小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

調べる医者と調べない医者

2020-11-23 15:30:33 | 医学・病気
調べる医者と調べない医者。

患者が医者にかかった場合。

患者が症状を、訴えた時、ほとんどの医者は、机の横に置いてある、パソコンで、病気を調べる、ということをしない。

医者にしてみれば、そんな事をしたら、自分が、病気に関して知らない、ということを、患者に見られ、知られる、こわさ、からである。

医者は、病気は、すべて知っていて、頭の中に、病気に関する、すべての病気の知識がある、から、調べないで、答えるもの、答えられるもの、という、プライドがある。し、調べたら、恥ずかしい、という思いがある。

しかし、僕は、医者であると、同時に、多くの病気、をもっている患者でもあり、いくつもの医者にかかっている。

そして、患者として、医者を見た場合。

症状を訴えた場合、机の横に置いてある、パソコンで、調べる医者、と、調べない医者、の、どっちの方が、信頼できるか、といったら、100%、パソコンで、調べ出す医者の方が信頼できる。

患者が、症状を訴えて、医者が、パソコンで、調べ出すと(そんな医者まずいないけど)、

「おっ。この医者は、やる気がある医者だな」

と、感心するからである。

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