廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

金星無用

2012-09-08 23:23:23 | Weblog
 今日もカープはホームのマツダスタジアムでベイスターズと対戦です。 試合はカープがエースの前田(健)投手、ベイスターズは台湾出身の左腕・王投手の先発で始まり、前田投手は打線の不振に加えて初対戦の投手に苦戦する傾向もあるので先制点を与えまいと慎重に投げて無失点で序盤を乗り切り、一方の打線は先日の一軍初先発のタイガース・歳内投手に苦しめられたのと同様で今日も序盤は打てなかったのですが4回に満塁のチャンスを作って王投手の暴投かバッテリーミスでボールが後ろに逸れる間に三塁走者が還ってカープが先制しました。 後続が凡退してまたしてもチャンスにヒットが出なかったのですけど相手のミスで得点が入って少しは気が楽になったのか5回にもチャンスを作って梵選手にスクイズをさせたのですがファウルになって失敗し、打ち直しの格好でしたがタイムリーツーベースとなって2点が入り大きな追加点になると同時に久し振りのチャンスでの一打となりました。 これがきっかけで打線が元気を取り戻しガンガン打てるかと期待したのですが6回以降はまたチャンスに打てない不振状態に逆戻り...何をやっているのか。 しかしリードを3点にしてもらった前田投手は何度かピンチを招きながらも耐えて無失点で終盤に突入、球数にまだ余裕があったので8回、そして9回も続投して最後のピンチもゲッツーで切り抜けて4月のノーヒット・ノーランの時以来の完封となり3-0でカープの勝利です。

 今日先発したベイスターズの王投手ですが名前は日本語読みの”おう”では無く中国語読みの”ワン”なのだそうで。 ベイスターズ入団前は台湾のプロ野球に所属していたそうですし、慣れている中国式の呼び方をして欲しいとの要望なのかな。 昔、ジャイアンツでプレーしていた呂選手が最初は日本式に”ろ”と呼ばれていたのを本人の要望で中国式の”ル”にしてもらったのを思い出しました。 現在のプロ野球でもホークスの陽投手は中国式で”ヤン”、弟のファイターズ・陽選手は日本式で”よう”で兄弟なのに姓の呼び方が違うなんて事も起こっています。 弟の方は留学して日本の高校から直接日本のプロ野球に入った事も影響しているでしょうが。 ちなみに去年までドラゴンズに在籍して今年から大リーグで投げているボルティモアチェン投手は登録名を漢字の”陳”では無く最初から中国語での呼び方にしていましたね。



日本、韓国に敗れ6位=野球U18世界選手権(時事通信) - goo ニュース

 日本代表チームが圧縮バットを使っていると韓国代表チームがクレームを付けるなど変な騒ぎが大きくなってしまいましたが高校世代の代表チームがU18世界選手権なる世界大会に出て上位進出ならなかったそうで。 WBCで連覇するなど日本は国際試合で勝っている印象がありますけど、この大会は今後も優勝するのは難しいかも知れませんね。 何しろこの代表チームの主力選手達はつい先日まで甲子園大会や県予選で金属バットを使って試合や練習をしていたのに、わずかな準備期間で打球が飛ばない木製バットに持ち替えて”真剣勝負”の国際試合に臨むと言う無茶な日程なのですから。 この大会は比較的歴史の浅いものなのでしょう、私の記憶ですが昔は甲子園大会が終わってから甲子園に出た選手達からの選抜チームが外国に行って”親善試合”をチョチョっとやって終わりだったはず。 難しい対応を迫られる打者も大変ですけど藤浪投手は甲子園で決勝まで戦って連投して、間髪入れずに日本代表入りしてまた連投...で登板過多が心配されます。 それに加えて秋は国体もあるのですし... 昔と違って時代状況と環境は大きく変わりました。 地球温暖化なのか知りませんが夏の猛暑で炎天下の試合開催はもう危険になっていますし、国際化で今の高校野球の日程を堅持すれば夏の国際大会では不利になります。 既に少子高齢化で学校単位での対戦と言う原則が崩れて複数校の連合チームもOKになっていますし、時代に合わせた改革を。 ところで甲子園で活躍した松井投手は何故選ばれなかったの?



 今日はサンフレッチェの試合もありました。 J1リーグ戦はお休みで天皇杯の2回戦でFC今治と福山市の竹ヶ端運動公園陸上競技場で対戦したのですけど1-2で競り負けてまさかの2回戦敗退となったそうです。 ”ジャイアントキリング”漫画だけにして欲しかったですね... 試合は開始早々の前半3分にMF森川選手にゴールを決められて先制され、格上からリードを奪って守りを固める相手からなかなか点を取る事が出来ずに前半が終了、後半も攻めながら点が入らない展開が続くものの30分に”三矢の獅子”ことエースFW佐藤(寿)選手がシュートを決めて同点に追い付き、これで流れが変わって勝てると思ったが勝ち越す事が出来ず逆に40分、MF高田選手にゴールを奪われて勝ち越されてしまいました。 サンフレッチェは前から天皇杯でJ2クラブによく負けるなど”格下”に金星を献上する事が意外と多いですし今回も相手がJFLの下、地域リーグのクラブだったので油断したのかも知れませんが、今年はJ1で首位争いをしている好調の中でカップ戦での成績は去年や一昨年より悪くなってしまったのは皮肉です。 サンフレッチェの攻撃を支えていたMFミキッチ選手が故障で離脱するなどシーズンも終盤に入って戦力的に厳しい部分もありますし今回はGK西川選手とDF水本選手が日本代表に行っていて不在でもありましたがショックの残る敗戦で、目標をリーグ優勝に絞って気持ちを切り替えればと気軽に言えない心境です。 そう言っていても次の週末には首位の仙台とホームで対戦するのですし攻撃と守備両面で立て直しを。



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 ...以上です。

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