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アメリカン ギャングスター

2008-02-17 15:41:46 | 映画・本・展覧会など



アメリカン ギャングスター
実話です。お勧めです(/^-^)/

主演 デンゼル・ワシントン ラッセル・クロウ 
監督 リドリー・スコット
時代 1960代年後半~1970年代

ニューヨークの黒人ギャングのボスが亡くなり、その運転手をしていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)が跡を継ぐというより、独自に仕切りはじめます。
当時ベトナム戦争の真っ只中、彼が始めたのは、軍用機で東南アジアから純度の高い麻薬を密輸することでした。
純度の高い麻薬が驚くほど安く手に入る。
それを、ブルーマジックというブランドで安く売る。
彼は、地味なビジネスマン風の背広を着て、疑われることの無いように、目立たず堅実な暮らしを装います。
家族を大切にし、回りを身内で固め、ハーレムの人々には信頼される人間を演じます。
しかし、ビジネスのためには、警官との取引もあり、冷酷非道なところも勿論あります。

もう一人の主演、ラッセル・クロウ(私はこちらも主演にしたい)
不正が嫌いな警察官リッチー・ロバーツ
汚職が蔓延している警察内部にあって、不正をしないリッチーはのけ者扱いです。
そこに、特別に設けられた麻薬捜査班のリーダーの任を与えられます。
リッチーは徐々にフランクを追い詰めて逮捕する。
しかしリッチーの凄さは、フランクとその一味だけに終わらせず、
いままで、フランクの麻薬取引で得た金を、不当に搾取していた、汚職警官を数十人逮捕に至らしめたことです。
それには勿論、フランクとの司法取引もありました。
フランクは70年の刑になります。

リッチーは警官を辞め、夜学で勉強して司法試験に合格し、弁護士となります。
弁護士となった初仕事はフランクからの依頼です。
フランクの自供で、汚職警官が逮捕されたということから、15年に減刑させます。

映画が終わり、最後の字幕が終わって帰ろうと思った時、画面から銃声がしました。
フランクが私達に向かって撃った一発です。
だから、明るくなるまで帰らないで下さい。

これが事実だったというのが驚きです。
戦争や、麻薬、それから利益を得る人、かすめとる人、死んでいく人。
勇気を持って立ち向かう人。
アメリカの恥部を見た思いもします。
最後は正義が勝ってほしい。
最後にフランクの撃った一発は何を物語っているのでしょうか。
私には、それでも変わらないと言っているようにみえました。