DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

子育てゲームの後に!

2016-09-28 06:26:40 | 雑感

 今週末、長男が結婚する。これで、子育てゲームが一旦終了する。ゲームというと、大抵はリセットし、新たにスタートをすることができるものだが、子育てゲームだけは、一旦始めてしまったら、途中でリセットすることができないとても厄介なゲームなのだ。途中で色々失敗があっても、それを受け入れながら、続けて行かなくてはならないという実に苦しい。とにもかくにも、息子を嫁さんに引き渡すことで、一旦私の手からは離れる。受け取る側の嫁さんにとってそれがどんな意味を持つのか、そこまで考えたら、それこそ限がない。とにかくここで一旦幕としよう!

 子育てゲームの後、何をしよう?普通ならば、すっきり気持ちが晴れて、新たな気持ちで旅行したり、何かに取り組み始めたりするのだろうが、今の私には、そこまで考えることができない。子育てゲームが終わらないうちに、既に次のゲームが始まっている。これは、始めようとして始めたゲームではないが、とにかくゲームはスタートしてしまっているのだ。これも、リセットは許されない、妻を介護するという「ゲーム」なのだ。まあ、とにかくこれも私に与えられたものなのだから、やるしかない。そうしないことには、息子たちが始めたゲームに影響を与えてしまうだろう。それは、なるべく避けたいと思う!まあ、ぼちぼち、気を永く持って、続けていこう!

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3.5センチは、大きな違いだった

2016-09-26 23:17:27 | 雑感

 妻の体力は徐々に弱って、シャワーチェアから立ち上がれなくなったり、トイレから立ち上がれなくなったりし、生活に大きな支障を来たすようになってきた。「立てない。立ち上がらせて!」と言われ、立ち上がりの介助を求められることが多くなった。椅子がもう少し高ければ、何とか自力で立ち上がれるかもしれないとの思いから、座面の高さを少し上げることにした。

 シャワートイレは、厚さ2センチの発砲スチロール板を2枚重ね合わせ、4センチ高くすることができた。しかし、4センチ上げてしまうと、今までとのギャップが大きすぎると考え、高さ調整機能を使い、1センチ縮め、3センチ上げることにした。結果としてはこれがかなり効果があったようで、一人で立ち上がることができるようになった。体力の消耗も少なくて済むような気がした。

 次に、少し加工の面倒なトイレに取り掛かった。はじめ、シャワーチェアと同じように4センチで考えたが、シャワートイレの取り付けボルトが短く、4センチ上げてしまうとボルトで締めることができないことが判明。上げることができるのは3.5センチと分かり、急遽、発砲スチロールの板の厚みを削って3.5センチが上げた。トイレの座面を高くしてからは、用を足した後に、自力で立ち上がり、水を流し、手洗いも済ませることができるようになった。普通の人にとっては3.5センチの高さの違い、小さいものだが、妻にとってはこれが大きな違いなのだとつくづく思う。

 何しろ、立っていられる時間が1、2秒あるかないかで、すぐに何かにつかまらないと立っていられない。立ち上がるために体力を使い果たしてしまうと、その後の動作が全くできない。ウルトラマンは胸のランプが点滅し始めると、活動できる時間が残り少なく、宇宙へ帰らなくてはならないのだが、妻も、一時に消費できる体力に限界があり、その時間内に動作を終えねば、全く動けなくなってしまうのだ。

 今回は、座面を上げることで、再び自力で立ち上がれるようになったが、これも一時的に先延ばしにしたに過ぎないことは分かっている。何れは、立ち上がることもできなくなるだろうし、自分で食べ物を口に運ぶこともできなくなることだろう。ただ、多少、工夫することで、少しだけ自力でできる時間を延ばすことができれば、それはそれで、良いことなのだろうと思う。

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意外に便利なスチロールカッター

2016-09-26 00:09:55 | 雑感

 ネットで探して発砲スチロールをカットするカッターを購入した。仕組みは簡単、ニクロム線に電気を通して発熱させてカットするというもの。これまで加工しようとしても、ぽろぽろと崩れて、綺麗な形を作る事はできなかったが、このカッターで切ると、切り口が滑らかにとても簡単に発泡スチロールをカットできるという代物。

 私はこれを使って、発泡スチロールで浴室のシャワーチェアの座面を高くした。また、今日はトイレの座面も上げてみた。これは少し面倒だった。引越しのたびにシャワトレを付け替えていたので、トイレをいじるのはショッチュウだったのだが、仕事をやめて引越ししなくなって大分立つので、思い出しながら、シャワートイレを外し、発泡スチロールを便器とシャワトレの間に挿入し、座面をアップしたのだ。

 発泡スチロールでも、強度的にはなんとかなりそうなのだが、汚れ対策はまだしていない。シャワトレはどうしても汚れが撥ねやすいので、これは欠かせない。まあ、今回は応急的な措置として上げただけなので、汚れ対策も講じ、綺麗に作るようにしようと思う。

 

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トイレの座面をアップしよう!

2016-09-25 04:35:59 | 雑感

 妻の体力がどんどん衰えてきて、座っているところから立ち上がるのが大変になって、立ち上がれないことがたびたびあるようになった。これまでにも、ソファーから立ち上がれなかったときには、ソファーの足の下に台を入れ、嵩上げしたところ、比較的楽になった経緯がある、また、フロの椅子から立ち上がれないようになり、シャワーチェアを購入し、私用するようになった。しかし、病状は進むもので、シャワーチェアが調節できる限界の高さまで上げても、立ち上がることができなくなった。

 前回のケアマネとの相談で、ケアマネは、高さを上げれば楽になるから、発泡スチロールでも座面の下に入れ、高くするように、ケアマネは主張してきた。私は、発砲スチロールは、加工がしやすいように見えて、ナイフやオレハでは切り口がザクザクになってしまい、どう考えても、加工して座面を上げることは難しいと判断。そんなことをするよりも、新たにシャワーチェアを購入した方が良いと主張、物別れになった。しかし、発砲スチロールを切断する工具というものがあるのをテレビ番組の中で見たことがあり、どうしても気になったので、ネットで検索し、発砲スチロールカッターを購入してみた。発泡スチロールカッターを利用すると、綺麗な切断面で切れることが分かった。しかし、曲がらすにまっすぐ切るのはかなり難しく、練習を要する。それでも、何とか、シャワーチェアの座面を上げることができた。厚さ2センチの発砲スチロールの板を2枚しようし、一枚には元々チェアの骨組みと座面を付けていた凹凸をスチロールに再現、座面がずれないように、嵩上げすることがやっとできた。

 妻曰く、「あれほど反対していたので全くやらない積もりかと思っていた。人の提案を素直に聞いてやってみる気持ちがあなたにはない。それがいけない。」と言い出す。私が、ケアマネとの話をしているときに、頭の中で、座面を上げる為にはどういう形状に発泡スチロールを加工する必要があるか、そのときの困難さを考えて、反対していたことなど、妻の頭にはないようだった。ナイフやオレハで簡単に切れるとでも思っていたらしい。妻は、「ありがとう!」とは言ってくれたものの、とどのつまりは、「頑固で人の話を聞かない私が悪い。」ということで、話は落ち着いてしまう。ムカつく!ムカつく!

 今一つ、トイレからの立ち上がり難さも解消する必要がある。というのは、トイレから立ち上がれないことがしばしばあるようになったためである。トイレの座面を上げるためには、座面の下に、何かを入れて、嵩上げすれば良いのだが、トイレの場合は特に掃除をし易くしておくことが欠かせない。特に、シャワトレを使っていると、周りに跳ねた便の汚れを如何に拭きやすくするかが重要だ。さもないと、撥ねた便の汚れが落ちなくなってそれは大変なことになってしまう。発泡スチロールは加工しやすいが、汚れを綺麗に拭き取ることができない。汚れが染み込んでしまうからだ。ただ、汚れを拭き取りやすいように工夫して何とか座面を嵩上げしてみようと思う。上手くできたら、今度は材質を変えてやってみればいいことなのだから・・・・。

 

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勝海舟と坂本竜馬(3)

2016-09-05 06:21:48 | 雑感

 坂本竜馬は大政奉還後に、新政府の構想を作り上げ、それを西郷隆盛や岩倉具具視に納得させ、さらには、暗殺される直前に、はるばる越前福井藩を訪れ、松平春獄に牢獄にいる三岡八郎を釈放するように要求し、三岡に新政府の財政担当者として就任するよう説得し、新政府の財政基盤を整えたことだった。当時、西郷隆盛、桂小五郎などは、幕府を倒すことだけに意識が向き、どういう政府を作るかなどというところまでは全く構想がなかったようだ。ましてや、新政府の財政をどうするかなどは全く頭にはなかったことだろう。

 坂本竜馬は、商人の血が流れており、常に、そういった財政的なものが重要だということが分かっていたからだ。武士では到底考えが及ばないところだったろう。今更ながらに、坂本竜馬の凄さが分かった気がする。

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