岡山ＰＲＩＤＥ

　１月から始まったテレビアニメ作品の中に珍しく岡山が舞台のがあります。　『推しが武道館いってくれたら死ぬ』と言う長い上に凄いタイトルで同名の漫画が原作でＴＢＳ（系列局は広島だとＲＣＣ中国放送、岡山だとＲＳＫ山陽放送）とＢＳ－ＴＢＳでの放送、要するに地上波は首都圏のみ、後は衛星放送のみと言う事だが。　岡山で頑張っている地下アイドルグループのメンバーの女性に入れ込んで熱烈ファンになった女性アイドルヲタクが主人公で何とか彼女をメジャーな舞台に立たせようと応援する異色の物語で、ちょっと入り口の部分で人を選ぶが実際に見て見るとコメディとしてもシンプルに面白いし岡山の街も劇中で自然に描けてるので後からでも地元のＲＳＫ山陽放送でも地上波でやって欲しいところですし作品のヒットで岡山に”聖地巡礼”する人も増えて欲しいですね、食べ物も美味しいし。

 

 

　広島も何度かアニメ作品の舞台になってますね。　去年はソーシャルゲームが原作で尾道市が舞台の作品がありましたし尾道は別のアニメ作品の舞台にもなりましたね、いずれも大ヒットとはいきませんでしたが．．．　県北の三次市が舞台の作品もありましたね、こちらも確か首都圏でしか放送されず大ヒットとは行きませんでしたが人気はあった様で後から広島でも放送はされました。　広島県内が舞台のアニメ作品と言えば何と言っても竹原の『たまゆら』でやはり放送された地域が少ない上に衛星放送でもやらなかったのですが人気が出て竹原を訪れるファンは放送が終わった後も多く居り地元との関係も良好で番組もテレビシリーズ２期、劇場版での完結編まで創られ広島県内で２期とも放送されています。　そして最近ではアニメ映画『この世界の片隅に』の大ヒットで舞台となった呉市と広島市にファンが訪れたりしてますね。　ただ呉市はともかく広島市は微妙にこの作品と距離を置いている気がして残念ですね。　幸せな日常を破壊するものとして戦争を描いているが原爆被害について断片的にしか描いていないから？　広島市が舞台のアニメ作品で言えば『田中くんはいつもけだるげ』と言う漫画が原作のがあって広島でも放送され衛星放送でもやりましたが広島が印象に残り難かった感じが。　平和記念公園が何度か劇中に登場したりしてますけど実際の高校生は普段、立ち寄る事も無い場所なので違和感が。　原爆や平和関連を抜きにすると広島市のイメージって何なのだろうと考えると地元民でさえ答えに困る。　”祈りの場”が市民の日常と自然に寄り添う為にあの場所は公園になった筈ですが．．．

 

 

アジアカップとサンフレ

　昨日の夜、サッカーのアジアカップで既に決勝トーナメント進出を決めてる日本代表はウズベキスタン代表との試合を行い２－１で逆転勝利しました。　決勝トーナメント進出は決めてるが１位通過......

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　広島に住んでいると岡山の情報はあまり入って来ません。　同じ中国地方なのですが地元紙の中国新聞や地元テレビ局は岡山の情報を意図的に避けてる印象もありますね。　私自身は県境を越えて情報を得られるネットと、中央図書館など一部で読める岡山の新聞、それと良くも悪くも岡山中心で書かれている日経新聞の中国地方経済欄で見る事ができ、昔はちょっと苦手にしてたし広島には無いテレビ東京系列局が岡山に在る事にコンプレックスもありましたが岡山の立場からすれば広島より都市として発展する要素は多かった筈なのに実際は．．．で私自身も岡山に行って見ると広島と関西に挟まれて複雑な気持ちなのも感じ。　それでも広島には欠けている”危機感”で早くから熱心に巻き返しに動き、もしかしたら広島も抜かれると言う感じもありましたが道州制の元で中・四国州の州都となり広島より上に立とうと熱心だった前任の知事が去ると方向転換した印象も。　道州制も実現は厳しくなってますし。

　岡山に関して気になるニュースが昨日、入って来ました。　あのミシュランガイドで岡山が取り上げられる事になったのですが、それは京都・大阪版で一緒に掲載される形らしくプライドの高い？岡山としては”大人の対応”で歓迎はするものの「何で”関西の延長”なんだ！」みたいな気分も内心ではあるのかも。　ミシュラン自体は過去にも京都・大阪版で鳥取を取り上げた事があるそうで岡山もその流れなのでしょうが。　鳥取と同様、岡山も取り上げられるのは不定期の様ですし将来的には山陰・岡山・香川の組み合わせで取り上げて欲しいのでは。　因みに不定期刊行のミシュラン広島版ですが前回から愛媛とセットになってるので。　広島の下でも関西の下でも無い独自性をこれからも追い求めて．．．

　旅行で岡山を訪れた（乗り換えも含め）時、駅の売店で土産物と一緒に非常に目立つ物の一つがプロ野球タイガースの話題が一面のスポーツ新聞で、これではミシュランガイドに関西の延長として扱われても文句は．．．　もっとも広島だって２０年前は全く同じだったのだがカープの記事が無ければ売れなくなり、やがて広島県内西部ではこちらで独自に再編集したカープの話題が一面を飾る広島版が普通に売られる様になりました。　岡山も独自のスポーツ文化があるのだから将来的にはそちらが地域の象徴の一つになる様になれば。　もっとも広島も色々なスポーツが在るのに無視してカープ一辺倒、既存の新聞やテレビと言うメディアは需要が多様化する時代に対応出来ず滅んで行くのでしょうが．．．

　．．．以上です。