どぶりのはっぱ。

どかみんが日々体験したり、感じたこと、愚痴、趣味の話などをつらつらと思うままに綴った日記。

どかみん、号泣する~の巻(かなり長文)

2009年11月29日 23時20分06秒 | Weblog
土曜のこと。

最近、ますます農夫と化しているキングと、どかみん母の畑で白菜やほうれん草、
カブやピーマンなどを収穫し、真ん中の妹や実家へ届けに行きました。

どかみん母は、酸素治療のおかげか、体重も元に戻りつつあり、ずいぶん元気になりました。
しかし、やはり疲れてくると息切れを起こしたりして、
畑仕事も家事もなかなか思うようには出来ず、心配な面もあります。

が、昨日の母は結構元気で、野菜を届けに行ったのに、
近所でもらった野菜のおすそわけをしてくれたりしました。

その夜、9時少し前になり用を思い出し、母に電話した時のことです。
はじめ、家電に電話したのですが、何度コールしても出ません。
どかみん実家は、商売をしていますので、10コールしても出ないなんて普通ではありえません。

おかしいな・・・と、思いつつもう一度電話。
けど、やっぱり誰も出ません。
今度は父の携帯へ電話してみました。
が、数コールの後「接続できません」などと出ます。
いよいよおかしい・・・と、同居している妹の携帯へも電話してみましたが
やはり応答がありません。

様子を見ながら30分の間に、何度も電話してみましたが、やはり誰も出ません。

もしや・・・母に何かあったのかも・・・!
いや、昨年、背骨の骨折をした同居の妹が、また体調を崩したのかもしれない!

不安になって実家の近くに住むすぐ下の妹へ電話してみたところ、

「2、30分前に電話で話したよ~なんか疲れた声してた。
うちの子供と話してたけど、すぐに切っちゃった」

とのこと。
なんだか余計に不安にあおられる私。

「見に行くか」

キングがそう言ってくれたので、実家へ見に行くことに。

「もしかして、病院ってこともあるかもしれないから、一応市民病院へ寄ってみよう」

キングの提案で、うちからすぐの母が通う市民病院へまず寄ってみました。
が、駐車場に父の車らしき影はなく、時間外外来にも父母の姿はありません。

その間にも電話をかけ続けていましたが、まったく誰も出ません。

父母と妹3人で、こんな夜遅くでかける事はまずありえません。

母と妹が体調を崩したか、あるいは祖母か、近所の知人に何かあったのかも・・・!

どかみんと残業キングは、実家へと急ぎました。

時期的に、昨年のキング母が倒れた時の事が思い出されます。
緊張と不安で口がカラカラになりながら実家へ辿り着いた私。

実家の店のシャッターは、閉められていました。
店が閉められていると、他に入り口がないので、家に入る方法がありません。

どかみんは、狭い家と家の隙間へ入り、居間のある窓を目指しました。
うちの1階は意外に高く出来ていて、窓から中をのぞくなんて事はできません。
かろうじて手の届く窓の網戸を開け、ガラス窓を叩きました。

このとき、私はかなり動転していて、声をかけるなんて頭はありません。
すると、家の中から
「うわっ!?」と、妹の驚いた叫び声がしました。

とたん、「ああ、妹は無事だったんだ」と思い、
次に妹が助けを求めて2階へ駆け上がる足音に「やばい」と思いました。
このままでは、変質者か犯罪者に間違われるかも!
慌てて、自分の名前を叫びましたが、妹には届きません。
私だと知らせようと、もう一度携帯から電話してみましたが、
やはり家の電話は鳴りませんでした。
なんで・・・?

とはいえ、2階へ上がったという事は、父母は最悪な状態じゃないはず。
ようやく、私の頭は冷静さを取り戻してきました。

妹が2階へ上がってすぐ、父母がどやどやと下りて来ました。

「誰だ?」
父の不機嫌な声に、「私!私!どかみん!どかみん!」と叫びました。
「なんだぁ?どかみんか?」窓を開けて私を見下ろし、父母はびっくり。

私はというと、二人の姿を見て、緊張の糸が切れてしまい号泣

いやあ・・・そこからの話は、本当に笑い話で・・・
いつも家電は、父の携帯へ転送されるようになっていました。
それが、その夜は転送の解除を忘れ、しかも肝心の携帯も電源をオフにしていたもよう。
そして、妹の携帯は自分の部屋で充電中
そりゃあ、誰も電話にでないよね・・・

さらに、もう一人の妹の子供との電話を早く切った理由というのが、
単に子供が一方的に喋って、一方的に切ったらしく・・・

昨夜は、ほっと一安心して帰宅しましたが、今日になってみれば恥ずかしく・・・

まあ、3人が無事で良かった・・・
しかし、我が家の危機管理をちゃんとしておかねばと改めて感じた1日でした。