廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

戦艦大和とピースマッチ

2020-08-08 23:23:23 | Weblog
 今日は昭和15年に戦艦大和が建造され、進水式をした日として”聖地”呉市内では80周年の記念として3日間に亘って関連イベントが行われるそうです。 大東亜戦争が始まった直後に完成し就役しましたが真珠湾攻撃により航空機の優位が確立されて艦隊決戦の切り札として建造された筈が無用の長物となる皮肉でまともに戦場で性能を発揮する事も出来ないまま航空機の攻撃により沈められる悲劇の物語性が宇宙船として再生するSF漫画の題材になったりプラモデルやゲームとかも人気があります。

 広い海域を戦場とする海戦で航空機が主力となり戦艦は役に立たなくなったかと言えばそうでは無くアメリカ軍は水深が浅い真珠湾から沈められた戦艦をサルベージして改修し戦線へ復帰させて活躍させています。 高い防御力を活かして航空母艦の護衛や、本来の売りである砲撃力を活かす為に陸上基地への艦砲射撃で上陸作戦の支援とかに活用したそうです。 旧日本軍側は明治時代の日本海海戦での成功体験から抜け切れずせっかく保有していた高性能の戦艦を上手く使えなかった部分はありますね。

 実際の大東亜戦争では船足が速い金剛型の巡洋戦艦4隻だけは空母の護衛や駆逐艦と組ませるなどしてフル活用されましたが大和や武蔵、長門など足が遅い戦艦は扱い難くなってあまり使われなくなった様で。 船足が遅いなら先発させて航空機に護衛させて最前線を行かせて艦砲射撃に使うとか出来たのではないかと思いますが内装が豪華でホテルと揶揄された大和型戦艦は全艦隊の旗艦と言う位置付けで造られており先陣を切って突っ込み沈められたら士気に関わる、となったのかも。 ミッドウェー海戦でも大和が戦場に着く前に大勢が決してしまいましたし戦艦部隊と空母機動部隊の位置が逆ならと思いましたが、そう言う頭の切り替えが過去の成功体験があるだけに難しかったのかも知れませんね。


 今日もカープはホームのマツダスタジアムでタイガースと対戦でした。 例によってテレビ中継は広島地区(関西地区も?)で地上波放送がありました。 枠を取るのが難しい週末のナイトゲームですが地元テレビ局も頑張りますね。 ホームゲームまで放送出来ないとダ・ゾーンを広島県内だけカープのホームゲーム視聴不可にしてる事に風当たりが強くなるでしょうし。 昔なら仕方が無いからラジオで聴く、だったでしょうけど。 試合はカープが大瀬良投手、タイガースが西投手とエース同士の投げ合いで始まり一度、二軍で休養して復帰の大瀬良投手が好投して投手戦となり1-1で迎えた7回に大瀬良投手が1アウト満塁のピンチで西投手の代打で登場した福留選手をゲッツーに抑えて乗り切るとカープは大瀬良投手の代打で登場した大盛選手の出塁からチャンスを作り羽月選手の代打で登場した坂倉捕手のタイムリーヒットで勝ち越し、このリードを守って2-1でカープが勝ちました。 7回の攻防がまさに明暗を分けました。 先発出場の機会が増えた打撃好調の坂倉捕手が代打でも力を発揮ですね。

 

 サンフレッチェは明日、エディオンスタジアム広島で湘南とのホームゲームです。 8月6日に最も近いホームゲームと言う事で今年の”ピースナイター”として行われますが奇しくも長崎の原爆の日と重なりましたね。 これも重なってますが4年後には長崎と広島の両方に新サッカー場が完成している予定となっています。 サンフレッチェはそれまで今よりも強く、長崎の方もJ1に復帰し定着出来る様になって毎年ピースマッチが出来れば理想ですね。 J1の方が露出も多いので平和アピールにも。

 ...以上です。

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