今日は予定通り広島の街までカープの応援に行った。 しかし天気予報が当たって朝から雨... でもこのくらいの雨なら間違い無くやるだろう。 新聞によるとチケットは前売りで完売しているそうだし、これが流れると大変だろう。 私はいつものディバッグに”サウスポー変身グローブ”と麦茶の水筒、そしてカープ応援用の赤Tシャツを入れ、そして手持ちの
エコバッグにはお弁当と
保冷剤、それと我が家の家庭菜園で採れた枝豆、そして生ハムも入れた。 私は野球場に持って行く生ハムはいつも決めている。 この生ハムは塩味が強くてちょっと辛いが、それだけに暑い野球場に持って行っても食べるまで腐らないですから。 ついでに今朝着換えた時に”大リーグパンツ一号”もしっかり”装備”しました...
駅にやって来た。 余裕を持って球場入りする為にはもうちょっと早く家を出れば良かったな。 プラットホームで電車を待つ客を見ると、ユニフォームを着たりカープ帽を被ったいかにも野球観戦に行くらしい人が多く見える。 元の市民球場の頃でもJRで球場に向かう人は居ない訳では無かったがあくまで少数派だったから。 そう言う私もJRで
横川駅から降りて歩いて元の市民球場へ行っていたものですが... 考えている内に電車がやって来た...混んでいる。 普通だったら正午過ぎの電車は空いているものだが、今日は観光客に加えて
マツダスタジアムに向かうカープファンも大量に乗り込んでいるからな。 お陰で座れなくなったが、のんびり座っている気分でも無いですからね。 プレーオフ制度のお陰で去年に続いて”負けられない試合”を生で観戦する事が出来た。 球場に向かう間に”
武者震い”する様な経験、これからも毎年やりたいですね...
電車は
広島駅に着いた。 駅の中は観光客とカープファンでごった返して異様な状況だ。 外国人観光客も何事かと困惑するだろう...と思っていたら、中に”鯉の狩人”赤松選手のユニフォームを着た外国人がいる! もちろん観光客では無さそうだ、広島在住でカープファンになったのだろうか...? とにかく時間が無い、私は大急ぎで駅からちょっと歩いたところにあるビックカメラに入り、3階まで駆け上がって酒売り場でビール2本を買った。 そしてトイレに入って個室で素早く外出着のTシャツからカープ応援用の赤いTシャツに着換えた。 準備完了!と言う訳で急いで店を出てマツダスタジアムへ急行する。 私はいつも大型スローブから入って正面ゲートから球場入りしています。 入り口は行列になっている、早くしないとスターティングメンバー発表が始まるではないか。 やっと順番が回って来た頃、既にスワローズの先発メンバーが発表された。 長い手荷物検査を済ませて今度はビールを紙コップに注ぎ換えてもらう。 もうカープの先発メンバー発表も始まってしまった。 やっと入場手続きが終わり、私は急いでスコアボードが見えるところまで行って先発メンバー発表を途中から見た。 それが終わると今度は自分の席への移動だ。 私の席は外野のかなりセンター寄りらしい。 前から10列目だからかなりグラウンドが近く見えるだろう。 それにしても正面ゲートから外野席は遠いな...
座席に着いた。 傘も含めると荷物が多くて手狭だ。 コップホルダーにビールを置いたが一つ足りない。 仕方が無いから後ろの方に置いた。 座る前に雨で濡れた座席を拭かなくては。 今日は家から雑巾を持って来たのだが、出来れば球団側が
ウェス業者から買うとかして”貸し雑巾”を用意して客席上の自由通路にでも置いてくれればファンも助かると思うのですが。 古新聞とかを敷いている人も居ましたけどあれでは客席にゴミが大量発生しますから... さて、席に着いて気が付いたのだが、見ると三塁側
パフォーマンスシートが埋っているのには驚いた。 広島在住のファンも多いジャイアンツやタイガースと違い、他の3球団の場合はパフォーマンスシートががら空きになるかカープファンが入り込むかするものだが、スワローズファンだけであそこを埋めるとは驚きですね、連休で広島観光がてらに来たのだろうか...?
試合はカープが左腕・斉藤投手、スワローズが高木投手の先発で始まった。 センターで先発の赤松選手がサインボールを客席に投げ込む。 実は今年初めて行った試合で赤松選手の投げたボールが足下に転がって来たので取って今も私が持っています。 あれで知ったのですが、試合前とヒーローインタビュー後に投げ込むあのボールは試合用のとは違う柔らかい物です。 どうやら怪我防止の為に硬球を客席に投げ込むのは止めにしたみたいですね。 もちろんホームランボールはもらっていいのでしょうけど。 初回は斉藤投手があっさりと片付け、カープの攻撃に入ります。 スワローズの選手が最初の守備に就く時、グラブの右手を振ってみたら二塁の田中(康)選手が帽子を取って客席に軽く一礼した様な、それにセンターの青木選手も...多分気のせいだろう。 カープは初回、いきなり東出選手がヒットで出たけど赤松選手のところでエンドラン失敗で二塁で刺されてしまった。 このミスは赤松選手が二塁打を打って多少取り返したけど器用さと言うかバットにとにかく当てる技術と言う面で赤松選手は二番には不向きかも知れない。 このチャンスで後続が凡退して無得点、まさかチャンスがこの時しか無いとは予想もしていなかったが...
4回、好投していた斉藤投手が青木選手へのフォアボールから飯原選手に2ランを打たれ、更に畠山選手、野口選手の連打で追加点を取られて3点リードされてしまった。 もっともスワローズもチャンスはこの回しか無かったのだが... 斉藤投手はこの回で降板、またも10勝目はならなかった。 私の目の前で決めて欲しかったけど。 試合を見ていてうっかりしていたが、席の下に置いていたビールが倒れてこぼれてしまった。 これで2度目か...家から持って来た雑巾をこんなところで使う事になるとはな。 紙コップ用の蓋がないか、来年までに対策を考えておかないと。 客席を2度も汚したお詫びに売り子さんから700円のクソ高いビールを買った。 サーバーで注ぐから冷たいし、キレのある味わいでコクがあり、700円もするだけにさすがに旨い。 貧乏なので滅多に飲めない味だが...
B級グルメNO.1は「横手やきそば」(読売新聞) - goo ニュース
気軽に食べられる値段で地元にも親しまれる味はいいですね。 球場の中でも色々と美味しそうな物が売られていますが、値段が高いですし全部球場の中で買うのは厳しいですから、球場の外で広島ならではの”B級グルメ”な食べ物が色々と売られているといいのですけどね。 それと球場内売店の食べ物を組み合わせれば出費を抑えて楽しめるのではないかと思っています。
試合は異様な程に速いペースで進み、もう7回に入った。 カープは旧市民球場時代から7回に敵チームの応援歌も流して遠来のファンも盛り上がれる様にしているが、スワローズだけは公式応援歌では無く『
東京音頭』が流されるのはどうしてだろうと思い、調べてみたらスワローズも公式応援ソングを制定しているらしい。(下の動画参照) 何故それをカープ球団は流さないのかと言えば、多分英語の歌詞が多くて合唱出来ないからでしょう。 今の日本では英語の歌詞を入れた曲が多いですが、聴いたりカラオケで1~3人程度で歌うのと、数百人で合唱するのとでは意味が違いますからね...
試合はピンチもチャンスも無く淡々と進み、あっと言う間に最終回になってしまった。 9回も簡単に2アウトを取られ、あっさりと試合終了。 何だったんだ、今日の試合は。 お互いに”負けられない一戦”だったはず。 まさか雨が降るからさっさと終わらせたいと思った訳でも無いだろう。 スワローズも連敗脱出への執念は感じたし、青木選手も打撃が不調ながらも守備・走塁にはスランプは無いと言う格言は本当だと思えるレベルの高いプレーをしていました。 しかしカープに勝利への執念が無かったとは思えません、そうでは無くて高木投手の掴みどころの無い投球に翻弄されてチャンスすら作れなかったからでしょう。 それにしても訳の分からない、狐につままれたみたいな不思議な試合でした。 私自身も不完全燃焼だから今日は駅に戻らず、広島の繁華街でも歩いて憂さ晴らしするか。 その前にスワローズの選手バスを出待ちするか。 私も武家の名門、悔しいが負けを認めて勝者を称えるとします。 私は関係者出入口のちょっと南側でスワローズのバスを待ち、やって来た選手バス2台を”敬礼!”で見送った。 全く、格好悪いと言ったら...
球場を出た私は家に帰る気分にもなれず繁華街をダラダラ歩いて気が付くと
新天地公園に来た。 ここで休憩するかとカバンを開け、飲み切れなかったお茶を飲みながら食べ切れなかった枝豆の残りを食べた。 食べながら携帯サイトで先程の試合についての記事を読む。 カープ選手と打撃コーチのコメントを見ると、特に速い直球も無く、凄い変化球も持っていない高木投手を何故打てなかったのか訳が分からないとある。 これを見て何か聞き覚えがあると考えて”あっ!”と気が付いた。 これはカープの斉藤投手がデビューして活躍した時、他球団の選手達が斉藤投手を評して言っていた事と同じです。 そう、今の高木投手はデビュー当時の斉藤投手を右投げにしたと思えばいいのです。。 斉藤投手から高木投手が見え、高木投手から斉藤投手の不振脱出のヒントも得られるのではと思います。 この三連戦の後、東京への移動の車中でもいいから斉藤投手と、高木投手に苦しめられた野手陣とで話し合えば、お互いに現状打開のきっかけを掴めるのではないでしょうか。 スワローズとは
神宮球場でもう一試合残しています。 この”
第二次東京決戦”で再び高木投手が投げて来ても、今度は打ち崩す事が出来るでしょう。 私も一度生で見て高木投手の”本質”を見切ってしまいましたし、カープには斉藤投手が居ますから他球団が高木投手に翻弄され続けてもカープだけは例外となると思います。 一つだけ高木投手にアドバイスするとすれば、彼も来年になると今の斉藤投手と同じ”壁”にぶつかるのではないでしょうか? でも今から分かっているのだから対処法も見付かるでしょう。 少なくとも今年中は問題無く通用するのではと...
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...以上です。