リバイバル・プラン
at 2004 06/25 22:46 編集
昨日の『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京・BSジャパン)に日産自動車のカルロス・ゴーン社長が出演し、見事に再建を成功させた日産自動車の今後の戦力について色々と語っておられた。 失礼ながら私は日産自動車がこんなに早く復活できるなんて想像もしていなかった。 かつてゴーンさんが社長に就任した時、日産自動車は異常な高コスト体質に苦しんで進退窮まった状況だった。 私は日産自動車がゴーンさんを招いたのは再建というより、生き残る為に不採算部門を切り捨てる事は社内にしがらみの無い“よそ者”にしか出来ないからだと思っていました。 正直、時間的に業績回復までは手が回らないと考えていましたが、わずか4年でここまで立て直すとは... 今となってはつい日産復活と言う“結果”を先に見てしまうのでその凄さが分かりにくいですけど。
ゴーンさんが就任後、真っ先に手を付けたのが異常な高コスト体質からの脱却で、いくつかの工場を閉鎖し、多数の社員をクビにした。 私は今でも覚えているが、クビになった社員の家族にテレビカメラが向けられ、途方に暮れるその人達の姿を映していた。 それでも『リバイバル・プラン』を掲げて期限を切って再建への道筋を表し、それが出来なければ当然自分が責任を負うとしていた。 そして全力を傾けて日産自動車の再建に取り組み、本当に期限内での再建に成功してしまった。 今は会社の再建に成功して笑顔の場面が目立つゴーンさんだが就任当初、多数の社員をクビにした時に見せた表情は本当に辛そうに見えた。 彼は他社から来たばかりで日産自動車の社員達には何の思い入れも無かったはずなのに... ゴーンさんは“コストカッター”などと言われ、恐れられていたらしいけど、でも彼には“血の通った”ものがあったのでは。 そして強い責任も...
今日は町内の大型スーパーに行く。 夕食の買い物ついでにお城雑誌を買おうと本売り場に行って週刊誌を立ち読みしたのだが、相変わらず目眩がする程に”プロ野球一リーグ化”の記事が溢れている。 プロ野球も今やこんな事でしか話題を呼べないのだろうか...? ちなみに私が読んだ週刊誌の記事の中では『AERA』の特集記事が一番核心を突いていているのではないかと思います。 それにしても... 確かにプロ野球も50年も続いた二リーグ・12チーム制の見直しが必要なのは分かるが、だからと言って気安く「一リーグなら8球団が望ましい。」などと言える人の気が知れない。 ”ツネオ”といい、”クマ”といい...
スポーツ新聞とか見ると相変わらずプロ野球を一リーグ・8チーム体制に再編するだの何だのと書かれているが、そうなった場合には4チーム分の選手だけで300人、球団職員や裏方さん、吸収合併されたパ・リーグの職員さんなど入れれば相当数の人が仕事を失う。 それだけの犠牲を伴うにも関わらず、そこから先のプロ野球再建への道筋は具体的に語られてはいない。 ライオンズの球団社長が「松坂対巨人打線の対決が実現する。」などと言っていたが、それは交流試合をやっていればとっくに実現していた話だ。 それだってすぐに慣れ、飽きられてしまうのは目に見えている。 一リーグ体制にするならするで一体どうやってプロ野球を立て直し、再び繁栄の日を迎えられるのか? 過激な“球界リストラ”を行う以上、期限を切り責任を明確にして改革を断行するリーダーが必要なはずなのだが...
週刊誌によると読売は一リーグにしても人気が回復しなかった場合に備えてメジャーリーグへの参加を考えて準備をしているらしい。 評論家の豊田泰光さんは日本からメジャーリーグに1~3チームが参加するだろうと予測されている。 そうなったら何億円もの給料をもらって当然と思っている選手達はそっちに言ってもらう事になりそうだ。 私はサッカー界の指導を受けて新しいプロ野球を創れば良いと考えているが、そうなったら問題となるのは高給取りの選手の処遇だ。 日本にメジャーリーグの球団が出来れば彼らの受け皿にもなるしありがたい話です。 日本にメジャーリーグの球団もあり、地域密着を標榜する日本の新リーグもあり...で良いのでは。 まだまだこの先どうなるか分かりませんけど。
at 2004 06/25 22:46 編集
昨日の『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京・BSジャパン)に日産自動車のカルロス・ゴーン社長が出演し、見事に再建を成功させた日産自動車の今後の戦力について色々と語っておられた。 失礼ながら私は日産自動車がこんなに早く復活できるなんて想像もしていなかった。 かつてゴーンさんが社長に就任した時、日産自動車は異常な高コスト体質に苦しんで進退窮まった状況だった。 私は日産自動車がゴーンさんを招いたのは再建というより、生き残る為に不採算部門を切り捨てる事は社内にしがらみの無い“よそ者”にしか出来ないからだと思っていました。 正直、時間的に業績回復までは手が回らないと考えていましたが、わずか4年でここまで立て直すとは... 今となってはつい日産復活と言う“結果”を先に見てしまうのでその凄さが分かりにくいですけど。
ゴーンさんが就任後、真っ先に手を付けたのが異常な高コスト体質からの脱却で、いくつかの工場を閉鎖し、多数の社員をクビにした。 私は今でも覚えているが、クビになった社員の家族にテレビカメラが向けられ、途方に暮れるその人達の姿を映していた。 それでも『リバイバル・プラン』を掲げて期限を切って再建への道筋を表し、それが出来なければ当然自分が責任を負うとしていた。 そして全力を傾けて日産自動車の再建に取り組み、本当に期限内での再建に成功してしまった。 今は会社の再建に成功して笑顔の場面が目立つゴーンさんだが就任当初、多数の社員をクビにした時に見せた表情は本当に辛そうに見えた。 彼は他社から来たばかりで日産自動車の社員達には何の思い入れも無かったはずなのに... ゴーンさんは“コストカッター”などと言われ、恐れられていたらしいけど、でも彼には“血の通った”ものがあったのでは。 そして強い責任も...
今日は町内の大型スーパーに行く。 夕食の買い物ついでにお城雑誌を買おうと本売り場に行って週刊誌を立ち読みしたのだが、相変わらず目眩がする程に”プロ野球一リーグ化”の記事が溢れている。 プロ野球も今やこんな事でしか話題を呼べないのだろうか...? ちなみに私が読んだ週刊誌の記事の中では『AERA』の特集記事が一番核心を突いていているのではないかと思います。 それにしても... 確かにプロ野球も50年も続いた二リーグ・12チーム制の見直しが必要なのは分かるが、だからと言って気安く「一リーグなら8球団が望ましい。」などと言える人の気が知れない。 ”ツネオ”といい、”クマ”といい...
スポーツ新聞とか見ると相変わらずプロ野球を一リーグ・8チーム体制に再編するだの何だのと書かれているが、そうなった場合には4チーム分の選手だけで300人、球団職員や裏方さん、吸収合併されたパ・リーグの職員さんなど入れれば相当数の人が仕事を失う。 それだけの犠牲を伴うにも関わらず、そこから先のプロ野球再建への道筋は具体的に語られてはいない。 ライオンズの球団社長が「松坂対巨人打線の対決が実現する。」などと言っていたが、それは交流試合をやっていればとっくに実現していた話だ。 それだってすぐに慣れ、飽きられてしまうのは目に見えている。 一リーグ体制にするならするで一体どうやってプロ野球を立て直し、再び繁栄の日を迎えられるのか? 過激な“球界リストラ”を行う以上、期限を切り責任を明確にして改革を断行するリーダーが必要なはずなのだが...
週刊誌によると読売は一リーグにしても人気が回復しなかった場合に備えてメジャーリーグへの参加を考えて準備をしているらしい。 評論家の豊田泰光さんは日本からメジャーリーグに1~3チームが参加するだろうと予測されている。 そうなったら何億円もの給料をもらって当然と思っている選手達はそっちに言ってもらう事になりそうだ。 私はサッカー界の指導を受けて新しいプロ野球を創れば良いと考えているが、そうなったら問題となるのは高給取りの選手の処遇だ。 日本にメジャーリーグの球団が出来れば彼らの受け皿にもなるしありがたい話です。 日本にメジャーリーグの球団もあり、地域密着を標榜する日本の新リーグもあり...で良いのでは。 まだまだこの先どうなるか分かりませんけど。
歓喜のサヨナラ勝ち
今日からカープはホームのマツダスタジアムでドラゴンズとの三連戦です。 例によってテレビ中継は地上波でやっていました。 ずっとビジターゲームだった先週は火曜日に広島ローカル?......
王者の戦い
at 2004 06/26 23:52 編集
アテネオリンピックを目指す野球日本代表チームのメンバーが発表された。 私が以前考えたメンバーとは大幅に違い、メジャーリーグ帰りの佐々木投手(ベイスターズ)や新庄選手(ファイターズ)が選ばれなかったりと気になるところはあるが、それでも十分に強そうなチーム構成になっている。 ただカープから選ばれた木村(拓)選手に関しては、彼が現時点で控え選手であり、チームにとって痛手は少ない。 他のチームが主力選手二人を引き抜かれ、またライオンズとタイガースは他国の代表チームにも選手を取られている。 木村(拓)選手は確かにいい選手で、日本代表チームに必要だったかも知れないけど、公平を期す為に派遣人数枠を設けたのだから最後まで徹底するべきだったと私は思います。
サッカーのJリーグでは今日、横浜マリノスの優勝が決まった。 今のJリーグはマリノスの黄金時代だ。 そのマリノスを始めJリーグの強豪チームはシーズン途中にも関わらず頻繁に選手を日本代表チームに召集され、控え選手で乗り切らなくてはならない事態に度々見舞われる。 一方で日本代表チームに選手を一人も召集されないチームも多々ある。 でも不公平だと言うクラブも無ければサポーターもいない。 ちなみにサッカー界ではドラフト制度も無くて高校サッカーを沸かせた選手はJリーグの強豪に自由競争で入る事が多い。 でも戦力不均衡だからドラフト制度を導入しろと言う人はいない。 どうしてなのか...?
今のプロ野球ではジャイアンツ一球団に有力選手が集中しているのは誰の目にも明らかのはず。 今回のオリンピックでもジャイアンツから上原投手に阿部捕手、仁志選手に二岡選手、小久保選手に高橋(由)選手と6人くらい派遣しても良かったのでは? その為に8月の間は控え選手や若手選手でしのぐ事になるが、それでも五割位を維持する戦力はあったはず。 そしてオリンピックが終わり、日本代表チームに派遣していた選手が復帰すると一気に巻き返して終わってみたら優勝していた... これが本当の”王者の戦い”だと思うのですが。 私が”ツネオ”ならそんな筋書きでテレビ視聴率アップを狙うのだけど。 まあそれよりもペナントレースを休止してくれれば一番良かったのですが...
at 2004 06/26 23:52 編集
アテネオリンピックを目指す野球日本代表チームのメンバーが発表された。 私が以前考えたメンバーとは大幅に違い、メジャーリーグ帰りの佐々木投手(ベイスターズ)や新庄選手(ファイターズ)が選ばれなかったりと気になるところはあるが、それでも十分に強そうなチーム構成になっている。 ただカープから選ばれた木村(拓)選手に関しては、彼が現時点で控え選手であり、チームにとって痛手は少ない。 他のチームが主力選手二人を引き抜かれ、またライオンズとタイガースは他国の代表チームにも選手を取られている。 木村(拓)選手は確かにいい選手で、日本代表チームに必要だったかも知れないけど、公平を期す為に派遣人数枠を設けたのだから最後まで徹底するべきだったと私は思います。
サッカーのJリーグでは今日、横浜マリノスの優勝が決まった。 今のJリーグはマリノスの黄金時代だ。 そのマリノスを始めJリーグの強豪チームはシーズン途中にも関わらず頻繁に選手を日本代表チームに召集され、控え選手で乗り切らなくてはならない事態に度々見舞われる。 一方で日本代表チームに選手を一人も召集されないチームも多々ある。 でも不公平だと言うクラブも無ければサポーターもいない。 ちなみにサッカー界ではドラフト制度も無くて高校サッカーを沸かせた選手はJリーグの強豪に自由競争で入る事が多い。 でも戦力不均衡だからドラフト制度を導入しろと言う人はいない。 どうしてなのか...?
今のプロ野球ではジャイアンツ一球団に有力選手が集中しているのは誰の目にも明らかのはず。 今回のオリンピックでもジャイアンツから上原投手に阿部捕手、仁志選手に二岡選手、小久保選手に高橋(由)選手と6人くらい派遣しても良かったのでは? その為に8月の間は控え選手や若手選手でしのぐ事になるが、それでも五割位を維持する戦力はあったはず。 そしてオリンピックが終わり、日本代表チームに派遣していた選手が復帰すると一気に巻き返して終わってみたら優勝していた... これが本当の”王者の戦い”だと思うのですが。 私が”ツネオ”ならそんな筋書きでテレビ視聴率アップを狙うのだけど。 まあそれよりもペナントレースを休止してくれれば一番良かったのですが...
...以上です。
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