廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

開幕へ向け”ととのった”

2020-02-11 22:22:22 | Weblog
 今日は夜勤明けに帰宅して食事、風呂が沸いて無かったので町内に在る”広島スポーツ応援の湯”こと『五日市天然温泉ゆらゆら』へ。 今日も入浴券販売機の”サンフレ応援入浴券”ボタンは健在だった、今年のシーズンも試合の半券を見せれば100円安く入浴出来るサービスがあるみたいですね。 私は時間的に利用した事がありませんが駐車場も広いですし家族でサンフレッチェ応援に五日市方面から行かれる方は是非、運転されない大人の方は試合後に風呂上がりのビールも美味しいと思いますし。

 露天風呂に浸かり、温まったところで出て冷たい外気で冷やし、また露天風呂で温め、次は身体と髪を洗ってからミストサウナ、そして今度はシャワーしてから水風呂で冷やし、次は高温サウナへ。 そのサウナ室内に流れていたテレビで野村克也さんの訃報が流れていました。 言わずと知れた名監督ですが選手としての実績も抜群でしたね。 私がリアルタイムで存じているのは引退後にスワローズの監督に招聘された頃からで、何よりも選手の力量を見極める能力に秀でていた印象ですね。 適性を見極めてレギュラーはきっちり決め、それ以外の選手達も揃えて行き、勝てるチームを作る。 特に捕手の出身でよく分かっているからか捕手のレギュラーを決める事には拘りスワローズ監督時には古田選手を獲得して育てる一方で他の捕手は他のポジションで打者に専念させたり、タイガース監督時には矢野選手、イーグルス監督時には嶋選手をレギュラーに決めて一人前に育ててましたし。 ただスワローズ監督の時の後はチームの基礎作りが出来た頃に球団を追われ、後に別の監督の下で優勝、なんて事も。

 野村さんに関しては監督としての実績で”上書き”され忘れてしまいがちですが選手としての実績も屈指で、普通だと”守備の人”になりがちな捕手と言うポジションを務めながら打撃タイトル三冠王を獲る程の史上空前の実力者でホームランの通算本数も王貞治さんに次ぐ歴史上2位で右打者ではトップで打者としては落合博満さんらと並ぶ実績を残しつつ、難しい捕手のポジションで守備面でもトップクラスですから。 それが高校時代までに表舞台で目立った実績が無かったのでプロ球団から声が掛からずテスト生で入団して最初、クビになって野球を辞めさせられる寸前だった逸話も。 現代ではスカウト網が整備されて甲子園大会に出て無くてもプロ野球に評価をされるでしょうが、それ以前に小学校から高校までの世代の人材を自前で育てる仕組みをプロ野球が持って無いですし今後、作る気も無いし。

野村氏をONが追悼長嶋氏は驚き「お互い頑張ろうと話したばかり…」王氏「残念」

 野村さんに関しては現役時代や引退後の指導者時代も「(ジャイアンツの)王・長嶋が向日葵なら俺は地味な月見草や。」と言っていた逸話が今回の訃報で改めて語られてますが、野村さんに限らず昭和時代のパ・リーグの選手達は実績を上げても新聞やテレビに取り上げて貰えない不遇を経験されてるかと。 今は昭和と球団数は同じでも九州や東北、北海道にパ・リーグ球団が根を下ろし地元のメディアが取り上げてくれますし。 昭和時代はプロ野球チームが首都圏や関東圏に集中しメディアはジャイアンツとタイガース以外はまともに取り上げてくれませんでしたから。 意図的にテレビ屋や新聞屋に都合の良い存在を創り出す仕組み、今はそれにサッカーやバスケ等、野球以外のスポーツが苦しんで。


 今日はサッカーACLの試合が行われてFC東京が韓国の蔚山とアウェーで対戦し先制したものの終盤に追い付かれて1-1の引き分けに。 何とかグループリーグを勝ち抜いて貰いたいですね。 因みにFC東京がグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出した場合、サンフレッチェとの広島での対戦が土曜日から日曜日になって集客的には痛いですが去年のホーム浦和戦の様に急に火曜日の開催に決まって観客2000人程になったあれと比べればまだ良い方かも。 それと4月以降はACLとルヴァンカップのグループリーグの試合が同じ週に行われるので調整面でACL出場組が以上に不利になるケースが減ると思うし良いのでは。 サンフレッチェも今週末、ルヴァンカップの試合が始まる。

 ...以上です。

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