にしっかり繁っておりました。
沢山の名前と地域によっての総称と木材になったときの名前が重複して
いるのですね・・・マメ科の植物は共通ですが・・・・
コメントのお陰で 改めて 勉強になりました ありがとうございます
木の図鑑 や 家具屋さんの 説明を まとめて 引用させて頂きます
南洋産マメ科の広葉樹、インドネシアでは「センゴン(sengon)」または
「ジュウンジン(jeungjing)」の名で呼ばれる「モルッカネム」はモルッカ、
ニューギニア、ソロモンなどに自然分布していますが、現在では東南アジアや
太平洋地域の熱帯各国で造林が進んでいます。
ジャワ島全土で造林されている他、マルク、南スラウェシ、イリアンジャヤ
などにも分布しています。モルッカネムは生長が非常に早く、
成樹で40メートルほどになります。
10年未満の周期で伐採が可能です。伐採したての木はプテというマメ科の
マメの青臭い匂いがしていますが、木が乾燥するとともに匂いは消えます。
最近では日本のホームセンターでも「ファルカタリア」の名前で流通し、
桐の代用材として利用されている種です。扱う店によっては、
「センゴン・ラウト」、「アルビチア・ファルカータ」とも、商品名として
「南洋桐」と呼ぶこともありますが本桐とはまったく別種です。
モルッカネムは芯と辺材の境界があまりはっきりしておらず、色調は全体に
淡い黄白色をしています。軽軟で強度が低く、工作材のバルサ材にも似ています。
加工や乾燥は非常に簡単です。肌目は粗いのですが表面の仕上がりはキレイ
なので家具用芯材、引出しの側板、箱材、梱包用材、マッチの軸木、
パルプ材などに加工されます。
センゴン ラウト Sengon laut
[その他の名称]
アルビチア・ファルカータ(ファルカタ)、バタイ、モルッカンソウ、
商品名で南洋桐と呼ばれることもある。
マメ科 Albizzia 属の広葉樹。
学名 : A.falcataria
モルッカ、ニューギニア、ソロモンに分布。現在では東南アジアや
太平洋地域に造林されている。
辺心材の区別は明らかでなく、材の色調は全体に淡い黄白色。
木質は軽軟で、強度は低い。木理は通直ないしやや交錯する。
加工や乾燥は容易。肌目はやや粗いが表面の仕上がりは良好。
虫害や青変菌の害を受けやすく、耐久性は極めて低い。
気乾比重 : 0.37
家具用芯材、引出の側板、箱材、梱包用材、マッチの軸木、
モールディング材、パルプ用など。
以上情報は文献等からの引用です
手軽に自分で出来るDIY ホームセンターの商品でした。