小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

メンズエステ店物語(小説)(下)

2021-08-30 22:52:03 | 小説
・・・・・・・・・
「ふあーあ。よく寝た」
伸びをしながら、ミミ、春奈、ママ、の三人が、やって来た。
時刻は午前11時頃になっていた。
彼女らは、僕を見ると、ニヤッと、笑った。
「哲也さん。よく眠れた?」
ミミが聞いた。
よく眠れるはずはない。
「さあ。朝食にしましょう」
そう言って、彼女らは、食卓に着いた。
そして、パクパク食べ出した。
ミミ、が丸裸で、後ろ手に縛られて、床に寝ている、みじめな姿の僕を見た。
「哲也さん。哲也さんも、お腹が、減ったでしょう。食事を食べたいでしょう?」
「はい」
「じゃあ、食事をあげるわ」
ミミ、が、ご飯、と、冷奴、と、目玉焼き、を、盆に乗せて、僕の前に置いた。
「はい。哲也さん。召し上がれ」
ミミが笑顔で言った。
僕は、ずっと、何も食べていない、ので、お腹が減っていた。
温かい食事を見ると、腹が、グー、と鳴った。
僕は、後ろ手に縛られて、いるので、手を使うことが、出来ない。
なので、犬のように、食事に、顔を近づけて、口に咥えて、食べるしかなかった。
僕が、食事に、顔を近づけようと、した時、ママが、
「待って」
と制した。
ママ、は、微笑して、僕の前に座った。
「ふふふ。哲也さん。哲也さん、には、普通の食事より、少し、私たちが、手を加えてあげた方が、いいと思うわ。どう。哲也さん?」
ママが聞いた。
「は、はい。何なりと、手を加えて下さい」
僕は答えたが、何をどう、手を加えるのかは、わからなかった。
「ミミ。大きめのボウルを持ってきて」
ママが言った。
言われて、ミミ、は、大きめのボウルを持ってきた。
「ふふふ。哲也さん。美味しく加工してあげるわ」
そう言って、ママ、は、ご飯を、とって、自分の口に入れた。
そして、モグモグと、咀嚼した。
そして、グチャグチャに、なった、粥状の、ご飯を、ボウルの中に、吐き出した。
「ふふ。なるほど。面白そうね」
そう言って、ミミ、と、春奈、も、僕の前に置かれた、食事を、とって、口の中に入れた。
ミミは冷奴を口に含んだ。
春奈は目玉焼きを口に含んだ。
そして、モグモグと、咀嚼して、それを、飲み込まず、ボウルの中に、吐き出した。
ママ、と、ミミ、と、春奈、が、吐き出した、ご飯、と、冷奴、と、目玉焼き、の混ざったドロドロの、流動物、が、僕の目の前に、置かれた。
普通の人なら、汚い、と思うだろう。
とても、そんな物、食べられないだろう。
しかし僕は違った。
三人の、可愛い、女の子、によって、咀嚼され、グチャグチャになった、吐瀉物、が、僕には、汚く見えなかった。
「さあ。哲也さん。食事よ。召し上がれ」
ママが言った。
もう、三人は、マゾヒズム、の人間の心理、は、わからなくても、経験的に、僕が、どんな事をされると、喜ぶかを、理解しているようだった。
「は、はい。頂きます」
そう言って、僕は、後ろ手に縛られて、手を使えないので、ボウルに、顔を近づけた。
そして、犬のように、ドロドロの、吐瀉物、を、口ですくって、食べ出した。
ママ、と、ミミ、と、春奈、の、唾液で、咀嚼された、流動物である。
僕も、そんな物より、温かい、普通の食事の方を食べたい、とも、思ったが、彼女らの、唾液が、たっぷり含まれている、普通の人には、とても食べられない、ドロドロの、汚い流動食、が、嫌では、なかった。
優しい、三人の、唾液で咀嚼された物であると思うと、僕には、嬉しかった。
僕は、それを、口ですくって、少し咀嚼して、飲み込んだ。
「ふふふ。哲也さん。どう。美味しい?」
ママ、が聞いた。
「は、はい。美味しいです」
僕は答えた。
「ちゃんと、残さず、全部、食べるのよ」
ママ、が言った。
「は、はい」
僕は、ボウルの中にある、吐瀉食物、を、夢中で、全部、食べた。
「美味しかった?」
ママ、が聞いた。
「は、はい。美味しかったです」
僕は答えた。
「飲み物も、飲みたいでしょ?」
ママが聞いた。
「はい」
「じゃあ、美味しい、飲み物をあげるわ」
そう言って、ママ、は、着ているミニスカートを脱いだ。
そして、パンティーを降ろして、ボウルの上に跨いだ。
「哲也さん。恥ずかしいわ。ちょっと、目をつぶって」
ママが言った。
「はい」
そう言って、僕は、目をつぶった。
やがて、シャー、という、音が聞こえた。
「哲也さん。もう、目を開けてもいいわよ」
ママが言った。
言われて、僕は、目を開けた。
ボウルの中には、並々と、黄色っぽい、液体が、湯気を立てていた。
言うまでもなく、ママ、のオシッコだ。
「さあ。哲也さん。飲みなさい」
ママが言った。
普通の人なら、いくら、好きな人でも、その人の、オシッコを飲むことは、出来ないだろう。
しかし、マゾヒストの僕は、好きな人の、オシッコを飲むことは、容易であり、むしろ、喜びだった。
僕は、後ろ手に縛られて、手を使えないので、ボウルに、顔を近づけた。
そして、湯気の出ている、ママ、のオシッコを、一心にすすった。
「ふふふ。哲也さん。美味しい?」
ママが聞いた。
「は、はい。美味しいです」
僕は答えた。
・・・・・・・
食事が終わると、丸裸で、後ろ手に縛られている、みじめな僕を見て、ミミは、ニヤリと笑った。
「ねえ。ママ。哲也さん、を、もっと虐める、面白いことを思いついたわ」
ミミがママに言った。
「それは何?」
ママが聞き返した。
ミミ、は、僕に聞こえないように、ママに耳打ちした。
「ふふふ。それは面白そうね」
ママは、ふふふ、と笑った。
「何なの。それ?」
春奈がミミに聞いた。
ミミは、春奈にも、耳打ちした。
「ふふふ。それは面白いわね」
春奈も、ふふふ、と笑った。
・・・・・・・・・・・・・・
「じゃあ、哲也さん。ちょっと、外に出てみない?」
ミミ、が聞いた。
「は、はい」
僕は答えた。
どこへ、連れて行くんだろう、と、僕は、思った。
が、わからなかった。
僕は、後ろ手に縛られた、一糸まとわぬ、丸裸である。
「さあ。これを羽織りなさい」
そう言って、ミミ、は、丸裸の僕に、コートを着せた。
「じゃあ、行きましょう」
ミミに、背中を押されて、僕は、アパートを出た。
「哲也さんの車はどこにあるの?」
ミミが聞いた。
「あそこに見えるタイムズの駐車場です」
僕は、手が使えないので、近くに見える、タイムズの駐車場を示した。
ミミは僕を引き連れて、駐車場に入った。
「哲也さんの車はどれ?」
「あの、ラパンです」
ミミが聞いたので、僕は、平成24年式の、クリーム色のラパンを指した。
ミミは、助手席を開けた。
「さあ。哲也さん。乗りなさい」
「はい」
僕は、丸裸を後ろ手に縛られて、その上にコートを、かぶせられている、という格好で、助手席に乗り込んだ。
そして、ミミ、が、運転席に乗り込んだ。
「ミミさん。運転免許は、持っているのですか?」
僕は一応、念のために聞いてみた。
「ええ。もちろんよ」
ミミは笑って答えた。
ミミが、車のエンジンをかけた。
バルルルルッ、と、エンジンが始動した。
ミミ、が、アクセルペダルを踏んだので、車は動き出した。
車は街中を走った。
「あ、あの。どこへ行くんでしょうか?」
僕は、不安になりだして、聞いた。
「ふふふ。面白い所よ」
ミミ、は、車を運転しながら、笑って言った。
やがて、車は、ファッションモールに入り、その駐車場に止まった。
「さあ。哲也さん。降りて」
そう言って、ミミ、は、僕を車から出した。
「あ、あの。どこへ連れて行くのですか?」
「・・・・・」
僕は、不安になって、聞いたが、ミミは、答えない。
僕は、ファッションモールの、女性の下着売り場のある、3階に連れていかれた。
そして、ミミは、僕を、女子トイレに、連れ込んだ。
ここは、障害者用のトイレで、中は広く、きれいだった。
ミミ、が、コートを剥ぎとった。
そのため、僕は、丸裸になった。
僕は、後ろ手に縛られているので、抵抗出来なかった。
「さあ。哲也さん。アーンと口を開けて」
ミミが言った。
「な、何をするの?」
僕は、何をされるか、わからない不安におびえていた。
「いいから、開けなさい」
そう言って、ミミが僕の口を大きく開けさせた。
そして、僕の口に布切れ、を押し込んだ。
そして、豆絞りの手拭いで、僕の口に猿轡をした。
僕は声が出せなくなった。
ミミは、トイレの中にある、カバンをかける、フックに、後ろ手に縛った僕の縄の縄尻を、結びつけた。
これで、もう僕は、女子トイレから出ることが、出来なくなった。
僕は、丸裸で、後ろ手に縛られ、その縄尻をトイレのフックに固定され、猿轡をしている、という、みじめな姿である。
一体、これから、どうなるのかと、不安に思っていると、ミミ、が、紙切れを出して、それにこう書いた。
「僕はマゾです。どうぞ、好きなように、弄んで下さい」
ミミ、は、セロハンテープで、その紙をトイレの壁に貼った。
僕は、ギョッ、とした。
3階は、女性ランジェリー売り場であり、女は、下着を試着室で、試着して買うが、試着室では、店員が外にいて緊張するから、下着を買った後、買った下着が合っているか、どうか、調べるために、すぐに近くの女子トイレに入って、買った下着を、着けてみる女が、多い、ということを、僕は、雑誌で読んで知っていた。
僕は、女が来ないことを祈った。
しかし。
・・・・・・・・・・
しばしして、トイレのドアノブが、回り、一人の女が入ってきた。
女は、30歳くらいで、奇麗で、清楚な顔立ちだった。
女は、丸裸の僕を見ると、一瞬、ギョッ、とした。
しかし、ミミ、の書いた貼紙を見て、ニヤリと笑った。
「ふーん。そうなの。それなら、ちょっと遊ばせてもらうわ」
女は小さい声で言った。
女は、着ていた服を脱ぎだした。
上着を脱ぎ、スカートも脱いだ。
そして、ブラジャーを外し、パンティーも脱いで、全裸になった。
女の胸は大きく、尻もムッチリしていて、素晴らしい、プロポーションだった。
女は、僕の目の前で、体を横に素早く振って自慢の胸をユサユサと揺すったり、後ろを向いて、大きなヒップをくねらせたりして、僕が、動けないのをいいことに、自分の裸を僕に見せつけた。
僕の、おちんちん、が、一気に、天狗の鼻のように、激しく、そそり立った。
「まあ。感じちゃってるのね。こんなに大きくなっちゃって」
女は、ニヤリと笑って、しゃがみ込み、激しく勃起した、僕の、おちんちん、を握り、ゆっくりと、しごき出した。
僕は、やめてください、と言いたかったが、猿轡をされているので、喋ることが出来ず、声は、ヴーヴー、という、唸り声にしかならなかった。
女は、そんな僕を楽しそうに、見ながら、僕の、おちんちん、を、しごいた。
そして、もう一方の手で、僕の金玉を揉んだ。
女は、ふふふ、と笑って、立ち上がった。
そして、女は、自慢の大きな、乳房を僕の胸にこすりつけてきた。
そして、僕の乳首をつまんだり、自分の乳首を、僕の乳首に、擦りつけたりした。
だんだん、女の乳首が、勃起してきた。
「ああっ。いいわっ。感じちゃう」
だんだん女の息が、ハアハアと荒くなっていった。
女は、またしゃがんだ。
そして、また、僕の、おちんちん、を、右手で、しごき出した。
空いた、もう一方の左手で、金玉を揉んだり、僕の、尻の割れ目に、手を入れたりした。
僕も、美しい女に、美しい手で、弄ばれているうちに、興奮が激しくなっていった。
僕は、射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
ああー出るー、と、反射的に叫びそうになったが、猿轡をされているため、ヴーヴーという、唸り声にしか、ならなかった。
女は、人差し指を、僕の尻の穴に当てた。
激甚の興奮が脳天を突いた。
女は、勃起した、僕の、おちんちん、を口に含んだ。
そして、おちんちん、をふくんだ口を、ゆっくり前後に動かし出した。
そして、舌先で、亀頭を、チロチロとなめた。
僕は、射精の予兆を感じて、顔をしかめた。
ああー出るー、と、僕は心の中で叫んだ。
たまりに溜まっていた、精液が、勢いよく、放出された。
女は、待ってました、とばかり、それを、ゴクゴクと飲み込んだ。
女の喉が、ヒクヒク動くので、それがわかった。
女は、僕のおちんちん、から、口を離した。
「ふふふ。気持ちよかったでしょ。マゾ男クン。私も気持ちよかったわ」
そう言うと、女は、袋に入った、下着を取り出した。
それは、値札のついた、買ったばかりの、下着だった。
女は、僕に見せつけるように、それを身につけた。
豊満な乳房を、収める、白いブラジャー、と、大きな尻を収める、白いフルバックのパンティーだった。
しかも、それは、乳首や尻の割れ目が、透けて見える、セクシーなシースルーランジェリーだった。
「どう。似合う?」
そう言って、女は、クルリと、一回転した。
あたかも、ファッションモデルのように。
女のセクシーな、下着姿に、射精したばかりの僕の、おちんちん、は、また、勃起し出した。
「ふふふ。興奮してるのね。よかったわ」
女は、スカートを履き、ブラウスを着た。
「それじゃあね。マゾ男クン。さようなら」
そう言って、女は、トイレを出た。
見た目には、清楚で、礼儀正しそうな女なのに、女は、一人きりになると、ああまで物凄く淫乱になるのだな、と、僕は、驚かされた。
・・・・・・・・・
次に来たのは、30代後半の、ちっと小太りの、人妻らしき人だった。
彼女も、哲也を見ると、ギョッ、としたが、ミミ、の貼った貼紙を読むと、ニヤリと笑った。
「ふーん。そうなの。それなら、ちょっと遊ばせてもらうわ」
女は嬉しそうな顔で僕を見た。
女は、着ていた服を脱ぎだした。
上着を脱ぎ、スカートも脱いだ。
そして、ブラジャーを外し、パンティーも脱いで、全裸になった。
そして、しゃがみ込んで僕の、おちんちん、を、じっと見た。
女は、ハアハアと息を荒くした。
「夫が大阪に転勤して、1年以上になるわ。毎日がさびしくて、男が欲しくて、仕方がなかったの。1年も、セックスとは、ご無沙汰で、いい加減、欲求不満がたまっていた所だったの。男の、チンポ、を見るのは、1年ぶりだわ。うんと楽しませてもらうわ」
女は、ああチンポ、チンポ、と、言いながら、いきなり僕の、おちんちん、を口に含んだ。
フェラチオである。
そして、女は、僕の、おちんちん、を含んだ口を、前後に動かし出した。
左手で金玉を揉みながら、女は、おちんちん、から口を離し、おちんちん、を右手で、つかんで、しごき出した。
女の、激しい刺激と、女子トイレに丸裸で入れられて、こんな屈辱的なことをされる、被虐感の興奮で、僕の、おちんちん、は、勃起し出した。
ああ、いいわ、太いチンポ、と言って、女は、一層、激しく、おちんちん、をしごき、そして、太くなった、おちんちん、を口に含んで、フェラチオをした。
それを交互にした。
僕は、射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
すると、女は、すぐに、僕に射精させず、もっと、セックスを楽しみたいと思ったのか、おちんちん、から手を離した。
そして、立ち上がって、乳房を僕の胸に擦りつけた。
ああ、いいわ、と言いながら。
女は、僕の、首筋、や、胸、特に、乳首をなめた。
そして、僕の勃起した、チンポ、を、股に挟んだ。
そして、腰を前後に、動かした。
いわゆる素股、である。
女は、両手で僕を抱きしめて、腰を揺すった。
ほとんど女とセックス、しているような、感覚だった。
僕は感じ出していた。
僕は射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
ああー出るー、と僕は、叫ぼうとしたが、猿轡をされているため、ヴーヴーという、唸り声にしか、ならなかった。
女は、フィニッシュは、精液を飲もう、と思ったのだろう。
素股をやめて、また、腰を落とした。
女の顔の前には、勃起して、天狗の鼻のように、そそりたった、僕の、おちんちん、が、隠しようもなく、露出している。
女は、ああ、いいわ、男の太いチンポ、と言って、また、僕の、おちんちん、を、しごき出した。
僕は射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
ああー出るー、と僕は、叫ぼうとしたが、猿轡をされているため、ヴーヴーという、唸り声にしか、ならなかった。
「出るのね。いいわよ。私の口の中に出して」
そう言って、女は、僕の、おちんちん、を口に含んだ。
そして、口を前後に動かしながら、舌先で、亀頭をチロチロとなめた。
ああー出るー、と、僕は、心の中で、叫んだ。
そして、僕は射精した。
大量のザーメンが女の口の中に放出された。
女は、それを、全部、飲み込んだ。
「ふふふ。出したわね。気持ち良かったでしょ。じゃあ、今度は、私をイカせて」
女は、そう言って、また、立ち上がった。
僕の、おちんちん、は、射精後も、勃起していた。
女は、また、さっきのように、僕の、おちんちん、を、股に挟んだ。
そして、腰を前後に揺すり出した。
前後に揺することによって、クリトリスが刺激されるのだろう。
女は、ハアハア、と、だんだん、息が荒くなっていった。
女は、僕を抱きしめたり、首筋にキスしたりした。
女の興奮は、どんどん、激しくなっていき、自分で、自分の乳房を揉み出した。
腰を前後に揺する速さも、どんどん速くなっていった。
「ああー。イクー」
一際、甲高い声で叫んで、女は全身を痙攣させた。
イったのだろう。
男のオルガズムは、射精という、はっきりした形でわかるが、女のオルガズムは、見た目では、わからない。
・・・・・・・・・
しばし、時間が経った。
僕は、もう、誰も来ないことを祈った。
しかし、20分くらいして、二人の女子高生が入ってきた。
一人は、女にしては、身長170cmくらいありそうな背の高い子と、もう一人は、身長160cmくらいの子だった。
丸裸で、猿轡されて、後ろ手に縛られている僕を見ると、一瞬、「うわっ」と声を上げた。
しかし、ミミの書いた張り紙を読み、僕の後ろ手の縄尻が、フックに結びつけられて動けないのを、確認すると、二人は、ニヤリと笑った。
「ねえ。京子。これ、どういうことかしら?」
身長160cmの方の子が言った。
「順子。これは、SМプレイよ。誰か、この人と親しいSМパートナーがいるんでしょ。この人の女王様が。その人が縛ったのよ。マゾは、女王様のどんな意地悪にも耐えなきゃならないし、虐められることに、マゾ男は、喜びを感じるのよ」
もう一人の身長170cmくらいの子が言った。
「ふーん。そうなの」
「そういうものよ」
おたがい、名前を呼び合ったことで、身長170cmの子が、京子という名前で、身長160cmくらいの子が、順子、という名前であることを、僕は知った。
二人は、カバンから、タバコを取り出した。
そして、ライターで火をつけて、タバコを吸った。
二人は、大小便のために、トイレに入ったのではなく、タバコを吸うために入ったのだ。
ファッションモールの中にも、喫煙所はあるが、高校生では、入れない。
なので、トイレに入ったのだ。
僕はそう確信した。
二人は、タバコを吸って、フー、と、気持ちよさそうに、タバコを吹き出した。
彼女らの視線は、必然的に僕の、勃起した、マラに向いている。
二人のうち、京子が、ライターを再び取り出した。
そして、シュバ、っと、ライターの火をつけた。
そして、ライターの先を、僕の天狗の鼻のように、そそりたった、おちんちん、の下にかざした。
「ブモ―」
僕は声にならない悲鳴をあげた。
「やめなさいよ。京子。そんなことしちゃ。可哀想じゃない」
順子が言った。
「いいのよ。マゾの男は、こういうふうに、虐められることに喜びを感じるのよ」
京子が、言った。
京子は、意地悪そうな、笑みを浮かべて、僕の、おちんちん、や、金玉、の下にライターをかざして、炙った。
「ブモ―」
僕は声にならない悲鳴を上げながら、何とか、ライターの火から、逃げようと、つま先立ちになって、体をくねらせて、ライターの攻撃から、避けようとした。
しかし、僕は、後ろ手に縛られて、その縄尻を、トイレの中にある、服やカバンなどを、吊るすフックに結びつけられているので、身動きがとれない。
僕が、ライターの攻撃から、避けようと、必死になっても、彼女は、すぐに、ライターを逃げた僕の、おちんちん、や、金玉の下に、移動させるだけである。
無駄な抵抗である。
そうは分かっていても、僕は、つま先立ちで、体をくねらせて、必死で、逃げるしかない。
京子は、僕を虐める面白さ、を感じ出したらしく、ふふふ、と、笑いながら、僕の性器を火で炙った。
「ふふふ。順子。あなたも、この人を虐めてごらんなさいよ。面白いわよ」
もう、京子は、僕を虐めることに、何の抵抗も感じない、といった感じで、順子にも、僕を虐めることを、促した。
「どうすればいいの?」
順子は、京子に聞いた。
「この人は身動きがとれないでしょ。だから、つねったり、くすぐったり、たたいたり、何をしてもいいのよ」
京子が言った。
「いいの。そんなことして?」
順子は、まだ、踏み切れていない、という感じだった。
「いいのよ。見てなさい」
そう言って、京子は、ライターの火を消して、ライターをポケットに入れた。
そして立ち上がった。
そして、彼女は、裸で後ろ手に縛られている、僕の体を、コチョコチョ、とくすぐった。
「ブモー」
僕は、くすぐったさ、に、言葉にならない、悲鳴を上げて、体をくねらせた。
しかし、僕は、後ろ手に縛られて、その縄尻を、トイレの中にある、フックに結びつけられているので、逃げようがない。
「こうやって、虐めるのよ」
京子は、あたかも、手本を示したかのごとく、得意になっている。
「ふふふ。何だか、面白そうね。じゃあ、私もちょっと、やってみるわ」
順子が僕を虐めることに興味を示し出した。
そうよ、やってご覧なさい、と言って、京子は、脇にどいた。
それと入れ替わるように、順子が、僕の正面に立った。
彼女は、しばし、丸裸の僕を眺めていた。
彼女は、服をちゃんと着ているのに、僕は、丸裸である。
じろじろ観察するような、彼女の目に、僕は、恥ずかしさを感じた。
と、同時に、優しそうで真面目そうな彼女に、こんな、みじめな姿を見られることに、被虐の感情が起こってきた。
彼女は、そっと手を伸ばして、僕の胸に手を触れた。
彼女の手の指は、僕の胸の上を這った。
そして、彼女の指が、僕の乳首に触れると、彼女は、小さな僕の乳首を、いじり出した。
指で、コロコロさせてみたり、つまんでみたり、引っ張ってみたり、と、男が女の胸や乳首を愛撫するのと、同じことをした。
彼女の愛撫の仕方は巧みだった。
彼女に弄ばれているうちに、僕は、だんだん気持ちよくなってきて、僕の乳首は勃起してきた。
すると。
「うわー。乳首が大きくなってきたわ」
順子が、大発見をしたように、ことさら大きな声で言った。
「あなた。知らないの。男の乳首も、愛撫していると、興奮してきて、勃起するのよ」
京子は、垢ぬけていて、そういう事に関しては詳しいらしく、自慢げに、説明した。
「ふーん。そうなの。知らなかったわ」
順子は目を丸くして言った。
順子は、僕の右の乳首を勃起させると、次は、左の乳首に、指を移した。
彼女は、僕の右の乳首同様、左の乳首をいじり出した。
指で、コロコロさせてみたり、つまんでみたり、引っ張ってみたり、した。
彼女の巧みな愛撫に、僕は興奮し、僕の左の乳首も勃起してきた。
「ふふふ。やっぱりそうなのね。左の乳首も勃起してきたわ」
彼女は、勝ち誇ったように言った。
「次は何をしようかしら?」
順子は、もう、身動きがとれない僕を弄ぶことを面白がるようになっていた。
「全身を、コチョコチョと、くすぐってみたらどう?」
垢抜けた、京子が、そんな提案をした。
「わかったわ」
そう言って、順子は、僕の脇腹、や、首筋、など、感覚が敏感な所を、コチョコチョ、とくすぐった。
「ブモ―」
僕は、くすぐったさ、に、耐えられず、悲鳴にならない声を上げた。
僕は、くすぐったさ、に耐えられなくなり、激しく首を振り、体をくねらせて、順子のくすぐり責めから、逃げようとした。
しかし、もう、順子は、僕を虐めることを楽しむことに、全く抵抗を感じなくなっているので、くすぐり責めをやめようとしない。
「順子。そういうふうに、コチョコチョ、くすぐるのもいいけれど、こういうふうにやると、もっと、くすぐったくさせることが出来るわよ」
そう言って、京子は、両手の薬指の先を、触れるか、触れないか、の、ほんの、わずかな接触で、僕の両脇腹に、つけた。
そして、ゆっくり、スー、っと、指先を降ろしていった。
「ブモ―」
僕は、くすぐったさ、に、耐えられず、悲鳴にならない声を上げた。
耐えられない、くすぐったさ、に、僕は、発狂しそうになった。
僕は、激しく抵抗して、逃げようと、体をくねらせたが、京子は、心得たもので、両側の脇腹を、なぞられているので、逃げようがなかった。
僕は、足をモジモジさせて、首を激しく振って、耐えるしかなかった。
「ほら。どう。こういう、触れるか触れないかの、フェザータッチの方が、より耐えられない、くすぐったさ、を与えることが出来るのよ」
垢抜けた、京子が順子に説明した。
さあ、あなたもやってみなさい、と言って、京子は、脇にどいた。
「なるほど」
京子と入れ替わるように、順子が僕の正面に立った。
順子は、恥ずかしさに顔をそらしている僕の目を見ると、ニコッと笑顔になった。
そして、京子がやったように、僕の、両脇に、人差し指を一本だけ、触れるか触れないかの、フェザータッチで、くっつけた。
そして、触れるか触れないか、の、フェザータッチで、僕の両脇を、ツー、となぞっていった。
耐えられない、もどかしさ、くすぐったさ、に、僕は、激しく首を左右に振り、足をモジつかせた。
しかし、両側から、なぞられているので、逃げようがない。
「ふふふ。面白くなっちゃったわ。京子。こういうふうに、マゾ男を虐めるのって。私って、サドなのかしら?」
おとなしそうな順子は、もうサドの喜びに目覚めて、僕を虐めることを、完全に楽しんでいた。
「ふふふ。じゃあ、私は下半身を責めるわ」
そう言って、京子は、膝を曲げて、屈み込んだ。
そして、僕の、露出した太腿を両手の人差し指で、太腿の両側から、軽くタッチして、ツー、と、フェザータッチの、もどかしい、くすぐり責め、をした。
僕が、足をモジモジさせようとすると、京子は、
「こら。足を動かしちゃダメよ。もっと、くすぐりやすいように、足を30cmくらいの幅に開きなさい」
と、僕の太腿をピシャリと叩いた。
仕方なく、僕は、京子に、言われたように、足を30cmくらいの幅に開いた。
身動きのとれない、丸裸で縛られた、僕に、二人の美しい女子高生が、耐えられない、くすぐり責めをしている。
彼女たちはセーラー服を着ているのに、僕は、一糸まとわぬ丸裸である。
年下の、可愛い女子高生二人に、丸裸を見られ、命令され、耐えられない、苦しい、フェザータッチの、くすぐり責めを受けているうちに、僕の心に根を張っている被虐心が、メラメラと燃え盛り出した。
(もっと見て。もっと虐めて)
猿ぐつわを、されているので、声を出すことは、出来なかったが、僕は心の中で、そう叫んでいた。
順子は、笑いながら、爪を立てて、フェザータッチで、僕の脇腹、や、胸、腹、首筋、などを、スーとなぞっている。
そして、乳首をつまんだり、指先で、転がしたりした。
京子も、爪を立てて、フェザータッチで、僕の太腿、や、鼠径部、尻、などを、スーとなぞった。
京子は、座っているので、僕の、おちんちん、は、京子の目の前にある。
京子は、それを、笑って、まじまじと見ながら、僕の、太腿、や、鼠径部、尻、などを、スーとなぞった。
丸裸を、年下の二人の女子高生に見られているということ、そして、弄ばれている、ということに、被虐の快感が、たまらなく高じて、僕は、猿轡された口の中に入れられた、布切れ、を噛みしめながら、
(もっと虐めて。うんと虐めて)
と、叫んだ。
僕の、おちんちん、は、天狗の鼻のように、激しく、そそり立った。
「すごーい。おちんちん、が、勃起し出したわよ。やっぱりマゾの人って、虐められると感じるのね」
僕の下腹部を、爪を立てて、スー、と、なぞっていた京子が、ことさら、驚いたように、大げさに言った。
「本当だわー。私、男の人の勃起、ナマで見るの初めてだわ。凄いのねー」
僕の乳首を、弄んでいた、順子も、笑いながら言った。
「さあ。気持ちよくしてあげるから、足を開いているのよ」
そう言って、京子は、僕の尻の肉を、ピシャリと叩いた。
京子は、左手で、僕の尻の肉、や、尻の割れ目、や、太腿の付け根、などを、爪を立てて、スーとなぞりながら、右手で、僕の勃起した、おちんちん、を、握ると、ゆっくりと、前後に、しごき出した。
(ああっ)
僕は、丸裸を、女の子二人に、見られ、虐められている被虐の快感と、フェザータッチの、遣り切れない、快感が、どんどん高じていき、
(もっと虐めて。うんと虐めて)
と、心の中で叫んだ。
僕は、
(ああ。女の子に虐められるのって、何て気持ちいいんだろう)
という被虐の精神的快感と、二人のフェザータッチの、肉体的快感に、酔い痴れていた。
「ふふふ。マゾ男を虐めるのも、結構、楽しいわね」
と、京子が言い、
「そうね。おとなしいМ男クンって、女の子みたいね」
と、順子が相槌を打った。
二人が何か言う度に、フェザータッチの、肉体的快感に、ああ、自分は、今、女の子に虐められているんだ、という被虐の実感が加わり、僕は、どんどん、興奮していった。
そして、ついに、
(あっ。出るー)
僕は射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
「あっ。出るわよ」
京子が言った。
「これは何の音なの?」
無垢な順子が聞いた。
「これは、がまん汁、とか、先走り液、とか、言って、射精前に、カウパー腺という所から分泌される液よ」
垢抜けた京子が説明した。
京子は、そう言って、おちんちん、をしごく度合いを速めた。
「さあ。このМ男クンに射精させてあげましょう。順子。あなたも、愛撫の度合いを激しくするのよ」
京子が僕の、おちんちん、をしごきながら、順子に言った。
「わかったわ」
そう言って、順子は、僕の胸を、女の子の胸を揉むように、両手をピタリと胸につけて、激しく揉んだ。
僕は、二人の、意地悪な男に犯されている、女の子になったような、気分になった。
(ああー。出るー)
そう叫ぶと同時に、溜まりに溜まっていた、精液が、勢いよく放出された。
精液は、放射状に、2mくらい、勢いよく飛んだ。
「わー。すごい。男の人の射精、って、初めてみたわ。でも、こんなに勢いよく放出されるなんて・・・・」
ウブな順子が言った。
「ふふふ。よっぽど、私たちの、愛撫が気持ちよかったんでしょ」
垢抜けた京子が言った。
「さあ。順子。アソビは、これくらいにして、いつものを、始めましょう」
「ええ」
そう言って、二人は、僕から離れた。
今まで、散々、僕を虐めていた、彼女らの感心が、あっさりと、僕から離れていくのを僕は感じとった。
二人には、もう、僕のことなど、路傍の石という感じで、眼中にないような感じだった。
京子の、「アソビは、これくらいにして、いつものを、始めましょう」の発言に僕は、ある予感を感じとった。
初めは、彼女らは、高校生だから、タバコを喫煙所でも、吸えないため、タバコを吸うために、二人で、トイレに入ったのだと、てっきり思っていた。
しかし、京子の、「アソビ」という言葉から、彼女ら二人が、僕を虐めたのは、軽い気持ちの、戯れであり、「いつものを始めましょう」という言葉と、彼女らの態度が急に真面目になったことから、彼女らが、二人で、トイレに入った理由を、タバコを吸うためとは、別の目的である、ことを、僕は直感した。
僕の直感は当たった。
「さあ。順子。いつものを、始めましょう」
「ええ」
二人の態度が急に真面目になった。
二人の顔は急に真顔になった。
二人は、鼻先が触れ合わんほどに近づいた。
「順子」
「京子」
二人は、お互いの名前を、呼び合った。
二人の目は、トロンとしていた。
二人は、お互いの体を、抱きしめ合った。
そして、お互いの、唇を重ね合った。
しばしの間、二人の咽喉が、ヒクヒク動いていた。
ディープキスで、二人は、お互いの、唾液を吸い合っているのだろう。
言うまでもなく、二人は、レズの関係なのだ。
しばし、二人は、一心に、ディープキスをしていたが、二人は、顔を離した。
「順子。服を脱ぎましょ」
「ええ」
そう言って、二人は、制服を脱ぎ出した。
シャツを脱ぎ、スカートを降ろした。
そして、ブラジャーを外し、パンティー、も、脱いだ。
これで、二人は、一糸まとわぬ丸裸になった。
そして、二人は、また、抱き合った。
お互いの、乳房を擦り合わせたり、乳首を触れ合わせたりした。
二人は、だんたん、興奮していき、
「ああー。いいー」
と、喘ぎ声を出すようになった。
そして、二人は、お互いの手を、相手のマンコに当てた。
そして、二人は、キスしながら相手の恥肉を揉み出した。
だんだん、二人は興奮し出して、「ああっ。いいわっ」、と喘ぎ声を出すようになった。
二人は、相手のマンコに指を入れて、動かし出した。
クチャクチャ、と、愛液の音がし出した。
「ああっ。気持ちいいっ」
順子が言った。
「私もよ」
京子が言った。
「いつもは、二人きりだけど、こうやって、男の人に見られながら、やると興奮が倍増するわね」
「そうね。見られていると、興奮するわ。私たちの、愛の行為を、うんと見せつけましょう」
そう言って、二人は、激しく愛撫し合った。
彼女らは、僕の方に近づいてきた。
僕は、興奮して、おちんちん、は、勃起していた。
「男なんて、不潔で、男に触られるのなんて、嫌だけど、こういう、抵抗できない、生きた人形なら、いいわ」
そう言って、京子は、裸の体を僕に、なすりつけてきた。
おっぱい、を僕の胸に擦りつけ、おちんちん、を、股間に挟んで、腰を動かして、素股をした。
「ああっ。いいわっ。気持ちいい。指やバイブレーターなんかより、本当の男の物の方が気持ちいいわっ」
京子が悶えながら言った。
「ああー。いくー」
そう叫んで、京子は、オルガズムに達した。
京子は、しばし、ハアハアと肩で荒い息をしていた。
しかし、それも、だんだん、おさまっていった。
「あなたもやってみなさい。気持ちいいわよ」
と京子が順子に勧めた。
京子に言われて、今度は、順子が、裸の体を僕に、なすりつけてきた。
おっぱい、を僕の胸に擦りつけ、おちんちん、を、股間に挟んで、腰を動かして、素股をした。
「ああっ。いいわっ。気持ちいい」
順子も、激しく悶えながら、言った。
「ああー。いくー」
そう叫んで、順子は、オルガズムに達した。
「今日は気持ちよかったわね」
「そうね」
二人は、顔を見合わせて言った。
そして、二人は、パンティーを履き、ブラジャーを着け、制服を着た。
「ありがとう。М男クン。気持ちよかったわ」
そう言って、女子高生、二人は、去って行った。
あとには、女子トイレの中に、僕だけが残された。
ミミ、が、入って来た。
「どう。哲也さん。何かあった?」
ミミ、が笑いながら聞いた。
あったも、なにもない。
しかし、僕は、猿ぐつわを、されているので、何も喋れない。
僕は、後ろ手に縛られて、その縄尻を、トイレのフックに結びつけられていたので、動けず、立ちっぱなし、だったが、ミミは、縄尻をフックから、解いてくれた。
ミミは、裸の僕の体に、コートをかけた。
そして、ミミは、トイレを出て、周りに人がいないことを、確かめた。
そして、ミミは、僕をトイレから、連れ出した。
ミミは、僕を連れて、ファッションモール、を出て、駐車場に連れて行った。
そこには、僕を、ファッションモールに、連れて来た、僕の車があった。
ミミは、助手席のドアを開け、僕を乗せた。
そして、ミミは、運転席に乗った。
そして、彼女は、車のエンジンを駆け、車を出した。
しばし街中を走って、車は、ミミたち、が、住んでいる、アパートに着いた。
「さあ。哲也さん。降りなさい」
ミミに言われて、僕は、車から降りた。
そして、ミミに連れられて、アパートに入った。
春奈、と、ママ、が出てきた。
「やあ。ミミ。お帰り」
ミミは、楽しそうに、僕に、はおわせていた、コートを取り去った。
僕は、丸裸で、後ろ手に縛られている。
ミミは、僕の猿ぐつわ、をとり、口の中の、布切れ、を取り出した。
これで僕は、喋れるようになった。
「ふふふ。哲也さん。どうだった?」
ミミが、意地悪っぽい口調で聞いた。
「ひどい目に会いました。3人、いや、4人、の女の人に、弄ばれました」
僕は涙口調で言った。
「それで、どんな気持ちだった?」
ミミが僕を床に倒し、僕の顔を、足で、グリグリ踏みながら聞いた。
「本当の事を言いなさい」
春奈も、僕の顔を、足で、グリグリ踏んだ。
ママも、僕を踏んだ。
丸裸で後ろ手に縛られて、三人の女に踏まれているうちに、被虐の快感が、僕の心の中に芽生えだした。
僕は、トイレで、女たちに、されたことを思い出した。
僕は確かに、あの時、被虐の快感を、感じていた。
「・・・・つ、つらかったけれど、気持ちよかったです」
僕は本心を言った。
「もう、私たちとなんかと、会いたくない?」
ミミは、僕の後ろ手に縛られている縄を解きながら聞いた。
「・・・・い、いえ。会いたいです」
「どうして?」
「僕は、あなた達に虐められたいからです」
「ふふふ。哲也さん、って本当にマゾなのね」
ママが、意地悪な目で僕を見て言った。
「はい。哲也さん」
そう言って、ママは、僕に、服を返してくれた。
僕は、パンツを履き、ランニングシャツを着た。
そして、ズボンを履いて、シャツを着た。
僕は、彼女たちのアパートを出た。
「じゃあ、また、来て下さい。次回も、たっぷり虐めてあげるわ」
ミミが、意地悪そうな口調で言った。
こうして、僕は、被虐の願望がつのって、耐えられなくなると、メンズエステ店、「フィーリング」に、行くようになった。



令和3年8月30日(月)擱筆

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