私が今、一番好感を持っている政治家は、亀井静香である。亀井静香は志が高い。芯を曲げない。頭がいい。正義感が強い。努力家である。東大を出て、「オレが世の中を良くしてやる」という意気込みで、猛勉強し、国家公務員採用上級試験を3番の成績で合格し、警察官採用上級試験に5番の成績で合格した。成績優秀のため各官庁からオファーがきたが、本人の希望で警察庁に入庁した。そして15年間警察官僚として働いたが、「いくら警察で頑張っても所詮、警察は社会の、ゴミ掃除、だ。社会のゴミを出さないようにするには政治家になるしかない」と決断して、政治家を志し、1972年に、当選した。
しかし、残念なことに、政治の世界は、努力だけでは、どうにもならない、やっかいな所がある。ひたむきに努力すれば総理大臣になれる、というものではない。政治家には、一徹さより、狡猾さ、妥協心、状況判断、など、したたかさ、が求められる。そこらへんで、ずっこけているところに氏の面白さもある。
しかし、残念なことに、政治の世界は、努力だけでは、どうにもならない、やっかいな所がある。ひたむきに努力すれば総理大臣になれる、というものではない。政治家には、一徹さより、狡猾さ、妥協心、状況判断、など、したたかさ、が求められる。そこらへんで、ずっこけているところに氏の面白さもある。