大森第一小学校第40期卒業生同期会

卒業して幾星霜、さあ懐かしい面々と再会し、浮世の憂さも忘れて、思い出話に花を咲かせよう!

つぶやきの部屋46

2019-01-28 15:45:23 | Weblog

「カタールに負けて、カタルに落ちた」

文政権(大統領を初めとして親北左巻の集団)は、「北風と太陽」(イソップ寓話)が
よほど気に入っているのか、北朝鮮の詐術など一切目に入らず、耳に届かず、口を閉ざ
して、国連決議(制裁決議)なんのそのと融和政策にまっしぐら。

これまでも陸や港(安保理から制裁違反とされている船舶の入港を許している)を通じ
ての物資のやりとり、海上での外国船を装った石油の瀬取りと、やりたい放題。米国に
バレそうになると手を替え品を替えて、蛇の道はへびとばかりに高を括っていたのです
が、1月18日午後のこと、その尻尾を捕まえたのが、我らが自衛隊。
東シナ海の公海(上海の南約410㎞の沖合)上でのこと。哨戒機からの連絡を受けての
ことだと思いますが、佐世保から海上自衛隊の補給艦「おうみ」が駆け付けて、その現
場をしっかり確認しました。
 ※瀬取りは、昨年5月3日にも行なわれていて、東シナ海上海東方沖の洋上において
  韓国船籍と見られるタンカーが、北朝鮮船籍のタンカーに船体を横付けしている
  のを、海上自衛隊の艦艇が確認。瀬取りは未遂に終っている。
  同月13日に日本国政府が韓国に対して事実確認したところ、韓国は「違法取引の
  事実は確認できない」と回答。つまり「ホースを繋いだだけだ」と。

そのときの現場写真が上に挙げたものです。大きな方(下)が16時35分頃撮影されたも
ので、小さな方(上)が17時45分頃撮影されたものです。(ともに防衛省のHPに掲載)
北朝鮮船籍のタンカー「ANSAN 1号」と船籍不明の小型船舶が接舷しているところですが、
どちらの写真でも蛇管(ホース)で繋がっている様子(丸で囲った箇所)が分かります。
それと発見されて不審船が船首をかえて離れようとしている様子(写真上)も見て取る
ことができます。
 ※「ANSAN 1号」は、平成30年3月に国連安保理北朝鮮制裁委員会から資産凍結・入港
  禁止の対象に指定された船舶。
  上の小さな写真は、「おうみ」に搭載しているヘリコプターからの撮影と思われま
  すので、平時(通常搭載せず)の出動では無かったことが分かります。
 
このときも瀬取りは未遂に終わったようですが、防衛省はこれを公表(1月24日)しまし
た。(この後、これがジャストタイミングであったことを示します。)
ロイター通信も前日(1月23日)に、「韓国政府が昨年、北朝鮮に343トン規模の石油製
品を北朝鮮に送ったが、国連に報告されていない」旨を報道しています。
 ※国連安全保障理事会(UNSC)の決議では、加盟国は、北朝鮮に供給されるか販売さ
  れる洗練された石油製品の規模を30日ごとに対北制裁委員会に報告する義務がある。

P-1哨戒機への韓国駆逐艦によるレーダー照射(昨年12月20日)は、度重なる瀬取りを
邪魔されたことに苛立った韓国が偶発的に行ったように見えますが、それまでと大きく
異なることが幾つかあります。

まずは、軍艦(駆逐艦)を伴っていたことです。
国籍を示す旗を艦首にも艦尾にも揚げていません。わずかにマストにそれらしきものが
言い訳程度に、マストの陰になるように掲げてありますが、目立ちません。国籍を隠匿
したい意図があったとしか思えません。

次に、瀬取りであるならば、受け取る側の漁船が小さ過ぎますし、渡す側の韓国艦船に
もそれらしいものが見当たりません。それに大和堆と云う漁船がたくさん集まるところ
で(誰に目撃されるか分からないようなところで)、人目を避ける作業をするとは考え
られません。

さらに、北朝鮮の漁船と思しきものには、一般的なイカ釣り漁船と違って、前方と後方
にそれぞれ3~4mのマストがあり、そこにモールス通信用とみられるケーブルが架か
っていることです。このような特殊アンテナを装備していることから日米情報当局は軍
や特殊部隊が使用する工作船との分析をしています。

過去の例からも北朝鮮の工作船であれば、韓国に助けを求めることは有り得ません。
ではなぜその工作船に対して、日本の排他的経済水域にまで出張って来て、韓国海軍ま
でを動員しなければならなかったのか。なぜ隠密裏に事を成し遂げようとしたのか。
それらの疑惑を解く鍵は、工作船にあります。工作船を使用できる人物にあります。そ
の人物が金正恩のターゲットであれば、救助活動らしい様子が一切見当たらないあの不
自然な艦船やボートの配置も、その後の成り行き(レーダー照射で追い払い、十分な手
当も事情聴取もせずに直ぐに北朝鮮に引き渡した)も得心の行くものとなります。

最後に極めて興味深いことを。
それは自衛隊のP-3C哨戒機が60~70mの低空飛行で威嚇したと、韓国がいちゃもんを付
けた1月23日のこと。その臨時の記者会見で、韓国軍合同参謀本部の徐旭作戦本部長が
「これより先の今月18日、22日にも韓国艦に対し威嚇飛行を実施した」と口走ってしま
ったことです。
18日は、補給艦「おうみ」が瀬取りを見つけたその日です。
哨戒機は発見はしたものの、おそらくその場は中国の防空識別圏内だったのでしょう。
面倒事にならぬようにと海上自衛隊艦船の派遣要請をしたものと思います。
「口走った!」と後悔したであろうことは、船籍不明の不審船が韓国のものであったと
言外にポロっと漏らしていること。≧(´▽`)≦アハハハ
 ※ヘリコプターの飛行が低空飛行なのは当たり前、いちゃもんを付けられても困り
  ます。ただし、ヤバイと脅威を感じたことには同意します。

まさにジャストタイミングで防衛省は公表したのですよね。(*^-゚)v good job ィェィ♪

註)1月29日、一部訂正しました。


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