やはりこれだけは言っておかないといけない。安保法案には反対だ。安倍さんは色々なことをしてきたが、これが何といっても煮ても焼いても食えない代物だ。日本人の命を守るとか言っておきながら、アメリカ合衆国がやっている戦争には参加したいという。第二次世界大戦後、内戦で戦争状態に陥っていた、あるいは陥っている国はかなりたくさんある。しかし、他国にまで出向いて行って、戦争をやっているのはアメリカ合衆国が一番合衆国がないだろうか。それは国民を守るというよりも、むしろ大企業の利権を守るためとしか考えられない。そして、何万人もの戦死者を出している。アメリカ合衆国にしてみれば、色々理屈はあるだろう。しかし、理屈はなんとでも付くのがこの世の中、結果的に戦争の当事者、それも仕掛け人的な働きをしているのがアメリカ合衆国だという事実は曲げられない。
安倍さんは、戦争に巻き込まれることはないと明言しているが、戦争に積極的に参加し、アメリカと歩調を合わせるということは、海外に多くの敵を抱えることになることは火を見るよりも明らかなことではないのか?これは、明らかに、憲法の主旨に反している。国際平和に積極的に貢献していきたいというのであれば、内紛の仲裁にもっと力を注ぐべきであろうし、内紛の元となっている利権を公平に分配する仕組みを作り上げていくことに最も力を注ぐべきだろう。また、無知が独裁政治を生み出す要因になっているので、貧困な国の教育を充実することに力を注ぐべきだろう。いずれにせよ、力をもって解決しよとすれば、それは人々に恨みを生み、必ずや報復という反撃が待ち受け、負の連鎖は永遠に終わることがない。その真っ只中に、日本を置こうとしているのが安倍さんなのだ。いったい何のため?いったい誰のため?少なくても、国民全体のためではないような気がする。
秘密保護法なるものを成立させた今の政府は、そのうち、こんな発言する人を野放しにしておくとは思えない。それこそ、第二次世界大戦前の日本の暗黒政治が再現されてしまうのではないかと不安でならない。