今日、稲垣吾郎主演の映画「窓辺にて」を観てきた。約2時間の映画で、出演者は少なく、華やかさはなく、全く地味な映画だ。ストーリーも比較的単純で、変化には乏しい。でも、ひとりひとりの俳優がしっかりと演技していて、人の心理について、良く描かれており、見ごたえのあるものでした。
ストーリーについて話してしまうと、これから観られる人に、余計なおせっかいになるので、ここで詳しく語ることは避けようと思う。ただ一言、稲垣吾郎が扮するフリーライターの妻が浮気し、そのことを知ったるりーライターが浮気の事実を知っても、怒りなどの感情が沸き上がって来ないことに戸惑い、苦悩し、自分の気持ちが分からずに、苦悩する姿が見事に描かれているように思う。
是非、一見の価値がある作品だと思う。