競合店視察

家具専門店時代は販売価格の設定は非常に重要で、競合店を視察しなければならかったのです。

しかし、当社の社員が某店に視察に行ったところ、指をさされ『おっ来た来た』と大声で言われ、すごすごと帰ってきました。庄内地区のある家具屋さんの社長さんとお話したら、その方はやはり同店の前で『帰ってくれ』とシャットアウトされたそうです。逆にその店の店員の方もよく視察に来るのは知っていたのですが、仕方が無いので黙認しているのでしたが、、、

そう言う話を聞かされると、やはり嫌なもので、私は過剰な変装をして視察に行くものでしたが、余計に目立つ様でジロジロ店員さんに見られました。後輩に見つかって『せんぱ～い、何してんですか？』と大きな声をかけられた事もありました。その後輩は私が家具屋だと知らなかったので、ズケズケといろんな事を聞かれて困り『実は俺んちは家具屋で偵察に来てるんだ、どれが欲しい？ウチでもっと安くしてやるゾ』と結果的にそのお店を利用した事もございました。

リサイクルショップを始めてからは、地元の競合店にはあまり行く事がありません。販売価格に関してはある程度の相場やルールみたいなモノがある事もあったり（稀に高く設定して割引するという手法もある様ですが）、中古なので全く同じものというのも少ない為です。リサイクルショップユーザーのお客様はいろんな店を頻繁に廻っている方が多いので、お客様に見つかってしまうのも気まずいのです。入りたての社員や知人にお願いして、たまに見てきてもらう程度です。（他地域に行くとリサイクルショップに行って、ドウドウと掘り出し物探しが出来るので、気持ちがいいです。）

某お宝系のお店がオープンする前には、ゾロゾロと数名の店員の方が視察に来ていました。『総合型も見にくるんだ？』と思いましたが、『お～ッすげぇこんなのあるんだ』と褒めていただけていましたし、商品も購入していただけました。

別の総合型の出店の際の視察はちょっといただけないと思いました。詳しくは言えませんが、、、、

家電量販店では頻繁に価格調査を行っていると言っていますが、社員数や組織力があるので難しい事ではないのでしょうね。