小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

側宙

2008-08-27 16:07:23 | 武道・スポーツ
側宙
私は側宙が出来る。
カポエラで言うところのAu Sem Mao(アウ セン マウ)である。

You-Tubeでカポエラを見ると、二人が向かい合って戦いのような舞踊をする形のものと、完全なアクロバットのみのものがある。カポエラのアクロバットはすごい。体操選手もカポエラのアクロバットな技を取り入れていくだろう。
私もカポエラをみると、もっとアクロバットな技を身につけたい誘惑にかられる。

去年の夏、ダイビングプールで、飛び足刀蹴りで飛び込んで、肋軟骨にヒビが入ってしまい、三ヶ月くらい、しばらく痛かった。
そのため、今年の夏はダイビングはやめた。ダイビングもかなりやってきたが、何がわるかったのだろう。飛び足刀蹴りの形で飛び込んだ事が悪かったのか、それとも私の肋軟骨が弱いのか。私は喘息のため、胸郭が少し変形してる。そのためなのか。

私は、変人で、かなり危険な冒険をしてしまう性格である。海で沖に出すぎて死にかかったことも数回あるし、中型バイクで転倒した事も数回ある。以前、日比谷公園の中をホンダのBAJA(250cc)で走り回った事もある。

肋軟骨骨折を機会にもう無茶は控えようと思っている。
死んだり、大怪我したら小説が書けなくなってしまう。
小説を書くために私は絶対、死ぬわけにはいかない。

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水泳上達法1

2008-08-27 14:26:36 | 武道・スポーツ
水泳上達法1

今年の夏はよくプールへ行った。50mのプールの一往復が100mだから、それを考えると、一時間に10往復は優にクロールで泳いでいるので、一時間に1km以上、泳いでいる事になる。
私はクロールで泳げるが、形はきれいで、もし私の泳ぎを横から水中撮影したら、上級者の泳ぎ、と見えるだろう。しかし、私は速くは泳げなかった。泳者にもピンからキリまであり、ひとかきで進む距離は人によって違う。ちょうど転回運動で、バク宙や前宙で、回転効率が人によって違うのと同じである。しかし私は長時間つづけて泳げれば、それでよかったので、別に気にしてなかった。また私は水泳は持久力をつけることが目的になっていたこともある。
今年の夏はよく泳いだが、色々な発見をした。まず、泳ぎが確実に上達したのである。
結論から言うと、クロールは速く泳いだ方がいいのである。クロールでは水をキャッチするのだが、ゆっくり泳いでいたのではキャッチした水がストロークの間に動いて逃げてしまうのである。速く泳ぐと動かない水をキャッチ出来、ストローク中も水が動かないのである。つまり速く泳ぐと動かない水をつかむ事が出来るのである。速く泳ぐと腕が疲れるのではなく、逆に腕の疲れが減るのである。

なお、速く泳ぐ、といっても無理やり力づくで泳ぐのはよくないのである。自分のいつものスピードに少し、速さを加えてみる程度ならいいだろう。しかし、それも、正しくはない。全ての運動に言える事だが、運動の上達は、体が正しい動きに変化してくれるのを待つしかないのである。であるから、体が正しい運動になるように気を使う事が上達に一番大切なのである。体を正しい運動にするためには、反復する事が全てなのである。しかし、長時間、反復していると、当然、腕が疲れてくる。この疲れた状態での無理な反復では、租協調が起こらないのである。反復と疲れ、この二つは両立できず、むしろ矛盾するのである。これを解決するには、50mのプールより25mのプールの方がよく、また、疲労を無くすためには、25m泳いだら、疲れがとれるよう、一分でも休みをとる事がいいのである。

目をつぶって泳ぐ
こんな事は、どの水泳教本にも書いてないのではないか、と思う。クロールでは目をつぶって泳ぐ事が有効な上達法だとわかった。もちろん、ずーと、目をつぶりっぱなしではなく、時々は目を開かなくてはならない。クロールでは、水中のラインの上を真っ直ぐ泳がなくてはならい。真っ直ぐ泳ぐのは、体の軸をぶれさせないためである。体の軸がぶれるのは、よくないのである。目を完全につぶらなくても、薄目でもいい。なぜ、目をつぶった方がいいかというと、目を開いていると水と体や手の位置関係が見えて、それを頭で感じてしまうからである。クロールは、水と体との位置関係が正しくなる事が必要なのである。
この水と体の位置関係は、目を開けているより、目をつぶっていた方が体で感じることが出来るからである。薄目もいいのである。なぜ薄目がいいかというと薄目にすると、頭から意識を消す効果があるからである。これはテニスでも言える。

なおクロールでは足の動きに神経を使う必要はない。ほっとけば、かってに足は6ビートになっているだろう。私の場合、ビート数はわからないが、何となく6ビートというより4ビートという感じがする。ただ、2ビートの場合は例外で、2ビートにするためには足の運動を意識して練習しなくてはならない。

バタフライを練習する(本当は練習しなくてもいい)
私はクロールと平泳ぎは出来るが、バタフライは出来ない、というより出来ないだろうと決め込んでいて、やったことがなかった。だが、バタフライをやってみたら、25mは泳げたのである。もちろん、私のバタフライは、きれいではなく、25mが限界である。ただ昔はバタフライは、全く出来なかった。やってみたら、出来たので驚いた。私はバタフライには、さほど魅力を感じない。だからやらなかったのである。私はクロールさえ上達すれば、それでいいのである。バタフライにはクロールにはない、腰と脚を滑らかに動かす特異な運動要素がある。クロールが速く泳げないのは、クロールの練習だけしている事が原因ではないかと思ったからである。バタフライの特異な動きを身につけたら、クロールが上達するのではないか、と思ったからである。
しかし、これは違うということに気づいた。それは、クロールでは速く泳がなくてはならない、という事に気づいたからである。

サザンビーチ海水浴場での烏帽子岩までの遠泳が、いつの間にか無くなってしまったのが残念である。あれに一度参加してみたかった。また、江ノ島から七里ガ浜までの遠泳も、申し込むのが遅れて、参加できなくて残念だった。私は海では2kmや3kmなど簡単に泳げる。プールと違って海水は塩分が含まれているため、容易に体が浮くのである。昼間は監視員がいて、庭のようなチャチな小さな囲いの遊泳区域が決められていて、あんなのがあったのでは、海で泳いでも面白くないのである。うざったい監視員がいない夜中に遠泳をしようかとも思ったが、面倒くさいのでしなかった。夜は視界が悪く危険でもある。また、もし人に発見されたら入水自殺者と勘違いされる可能性もある。

なお水泳に関しては、ホームページの中の、「武道・スポーツ上達法」で、以前、私見を書いたので、水泳に関心のある人は、よろしかったら御覧ください。

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