ブログ版 清見糺の短歌鑑賞 13 生きることの意味
鎌倉なぎさの会
95 生きることの意味つきつめて考えるミミズの貌が浮かべられない
「かりん」96年11月号
三句切れか、切れ目無しの歌か、少し迷うところである。三句切れと考えるとミミズとの繋がりが分かりにくいので、おそらく切れ目がない歌なのだろう。生きることの意味をつきつめて考えているミミズの貌を思い浮かべることができないということは、そういうことをミミズは考えていないと作者は判断しているのだろう。
人を喰ったような内容の歌だが、一、二句目に句割れ・句またがりを使用してわざとごつごつした感じを出している。作者は生きることの意味をつきつめて考え、倦んでいるということなのだろう。(鹿取)
鎌倉なぎさの会
95 生きることの意味つきつめて考えるミミズの貌が浮かべられない
「かりん」96年11月号
三句切れか、切れ目無しの歌か、少し迷うところである。三句切れと考えるとミミズとの繋がりが分かりにくいので、おそらく切れ目がない歌なのだろう。生きることの意味をつきつめて考えているミミズの貌を思い浮かべることができないということは、そういうことをミミズは考えていないと作者は判断しているのだろう。
人を喰ったような内容の歌だが、一、二句目に句割れ・句またがりを使用してわざとごつごつした感じを出している。作者は生きることの意味をつきつめて考え、倦んでいるということなのだろう。(鹿取)
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