さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

ボエーム三昧

2009-06-18 | インポート

連日、ボエームの稽古が続いています。

今日はマエストロの音楽稽古でした。
通常、音楽稽古は、
立ち稽古・・・演技の入った稽古が始まる前に、
数回、時間を取って行うものなのですが、
今回は公演が決まったのが急でしたので、
十分な稽古期間を取ることが難しく、
変則的に、立ち稽古が始まってから、
数回の音楽稽古を取っています。

  

マエストロの音楽稽古を受けていると、
作曲家や作詞家へのリスペクトが伝わってきます。

例えばですねぇ・・・

ムゼッタのテーマというものがあります。
ムゼッタが登場する時や、
ムゼッタが何かをする時に流れるテーマなのですが、
(ミュージカル『RENT』でも、同じテーマが使われています)
2幕でテーマが流れる時と、4幕でテーマが流れる時は、
伴奏型が違います。

どうして伴奏型が違うのか、
同じ“ムゼッタ”というキャラクターですが、
心の動きが違うからです。

「ムゼッタの本当の姿だから、伴奏型が違うんだろうが~」

厳しい言葉で、指摘してくださいます・・・。

  

どうも、歌い手は、
歌の旋律のみを追ってしまう傾向がありまして・・・

  

歌えばいいというものではないのですが、
どうも、“歌わなくてはならない”が優先してしまうと言いますか・・・。

言い訳です。

 

でも、マエストロは、
絶対的に、作曲家や作詞家へのリスペクトを欠かさない。

ですから、私もマエストロをリスペクトするのですけれど。

  

演出家の先生も、超有名人で、
周りの歌い手さんには、
「どうして、こんなに有名な人が、来てくれたの!?」と
ビックリされるような方です。

  

トナカイのサロンオペラに、
指揮者と演出家を入れたいということは、
実は、最初のサロンオペラ:トゥーランドットの時から
考えていました。

実際に動き出し始めたのは、カルメンの頃ですが、
長い時間をかけて、指揮者や演出家を探して説得し、
トナカイのオーナーを説得して、
今回、ようやく実現になりました。

長い時間をかけて、準備をしてきたので、
『7月のサロンオペラが空いている』とお話を頂いた時には、
急であったにも関わらず、
上演の準備が出来ていました。

逆に、急な依頼に対応してしまったせいで、
集客や宣伝に時間がなくて・・・。

リスペクトするマエストロと、
超有名な演出家・・・
これだけのメンバーを揃えることが出来たのに、
お客様が少ない現状・・・。

今までのサロンオペラで、最も少ない集客になるかもしれません。

  

連日の稽古、それに、
小道具を集めたり衣装を用意したりなど、製作のお仕事・・・。
時間は少ないのですが、
頑張って、宣伝活動の時間も作りたいと思います。

  

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