昔、レインボーマンというテレビドラマがあった。子供の時、見た。あれは好きだった。(仮面ライダーは、それほど面白いとは思わなかった)原作者は、月光仮面の原作者でもある川内康範氏である。レインボーマンは、主人公の青年が、月の化身、火の化身、水の化身、木の化身、金の化身、土の化身、日の化身、というのになれる。それぞれの化身が、独特の技を持っている。主人公の青年は、何か一つの化身になれる。その枷が面白かった。しかしテレビでは、かなりしてから、月の化身と火の化身の、両方になれる、というような、便利な能力をダイバダッタから教えられ、青年は、その技術を身につける。それを見た時、幻滅した。彼は、一度に、一つの化身にしかなれない、という枷があるから面白いのである。
サイボーグ009にしても、各サイボーグは、一つの能力だけしか持っていない。しかし、それがいいのである。そして、一人のサイボーグが一つの能力だけを持って、そして、あとは、勇気と知恵と9人の協力で、強い敵を倒す所に面白さがあるのである。さすが石森章太郎である。
枷があるから、話は面白くなるのである。
私はプロ野球には、あまり興味を持てない。強い選手が多くいれば、監督も選手もバカでも勝てるじゃねえか。メジャーリーグの外人選手が多くいる球団も嫌いである。プロ野球には、枷の面白さがない。
サイボーグ009にしても、各サイボーグは、一つの能力だけしか持っていない。しかし、それがいいのである。そして、一人のサイボーグが一つの能力だけを持って、そして、あとは、勇気と知恵と9人の協力で、強い敵を倒す所に面白さがあるのである。さすが石森章太郎である。
枷があるから、話は面白くなるのである。
私はプロ野球には、あまり興味を持てない。強い選手が多くいれば、監督も選手もバカでも勝てるじゃねえか。メジャーリーグの外人選手が多くいる球団も嫌いである。プロ野球には、枷の面白さがない。