小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

怠け心に勝つため人間の惰性の心理を逆に利用する

2023-07-29 07:27:41 | 考察文
怠け心に勝つため、人間の惰性の心理を逆に利用する。

僕はスポーツクラブに入っている。

そして筋トレとランニングをしている。

もちろん趣味なんかではなく、マッチョになりたいわけでもない。

ただただ健康のためである。

よりよく生きるためである。

便秘解消のためである。

という理由なので、「嫌だなー。面倒くさいなー」と思いながら、嫌々、仕方なく行っているのである。

なので、ともすると、サボり勝ちになる。



人間は何か(特に遊ぶこと)をしようと思い決めてしまうと、それを途中でやめて、思いとどまる、ということが出来にくい心理がある。

どこか行楽地へ行こうと思って電車に乗った後。

とか、

登山しようと思って準備した後。

とかである。

こういう時、人間は、天気予報で、「天候が荒れる可能性がありますので、くれぐれも注意して下さい」という予報が出されても、「もう用意したんだから」という感情が働いて、行ってしまうことが多い。

いわゆる雪山登山は「登る勇気より引き返す勇気」というやつである。

人間は、やり始めたことは、ついやってしまう、という惰性の心理がある。

僕もトレーニングジムに行くの、面倒くさいなー、と思いながら寝ている時。

ともかくトレーニングウェアを着て、車にエンジンを駆け、走らせてしまうのである。

そうしてトレーニングジムに着くと、もう、せっかく来たんだから、という心理が働くので、40分のランニングと筋トレ全種目をやってしまうのである。

2時間以上やってしまう。

やった後では体調が良くなって健康が良くなっているのである。

人間は怠けがちである。嫌なことはやりたくないものである。

しかし僕は、

「人間は、やり始めたことは、ついやってしまう、という惰性の心理がある」

ということを利用して嫌なことでもやっている。

これは最近、気づいた方法だが、とても効果がある。

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