ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

小説/東野圭吾

2011-01-18 08:06:26 | Weblog
ブログをまめに更新する様になって、小説を読まなくなりました。最近タバコを止めて、昼と晩の飯の後と仕事中の夕方の休憩時間に手持ちぶさたになり、またタバコが吸いたくなります。欲求をそらす意味もあり、今度は小説を読む癖をつけました。


重くなく、パラパラと気軽に読める東野圭吾さんの本を買いました。最近読んだのは夜明けの街で狂った刃白銀ジャックです。夜明けの街では40歳の家族を持つ私はついつい感情移入してしまいました。最後にとても切ない気持ちになりますが、元サヤにホッとする結末。ドラマや映画で似たような設定の主人公がいても、明らかに自分ではない役者が演じているので、そうではないのですが、活字は想像力が働くので、つい入り込んでしまいます。さて、今度はさまよう刃ですが、夜明けの街の様に入り込んでしまうと大変だと躊躇しました。何故なら16歳の娘が大変な事になりそうなのです。やな感じなので、一時ストップしましたが、その後一気に読んでしまいました。白銀ジャックも数日で読んでしまいましたが、この2冊は正直物足りない感じでした。最後の数ページで、裏をかくように急転するトコロはさすがですし、モラルに訴える部分、問題提起があるのも東野作品ならではです。しかし、ずいぶん前に読んだ白夜行幻夜のインパクトが強かっただけに、ミステリーとしてはあっさりしている様な感じです。


上記3冊は白夜行、幻夜に比べればページ数も少ないのですが、それでも500ページ程あります。これにはまってしまい、気がつくとAM2時なんて事もあり、書店で見つけた、宝島のこのミステリーがすごいの大賞作家の短編集を買いました。これなら区切りよく止められると思いました。しかし残念ながら、浅すぎです。ミステリーを短編で堪能しようと思うのが間違いでした。作家さんも文字数制限をかけられている訳で、苦労しているのだと思いますが、、、

結局、東野さんの新作ダイイング・アイを買ってしまいました。今回はゆっくり読む様に心がけております。


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